2023-04-27 Thu
貯めると消えてゆく。古いし耐震じゃないから火災地震保険料が9万円だってのに更に墓地に生えた強烈な草を根こそぎ取り除くのと石を敷き詰める必要が7万円だってさ。もちろん清掃費のほうが高い。
清掃費だがネットで調べると安値を語ってるところもあるが暴利ではなく相場。ネット上の宣伝だが「墓地」と「墓石」清掃を間違えると危険。どんな隙間からでも生えてくる雑草を取り除くことに比べたら墓石清掃なんて朝飯前。
私が行ってお手上げ状態だったよう根こそぎ取り除く必要があったため割り増しとなり、以後のことを考えて土の部分の全体に石ころを敷き詰める料金込みで約7万円となった。
自宅なら小石を袋で買って自分で敷き詰めるが遠い墓地では無理。自宅の防犯砂利も1袋3000円くらいだが十数坪な狭小住宅の周りにまくだけでも3万円と見積もったため棚上げして雑草は除草剤を撒いて対処してるが、種植えした「ミニひまわり」はなかなか成長しないのに雑草は竹かって言いたくなるほど急速に生えてくる。
5年くらい前だったか墓地の隣がなくなって境界線の壁を作り直すのに14万円もかかってた。新たに永代使用権を得るなら住める小屋くらいなら建ちそうな値段。
清掃費用のとき「広い」って言われてしまったが約6平米、周辺なみんなその大きさだし、今は売られてないがウチの4~5倍の広い墓もある。何年か前に調べたが大きさが6平米で永代使用料は多磨霊園で約617万円(前年度募集の最大7.95平米で700万円台)。
もしかすると広さが若干違うかもしれないが以前に調べたときは2016年段階で541万8000円だった。首都圏マンションの平均価格が1億円を越えたニュースがあったよう墓も値上がってる。
多磨霊園は大正12年ってことだから先祖がそこを買ったときは安かったんだろうし、関東大震災で都落ちした当家であるが当時の東京都って300万人くらいしかいなかったはず。小さい頃に明治生まれの人が渋谷、新宿から西側なんて野っ原だって言ってた記憶があるよう小金井まで行ったら128万平米なんて広大な土地が確保できたわけか。
とにかく埋葬法とかあったり論理と科学信奉者にとっては非論理的な話である。未開から引退する「墓じまい」とやらにも大金がかかる。
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