2023-07-06 Thu
例として3つ・蓋が開いたままでも沸かす電気ポット (圧力も温度も達せず空焚きまで沸かし続ける)
・高周波の警告音 (高齢者になるほど聞こえない)
・バックライトがない液晶 (時計や機器の設定画面が見えづらい)
電気ポットだが蓋を開けて水を足したとたんに沸かしモードに入ってる。水を入れたことで温度が下がるためだが、開閉センサーを付ければ良いだけの話。価格上昇、故障原因が増えるとか言ってる場合じゃなく、こんなの安全対策として必須だから対応するまでは設計欠陥だと言える。
冷蔵庫の扉を閉め忘れるとピーピー鳴りっぱなしになるのだが、これが全く聞こえないようなのだ。石油ファンヒーターも連続運転をさせないため一定の時間で止まるのだが、その警告音が聞こえない。
近所の老人の事では昨年の夏だが暖房にしていたと聞いた。本日は婆ちゃんがエアコンの温度設定を23度なんかにして寒い状態になってたし、婆ちゃんも冷房と暖房を間違える。温度設定は液晶画面だから、ほとんど見えないらしい。
もし視認性が悪く23と28を間違えたとして、私なら前後に動かしてみると違いから判断できると考えるが高齢者にはそうした頭が回らない。操作をしたら一定時間バックライトが点灯させるくらいなこともできない。夜間に寝室とか考えたら何も老人対応だけの話ではない。
落とし穴だが本体というよりリモコンの液晶表示にバックライトがないのも問題。部屋が暗い状態で買ったばかりなエアコンのリモコンなんかだと覚えてないから「どこを押すんだっけ」となった。これが高齢者だと覚えられない。例え高齢者が見えるだけの光量にしても小さい。ありがちな単四電池2本なら何ヶ月も動くし、高齢者のためと考えたら例え電池が一ヶ月しか使えなくてもいい。
儲けることが第一になっていて微々たる効果を上げる程度しか違わない高額商品を多く作ってきたように感じ、「かゆいところに手が届く」製品が作れなくなった。
もう10年、20年前から小さい頃に憧れた日本製品じゃなくなった。世界で売れてる製品であっても外国人掲示板では過去のほうが良かったという書き込みばかり目に付く。自動車とかもね。
以前に落ちぶれた日本の有名企業について書いたが、好条件でテストしていたり環境だけじゃなくテスト項目も甘いと思う。こちらの関係で付け加えれば俺たちの時代ならバグ(欠陥)を出したら自分がクビじゃなく「会社が倒産」と責任を背負っていたが、近年は「腰掛け社員」ばかりになった。
プログラマー30歳引退(定年)で経験からデバッガー(検査員)になったが、今の大手企業の製品は「お前はバカか!」「そんなバグも発見できないのか」って言いたくなるバグおよび設計不良だらけ。
中国製なんてもっと酷いが日本製はバグを満載しても安いわけじゃないし、高いくせに完璧でもない。「ゆとり」なんて言われた頃から「世間知らずな学歴だけの頭でっかちなアホ」を採用と揶揄してきたが十数年経過しても経営者どもは理解しない。
過去に書いたが、私がすぐに気づいた問題では温水洗浄便座での個人設定または自動認識が搭載されるまで20年以上かかってるし、今でも最上位機種だけでボタンを押す手動式。
そしてテレビ放送録画機では予約数が少なすぎるに始まり、月~金(月~土)の深夜の帯番組は実際の日付で火~土(火~日)となるのだが、この対応まで家庭用録画機の誕生から40年以上はかかってる(※昔は知らないから推定年数)。付け加えれば今でも不完全。
私が産まれた時には終わってたようだが高度成長期の惰性が十数年はあったとしても世代交代によって世間知らずが多く入ってきたってのは同年代にして感じていた。
近年は自己中育ちの増加から難癖を付ける阿呆だらけになったわけだが、正当に問題点を指摘している人の話は耳の穴をかっぽじって聞け!これくらいも解らない無能なんですから。
世界に合わせるでもなく日本に合わせるでもない企業って結局は墜ちて身売りして技術を流出させ国益を損なってきたと私の目には映っている。
テレビ朝日「Qさま」やらテレビ東京「正解のないクイズ」と登場する方が各方面で語っている事を総合的に見てれば怖さに気づける。登場する高学歴な方々には頭でっかちという言葉が似合うし、高学歴とかIQが高いとか言ってる連中に限って「論点ずらし」が得意技だから「正解のないクイズ」なら質問に答えず、ねじ曲げたことを言う。
「高齢者は集団自決」って言葉が一人歩きしてると擁護する記事もあるのだが、そうじゃなく奴に代表するような学業一辺倒な連中を育てた日本の人間教育の悪さを親と祖先は認識しなければならない。そんな連中に頼ってるようではロクな企業にならない。
私の世代だとCDプレイヤーがジャケットサイズになったとかDATウォークマン。ビデオカメラの小型化は当時に既に進んでたが社会に出た頃にはDV方式が登場。ハードディスクなテレビ録画機。それを買うために最大で月200時間とかバイトしてた。小さい頃にワクワクしたSONY製品、私がガキの頃には毎年1月7日にあった度肝を抜く製品発表、もう一生あの感覚を得ることはないのだろう。
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