2023-11-26 Sun
戦後には苦労して時間をかけてでも大勢が出稼ぎに出たわけだが、東海道新幹線開業でも発生したであろうが私が生まれた頃には開通してた東北自動車道など過去に「道路族」と呼ばれた政治家が暗躍したことを大人になってから知って調べたことがある。東北新幹線が1982年開業っても大宮~盛岡だから東京~新青森になるのは意外と最近の2010年12月だった。ミニ新幹線では1992年に山形(新庄は1999年)、秋田は1997年。上越新幹線1982年、長野新幹線1997年(北陸新幹線 金沢2015年)。
高速道路開通に新幹線開業で起きたことは「行きやすい」ではなく「出て行きやすい」だった。
「道路族」なるかつての政治家どもが町が潤うと騙して大金を投じたわけだが、結局は儲かったのはごく一部のことで過疎地を広げてしまっただけ。この馬鹿なこと何度も繰り返した。
私の世代である第二次ベビーブームとやらで誕生した子が成人になった頃に多くが開通している。もっと前の1964年からの東海道新幹線でも大きな影響が生じているでしょうが東海道沿いは都市が点在しているため利点が上回った。
埋もれた地域からの流出は大きいため新たな路線計画では先行きが悪くなる企業に後押しされてるのか、どこぞの県民は難癖しか言えない狂った知事を推し続けて国益を損なわせてる。Yahooニュースのコメントの「そう思う/そう思わない」の数にて私も調査済みな科学的データが書かれてるコメントに「そう思わない」を押す知事と同じ異常性が見てとれる。
黙ってても転出超過が続いてきたくせに、駅もできない所に人口流出において影響は無いために非科学的、非論理的な難癖しか付けられない。自分たちのほうが桁違いに汚いくせに福島原発処理水に難癖をつけて国を超えた違法行為を仕掛けてきたC国人にそっくりな人種に成り下がってた。
転出超過は避けられないわけで、ならば国益を考えたほうが回り回って恩恵に与れるってことを理解できないとは、まったく頭のご不自由な人々。出て行った奴らを引き戻したほうが良いわけだが、そもそも見限って出て行った奴らのほうが頭が良い。大迷惑に自覚症状が無いから東京への移住はお断りだけどな。
食料自給率の危機的な低さからしたら工業なんてどうでもよくて農業。
さて、長野新幹線の開業による人口流出は私の近くで知ることができた。学生時代に友達が長野出身で都内のアパートに住んでいた。卒業後に長野で就職して東京の営業所と特急「あさま」で移動の際に会うこともあったが長旅のため短時間だった。1年くらいで新幹線が開業した頃に早くも離職して東京で再就職した。
早く移動できる路線の存在も影響があるが、もっと大きな影響は学校が東京であることだ。遺伝子レベルで集団育ちの私には都会の悪には拒絶反応を起こす免疫があるが、大部分の子には都会の誘惑という悪に対して免疫が無い。地方であるほど高齢者が運転免許証を捨てないように自己中になれる手段に溺れちゃった人が、それをやめるのは中毒薬物と同等に難しい。
北陸新幹線が原因だと言うことはできないが、富山県の資料や国籍調査を見ると高度経済成長期、バブル経済崩壊後に生まれる子供の減少が見られるが1998(平成10)年まで人口総数は微増。そこから少しずつ減るが2005(平成17)年から急に減少率が大きくなってるのが謎。
<石川県 人口推移資料>
西暦(和暦年) 人口 前年増減
2004.01.01(H16) 1,178,909
2005.01.01(H17) 1,177,134 -1775
2006.01.01(H18) 1,173,875 -3259
2007.01.01(H19) 1,172,413 -1462
2008.01.01(H20) 1,170,708 -1705 (2007年3月25日:能登半島地震)
2009.01.01(H21) 1,169,141 -1567 (2008年9月15日:リーマンショック)
2010.01.01(H22) 1,166,436 -2705
2011.01.01(H23) 1,169,420 +2984
2012.01.01(H24) 1,165,563 -3857 (2011年3月11日:東日本大震災)
2013.01.01(H25) 1,162,274 -3289
2014.01.01(H26) 1,158,377 -3897
2015.01.01(H27) 1,154,766 -3611
2016.01.01(H28) 1,153,970 -796 (2015年3月14日:北陸新幹線 長野~金沢開業)
2017.01.01(H29) 1,150,129 -3841
2018.01.01(H30) 1,146,880 -3249
2019.01.01(H31) 1,142,391 -4489
2020.01.01(R2) 1,135,984 -6407
2021.01.01(R3) 1,132,103 -3881 (※新型コロナウイルスの死者が含まれる)
2022.01.01(R4) 1,123,149 -8954 (※新型コロナウイルスの死者が含まれる)
2023.01.01(R5) 1,115,944 -7205 (※新型コロナウイルスの死者が含まれる)
2023.10.01(R5) 1,109,574 -6370
北陸新幹線の開業年のみ減少が抑えられてるが以後は年々と減少率が増えてる。2020年より新型コロナウイルス感染死亡者の影響が出るため不正確になる。これでも富山県の人口減少のほうが多い。
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