サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<  2024 - 11  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん

安全のCFより共用のSDカード?(2)
 SDカードとも言ってられないのは実際のカメラでの書き込み速度の違い。古めの7年前購入の CFカード と 1年半前購入で現行品 SDカード の2種類で連写がつまづくまでの撮影コマ数だが Nikon D810にて RAW 14bit 可逆圧縮、マニュアル 1/200秒 開放絞り ISO100など余計な負担のない設定で

CF - 2009年発売 SanDisk Extreme SDCFX-016G-J61, 自称 読み書き60MB/s, UDMA, 16GB
  …23コマ、 バッファ一杯になってから書き込み完了まで11秒。
SD - 2014年発売 Transcend TS128GSDU3, 自称 読み95MB/s 書き60MB/s, UHS-I U3, 128GB
  …21コマ、 バッファ一杯になってから書き込み完了まで14秒。

 なんと古いCFカードのほうが書き込み速度が速い結果が出た。カメラの連写バッファは 19コマ ですから連写中に書き込めた枚数は2コマ と 4コマ と大きく異なる。その違いは連写が停止してシャッターボタンから指を離したあと、メモリーに書き込みが終了するまでの時間の違いに現れていた。

 同じ製品ではないがネットに投稿されてるのと似た結果が出ているし、SDカードで最新の UHS-II 規格にすると逆に遅くなる結果も信用できそうだ。D810が発売された時期を考えるとCFカードのほうが重要視されてる可能性がある。

 ネット上で見つけた計測は発売時から1年までの範囲のため、ニコンの設計が素晴らしいか、それとも1円でも部品代を削ってるかによるが、以後のファームウェア更新によって何らか対応があるかもしれないが、SDカードの場合 UHS-I と UHS-II 以後では端子数が異なるという決定的な違いがあるため対応不可能。

 連写するカメラではないが、だからこそ1枚シャッターが切れるかどうか問題になってくる。だからって連写速度を1コマ上げるだけでマルチパワーバッテリーパックMB-D12なんて邪魔で43,200円もする代物を買う気はない。だったら連写用のカメラの購入資金にしたほうがよい。

 共用のSDも実は共用ができない=共用が面倒ってのは、SD標準、ミニSD、マイクロSDと3種類あること。変換アダプターありますけど、撮影現場でごちゃごちゃやってる余裕はない。





 テスト方法が各所で違うのがいやだから、本当はSanDiskのやり方を真似しようと思ったのだけど、RAWだと5秒程度で連写バッファが一杯になり、そこから先は秒1コマしか撮れない。一応、Extreme SDCFX-016G-J61 だけのを報告しておくと、15秒間で撮影できたコマ数は 14bit 可逆圧縮 RAW 36コマ、JPEG FINE 69コマでした。

 D500で UHS-II規格SDカード なら JPEG FINE 秒10コマ撮影で150コマとなっていた。撮影止めてからバッファー解放まで5秒かからず。XQDカードならもっと早いでしょう。画素数の違い=データ量の違いを勘案すると古いSanDiskのカードもかなり早い。D810で連写し続けることもないだろうから、ほかのカメラでも使うために遅くなっても UHS-II 規格のカードを買っておくか、D810専用でCFカードを買うかと迷うことになった。


※ 現実として連写バッファーがいっぱいになってしまった後の撮影には大きな意味を持たないため、当初、連写がつまずくまで撮影できる枚数としてたいが、SanDiskがブログで公開しているのと同じテスト方法にした。15秒間より連写し続けて撮れる枚数のほうが意味は大きい。D500にXQDカードだとソフト的な設定上限を除けば電池切れやメモリーカードが一杯になるまで連写し続けることができる。



<追記 2017年4月13日

SD - 2016年発売 SanDisk SDSDXXG-128G-GN4IN, 自称 読み95MB/秒 書き90MB/秒, 128GB
  …42コマ、 バッファ一杯になってから書き込み完了まで11秒。

 尚、カメラの設定を変えると15秒間に撮影できたのは最大46コマになったが、それは上記の別の品でも起きるかもしれないので、今回は上記と同じ設定にて評価して42コマという値を得た。どのカードも連写バッファーが一杯になってからは1コマ書き込んだらシャッターが切れるという状態。

 断続的な操作中だと計測できないため並列処理が足を引っ張るのかは試しておらず、CF・SDの同時書き込み(バックアップ記録)による遅さの原因は正確でないものの今回の組み合わせではバッファ一杯になってから書き込み完了まで20秒と遅くなってしまった。遅いメモリーカードに合うのではなく、同時処理は遅くなることがわかっただけでも収穫。

 具体的に何を設定すると遅くなるとまで取扱説明書には書かれてない。臭わせる文言なら見つかるが、確実なところは使ってみないとわからない。耐用回数があるから無駄なシャッターは切りたくない。



| emisaki | 2017-04-11 Tue 07:58 | comments (0) | 映像音声::周辺機器 |
コメント