2017-04-16 Sun
「所さんお届けモノです」って番組でやってたけど、今は元から天才児しか飛び抜けてこなくなったが私の時代ならまだ家庭用TVゲーム全盛じゃなく外で遊んでばっかりの世代だったから誰でも学業以外の発達を促進させることができたのではないかと思った。番組で「キュボロ Cuboro」って紹介されたからネットで調べてみると目の玉飛び出そうな値段。規模を大きくすると何十万円もかかりそうな木製パズル。だが所詮、作られたコースを玉が通るだけで脳みそがデジタル化してしまってアナログな部分が育たないのではないか...
私たちは小学校低学年の頃、キュボロと同じようなことを「ビー玉転がし」として砂場で自主的に作ってた。トンネル、でこぼこ、斜面、カーブ、速度が増してはみ出さないコース作りと頭も使い、昔の人がメンコやベーゴマでやってたような、特別な場所にビー玉が入れば何倍返しとかギャンブル性も含まれてた。そういうところから得るものはものすごかった。
ところが今は砂場は汚いだとか、道具もだめ、公園は制限ありすぎでできないから他の場所で迷惑をかける。うんていに引っかかって死ぬ奴まで出るほど質が落ちてしまった。若気の至りというか、私が小さい頃だったら何十人死んでてもおかしくないくらい危ないことやってたけど誰も死人は出してないから。危ないことしろと言う気はないが、箱入りの度がすぎてやしませんか?
箱入りと言えばベトナム人の子が殺されてしまったのが全国ニュースで大騒ぎなわけだが、昔の情報を取り出してみると、犯罪だらけってほど多かったわけで、殺人事件以外でも芸能人の子までが誘拐身代金要求の記録が出てくる。
最近、誘拐事件なんて聞いたことあります? 現代は安全になってきて、ネタがなくなったマスコミが潔癖症のごとく騒ぎまくってきた結果が、小学生の携帯電話所有や防犯ブザーになったと思ってる。僕らの頃も集団登校はあり、最も高学年になるとグループを引き連れて学校に通ってた。
学習方法にしろ社会生活にしろ、なんか間違ってるとしか思えないのだ!
退化してどうする。
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