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観光地にいるとシャッター押し頼まれるが
 綺麗どころを引き連れて熱海梅園を周っていたとき20~30回シャッター押しを頼まれちゃうから戻るのが遅いと言われたことがある。メーカーも年式も違うカメラを使うが新しい機種ほど小型デジタルカメラは楽で捏造レベルな写真を作り出す。意外とツボをおさえて設定してくれてたから責任を感じるのは構図だけになる。渡されて嫌なのはiPhoneなどスマホで写真を撮るだけ状況判断するノウハウを持ってないし、露出補正すらできないから顔が真っ暗な写真をよく作り出してた(酷いから別の写真撮影アプリがありそうだ)。

浅草でデジタル一眼カメラを渡されたが、P なら知ってるけど AUTO なんじゃこりは?

 そのモードの存在は知ってるけど縁がないし関心がないので調べなかった。AUTO どころか花(チューリップ)や山、人が走ってるマークが付いてるデジタル一眼カメラなんて所有したことがない。同じメーカーでもその手の機種は操作方法がまるで違うから困る。

 普通に考えたら AUTO は自動(全自動)ってことか。P はプログラムAE(自動露出)だが、ほかに自動項目が増えてきて AUTO と変わらない状態もある。ようするに全自動と個々に自動の違いくらいしかない。AUTOで困るのがシャッターを押すしかできないこってこと。

 だからAUTOにされてると他のカメラみたいに露出補正はどうやるんだ?と困ってしまった。それにデジタル一眼はコンパクトデジカメほど自動じゃないので露出補正が必要な場面での補正が甘い。機種にもよる感じだが、顔認識しててもオートフォーカスだけで、絞りは全体的な加減で合わせてる感じもする。

 逆光のような状況下だと困るからHDR(ハイダイナミックレンジ合成)をやって欲しいが、このあたりもコンパクトデジカメのほうが都合が良いのか余計なお世話なのか強烈な処理を行う。露出補正をしたいから設定変更したいが、何か自動設定を外すと別の自動も外れることがあるため、一発で元の状態に戻す機能があると頼まれるほうとしては安心だ。






 AE、AFであっても手動調整ができないと困るが、デジタル一眼レフカメラの上位機種にもコンパクトデジカメの全自動モードを付けて欲しいと思うことがある。設定を迷う、後で修正とか考えと、とりあえず自動処理で1枚撮っておきたいことがよくある。このためにコンパクトデジカメを併用する人もいるが、荷物も増えるし、あの悲劇的な画質は避けたいものだ。スイッチとしてなくてもメニュー画面の中に入れて欲しい。


 デジタル一眼レフカメラにおける AUTO の意味のなさは、それだけで全自動とはならないから。写真を撮る基本の露出やらホワイトバランスは自動になるが、オートフォーカスや手ぶれ補正など別にスイッチがある場合には自動にはならない。これがレンズ一体型じゃない難しい部分。

 その問題を全自動とは別にマニアやプロが使う上での話に広げると、カメラとレンズで情報のやりとりをしながらも実に甘い設計がとられていたこと。ばらばらに行われていたAFがシステム化したのはα7000だと思うが 30年も前といえばそうでも、多くのメーカーでは途中に細かく仕様変更が続けられ、いまじゃ端子だらけである。他の電気製品も含まれば更に短命に仕様変更がなされるものがある。

 知る限りキヤノンのEOSは登場時から端子数が8ピンのまま変わってない。ところがニコンのレンズ端子はちまちま増えてきた。データ通信というより1本ごと固有の制御線じゃないかと自分で使っていながら先の読めない設計には呆れる。AFや絞りと物理的な構造も含めて互換性を守ってるつもりが意外にも迷惑だと気づいてないようだ。デファクトスタンダードの世界なコンピューター業界のほうがもっといい加減ではあるか。SDカードだって何年も経たないうちにコロコロ変わる。

| emisaki | 2017-04-16 Sun 21:54 | comments (0) | 旅・散策と行事::雑記・その他 |
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