2017-01-12 Thu
旅館のランキングは公表されるが、食べ物と同じで全部食べた人が評価しているわけではない。旅行会社も特定の宿と契約してるからその範疇でしか語ることができない。間違えでないにしても新聞雑誌などの評価は割引いて参考にしないといけない。ビジネスホテルとなると数の桁が上がるため更に正しい評価ができない。総合予約サイトのクチコミも書いている人の立場がわからなければ価値がなくなる。前に取り上げたことがあるが、いつもは3万円くらいの宿に泊まっている人が1万円を酷評されても困るのである。
宿に関しては地元の人の評価ほど宛てにならないものはない。泊まる訳がない人が評価できる訳もないから。地元が持っているのは、ぐるっと一周して聞きつけた評価でしかない。観光業者が評価しようにも地元のしがらみがあるに決まっているので正当な格付けなんてできない...
私が名古屋で定宿方式を止めたのは予約サイトのクチコミとして他者へ行った助言に対して丁寧語で逆ギレされたから。訳あり部屋にもいろいろあって下層階だとエレベーター隣でも問題ないが上層階だと振動があって悲劇的だから何百円かなら高いお金を払っても普通の部屋にすべきとの内容だった(そのときは訳ありしか空室がなかった)。エレベーター隣なんて何度も泊まってきたから音だけなら問題ないかと思ったら共振点らしきエレベーターが動くと振動する大ハズレな部屋になってしまって、そこだと悲劇だとの客にとっては有益な情報だったのだ。
そんなことがあって毎回違うホテルにしようと思ったから個人的に情報を収集することができた。情報源としてのテレビの映り(ローカル局が映らないホテルもある)、撮影したのをホテルのテレビで映せるか?(入力端子があっても使わせなくしてるホテルもある)、部屋の電源端子[ACアウトレット](通称コンセント)の数、WiFi接続や無料共用PCの有無、冷暖房の状態、壁の厚さ(防音)、配管の音、ホテル周辺の状況(騒音)、法令違反してないか、などなど、これらに限らずホテルが公表しないで知りたいことは多い。
名古屋市内なら通称「錦三」にあるホテルだと週末の夜はうるさいかもしれないとか
駅からの距離だけを語られても、駅ってのは地下鉄なら入口を対象にしているし、段差や信号など言いたくないことばかりだろう。幸いにも近年なら Googleストリートビューなるものがあるから都市部なら事前に確認ができる。でも地下鉄の駅の構造や地下街となると事前確認は難しい。
旅館業法からは見えないのだが宣伝等で掲載するホテル外観・部屋の写真が創業時のままだったりするのは確かダメになったとどこかで見かけた気がするのだが、不覚にもチェックしてなかった。国際観光ホテル整備法に「写真」の文字を見つけたが登録申請時に必要とのことで関係なかった。宣伝に関係する法律かもしれないが、ちょっと見つからなかった。築年数で古くなるのは当たり前なんだから個人的には周囲の状況が見えない加工された外観写真のほうが腹立つのであった。
外国人観光客が隣部屋で悲惨な目にあったことが2度ある。その系統な人が泊まらないホテル、泊まりやすいホテルってのも有益な情報となるが、迷惑回避情報を差別などとのたまう奴がいる以上は個人の域を出ない情報となる。ホテル側は背に腹はかえられぬと収益優先となっているから被害より収益が上回れば受け入れる。数年前に某ホテルで一定年月は部屋に置いてあった田母神の本が消えた理由は何か知らないが、そのホテルなら迷惑な客は避けるホテルにして泊まらないだろうから、我々は選ぶべきだってのがあったが都市伝説だったのだろうか?
<追: そこが右なのではなく日本はいつまでも加害者意識かつ大手マスコミごと左へ傾きすぎて嘘まで正当化し自らがわざわざ日本を陥れようとしてる。歴史を度外視して現時点の人間の質の違いで語れ!>
オリンピック特需より地元を選んだ長野中央交通タクシーの方針とは違って大多数のホテルは長い目では見ておらず目の前の収益である。今はバブルの真っ最中だから気にすることもないが、外国人観光客が去ったとき日本人からそっぽ向かれるホテルは多そうだ。秋葉原のPCパーツ屋の跡地ってど真ん中までホテルに変わるわけだが、はたして建設費が取りもどせるまで外国人の日本観光バブルは続くだろうか?
前記にあげた中でも立地条件のみならず階数や建物内部での部屋の位置によっても変わるためホテル名だけでは評価できないし、少々宿泊したくらいでは語れないことがある。
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