2017-07-21 Fri
安物ビデオカードでもCPU負荷が75-80%から15-20%に下がった。ソフト処理でもHyperThreadは役に立ってない。3Dゲームを全くしないから安物のビデオカードで構わないと買い換えは後からついて行く方法をとっていた。材質が性能に関係するものだと安物はいつまで経っても安物だけど、コンピューター製品は性能が上がってゆく。数年もしたら10万円だったのが数千円で性能が超えることすらある。何年も後だと時代についてゆけないが1世代前か1ランク下の製品ならコストパーフォーマンスが高い。
GPUではなくソフトウェアによるCPU処理のほうが画質が良かったため使ってなかったのだが、使わないうちに進化していて妥協できるまでになってた。H.264やH.265のソフトウェアエンコーダーのほうが細かい圧縮設定があるため、特に動きがある映像だと元のデータにはないブロックノイズが出た。根本的に動き検出が悪くデータ割り当てが増やされなかったがゆえのものでしょう。
ハード制限か設定ソフトかは不明だが NVEnc ではデブロッキングフィルターが入・切しかない。NVEncを利用するにしてもA's Video Converterは設定がほとんどなくて使い物にならず、ソフトウェアエンコードと同じビットレートで盛大にブロックノイズが出る結果となった。よってフリーウェアのAviUtl用に作られたプラグインNVEnc 3.14を利用させていただいた。
ソフトウェア処理のほうが綺麗でも単調な映像ならば遜色なく倍速エンコードができたため、今は192個しかないCUDAコアでもビデオカードが GTX1060 なら 1280個、GTX1070 - 1920個、GTX1080 - 2560個となれば楽になるかもしれない。
4K動画のデータがしゃれにならないが、カムコーダーで録画時のデータレート60Mbpsまたは100Mbpsであるリアルタイムエンコーダーは性能限度と高速性から圧縮率がよくないため撮影後に同じ H.264 でも 20~25Mbps へ再圧縮しても画質劣化を見つけるのは難しいくらいの動画にできる。よって必要性の低い部分は再圧縮することでデータ量を小さくすることができる。
ハイビジョンで実時間くらいなのに4Kじゃ再圧縮時間が単純計算で4倍だからパソコンが動きっぱなしで電気代が跳ね上がる。性能によるがグラフィックスカードはCPU以上に電気を食うが短時間で終われば電気代が下がるのではないかと思ってる。
値段も GTX1060 - 約3万円、GTX1070 - 約5万円、GTX1080 - 約7万円は効率が悪い値段。安くなる電気代を想定しても元がとれるまで3~4年かかるとなると、その間に製品の性能が上がる。
時間短縮が全てでない限り高い商品を買うほど元がとれない計算になった。長くても2年で元がとれないと意味がないと考えてる。GTX1050あたりにすると1万5千円となるのだがCUDAコア半減と値段のまま性能も比例のようだから、このあたりだとGTX1060がコストパーフォーマンス最大かもしれない。
3万円か。それは東京から名古屋か仙台あたり旅行した1泊旅費(交通と宿泊のみ)。
この件もまだ考えどころだな。BDに焼く前にHDDが壊れたりすると怖いか。今はデータ量が増えすぎて重要度が高いものしかバックアップがない状態だから怖すぎるよ。またハードディスク買ってくるか。メインのPCは内蔵してるだけで3TB×4台+起動用SSD+OSのバックアップHDD。USB接続ドライブと交換型で12TBも用意できてない。何かやろうとすると「ハノイの塔」みたいに別の処理を済ませないと最終的なことが完了しない。それまでにスタックオーバーフローして何をやってたか忘れたりして;)
<追記 2017年7月26日:
エンコード設定を変更してみたところ720p動画でのCPU負荷率は1%程度でした。
当方では HEVC (H.265) は対応してないのか表示されず H.264 しか選択できない。
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