2017-07-25 Tue
820じゃなく850だった。だから番号が足りなくなるんだよ。カメラじゃないけど、かつてビクターのS-VHS~D-VHSがさ、数字部分が5桁になっちゃって省略もできないし言いにくい事態になってた。キヤノンだって数字進めて Mark 8 とか付けるはずがない。それ以前に基礎番号を変えるに決まってる。客として型番が好きか嫌いかでモノは買ってない。「精細な描写と高速連続撮影」なんて当たり前のことしか書いてないので、噂サイトへ行く...
NikonRumorsにはFXフォーマット(当然)と8Kタイムラプスビデオと2項目だけが書いてあった。そこから本家がアップロードしているD850予告動画の説明文に REDEFINE FULL FRAME と書かれていた。
YouTubeは4Kまでなので8Kなのかも不明な状態だが、その REDEFINE(再定義)の意味が何かわからない。D5/D500の4Kは中心拡大で使い物にならんと文句つけたが、FULL FRAME と書かれているように全画素読み出し、16:9の利用ってことなんだろうか? だとすると翻訳として再定義ではなく再割り当てのほうが正しくなり、画素の利用が いわゆる ドット バイ ドット と一致せず8K変換は処理能力からして考えられない。重たくないようには合わせてくるはず。本家で動画を公開している割には表現が具体性に欠けてて謎というか何も言ってないわけだからね。
元から画角が16:9だったら3318万画素(7680 x 4320)で8Kビデオになるわけだが(*)、画角4:3の写真機であると上下に不要な出るので4千数百万画素は必要になる。既存4200万画素ではギリギリの線、今のところニコンのイメージセンサー委託先であるソニーに4200万画素以上に該当する商品はないが外販しないのは表に出ないためわからない。
* 光量と色を同時に測れるセンサーが存在しないから光量だけで色は計算による補完された擬似
想定というか期待してしまうのがα9に搭載したイメージセンサーの高画素版。α7Rが3640万画素、α7R II 4240万画素の流れからするとソニー自体もα9の高画素版も考えられる。そもそも現状でデジタル一眼レフカメラの中で8K動画なんてタイムラプスビデオにしても内蔵高速メモリーに収まる秒数しか作れないだろう。外部メモリーへ書き込める猶予があれば貯めてから映像を作るって方法もあることはある。色数を削ったハイビジョン動画では非圧縮で120MB/秒にもなるのだから圧縮せず外部メモリーへの書き込みは無理だ。
これを知る前に調べたがエンコーダーがパソコンのCPU並みなのだ。4Kのハンディカムですら冬場に暖房になるほど熱を持ち、夏場だと持てないほどになる。よってコマ撮りで 8Kタイムラプスビデオってのは具体性がある。問題はデータが秒何コマ取り出せ、実際には秒何コマまでの処理能力かだ。
8K H.265をEXPEEDとやらにやらせるにしても秒30コマになるのは 6 や 7 くらいの先の時代でもお話にならないだろう。現状行えてる 4K H.264 を4つ搭載するならわからぬでもない。でも、アホか!状態になる。
ニコンは、今やるべきことを見失ってきた。
前段階が完成をみないうちに売り文句として新しいことをするのは、パソコンのOSやアプリケーションがやってきた罪と同じ。バグも残したたま新しいバージョンを買わせることをずっと客をバカにし続けている。ゆるがない日本ブランドは昭和で終わり、いわゆる家電メーカーも同じことをやりはじめちゃった。カメラはまだ日本がシェアを獲得しているが日本で勢力図に変化がおきてる。昔、NASAが採用って宣伝文句になってたのはニコンとかキヤノンだったが、いま国際宇宙ステーションにあるのはソニーのα7S IIだと言う。
8Kなんてどうでもいいのでソニーみたいに動画レンズを発売したらどうなのか!横枠を全部使って4K動画が撮れるようになったとしても、カメラワークができてからにして欲しい。年内には発売するんだろうけど8K動画作って何人が8Kで見るんだよ! そんなことやって発表されてない部分で機能がボケてたら余計に怒りでしょうな。
デジタル一眼レフ動画になって、背景をぼかすんじゃなく反対にボケすぎてピントが合わなくて困ってる。そういう点で静止画の会社は動画を撮るという概念でソニーやパナソニックより相当遅れてる状態。特にニコンは放送用(ENG)レンズで失敗した過去もあるしデジカメ動画でも理解に苦しむ。
ちゃんと動画を撮れるんなら、まだまだハイビジョンで十分なんだ。家庭用ビデオカメラでレンズ操作がままならなくても、手持ちで悲劇的な映像を撮るより少しはマトモな三脚に乗せてやると劇的に違う。だからビデオカメラの豆粒イメージセンサーじゃなく35mmフルサイズの持ち味が出せない。映画みたいに決まり切った撮影法ができるところにしか使えない。
世の中の人はともかく、ニコンって画素数戦争の愚かさを知ってる会社だと思ったけど?
参考 SONY Eマウントズームレンズ :
→ SELP28135G
→ SELP18110G
ズーム比としては寄れない引けない中途半端だがカメラワークとしては十分。画質は4K止まりでいいから広角寄りにして×2エクステンダーでも内蔵してたらと思うと未来は残されている。売れなくて止められると困るが需要に合ってなかったと思ってくれれば。
→ D850 facebook
<追記:
噂サイトがリーク写真を掲載したが、それと手持ちのD810を比べるとボタンが減ってるし、内蔵フラッシュがなくなってる。その替わり液晶モニターがチルト式になってるが動くのは上下のみ。ボタンが減った理由はタッチパネルによるものではないかと思う。既に搭載された機種からするとタッチパネルにしても使い方が他社に比べて遅れてることは確か。
光量として使い物にならないけど内蔵フラッシュって外部フラッシュを制御するために重宝してたんだよ。内蔵は人物ならキャッチライト。電波式制御が内蔵されるとしてもフラッシュがSB-5000希望小売価格78,300円とか言われてゾっとするわけ。下位モデルSB-700でも希望小売価格48,600円。異なるメーカーのカメラを使ってるとシャレにならない。そうなってくるとサードパーティーのくせに意外と高いと感じてたニッシンのメーカーの違いを吸収して使える装置も悪くないと思えてきた。
この文句を払拭するには噂どおりの光学式+液晶電子ビューファインダーかな。私が言うのは一眼レフの状態で光学式と液晶・有機ELなどのモニターの切り替えが可能なことで、FUJIFILMみたいに別々のをハイブリッド式などとは論外。もはや電源なしではシャッターも切れないわけだが、だからって電源を入れなければファインダーで何も見えないのも困る。そこまで進化して搭載の可能性は低いだろう。書いたわりに期待してないのはニコンはソニーのトランスルーセントみたいなことを製品でやったことがないから。よってハイブリッド式ってのは背面の液晶を使ったミラーレスのような使い方との切り替えであろうと言うことだ。
GPSもないままのわけだし内蔵フラッシュをなくして何を入れたのかは気になるが、世間では他の機種でも搭載されてきたWi-Fi、Bluetoothだとの流れになっている(リークされた画像でボディ左側にマークらしきものが見えるから)。
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