2017-08-02 Wed
焼く(炒める)も煮るも解決策だってのは子供が嫌いな野菜はだいたい嫌いだからよくわかってる。嫌いって表現は正しくなく、本能的に食ってはいけない成分を味覚から感知しての結果にすぎない。危険か危険でないかのくくりは経験と現代科学の産物。正しい表現として、大人の味 とは 部分的に味覚を失った結果のこと。聞こえなくなったくせに大金を投入して音がよいとか言ってるオーディオマニアの妄想みたいなもんさ。高級ホテルが出すキャビアをまずいと言い切るほど一般的な大人が旨いと称してるものは飲めない食えないが、損しているとは思えず鮮度が落ちた品をいち早くキャッチするため得してる...
私の解決策は苦みや辛み成分(硫化アリル)が劇的に少ない高い商品を使うことだったが、そんなのは懐が寒くなって滅多にできない。本件のテレビ番組ではビーフカレーのことだが、私が前に語ったのはハンバーグだ。だから煮て粒を残されても困るから絶対に焦がさず飴色になるまで炒めたほうがよかった。肉100%で耐えられる肉を使えればよいが肉の味を殺さずして甘み成分を足すのにはタマネギってのが先人の解答だったのではないか。
煮ると言っても生半可では消えない。苦み辛みを感じることができない大人の料理人は甘みによってしか知ることができない。だから甘みへ変化しない素材だと誰かから教わった経験則で料理するしかないのだ。生産者の都合で未熟収穫のピーマンは大部分の子が嫌いな成分において完熟したら少しは減るものの、まずいことに変わりはない。
どっちにせよ安いタマネギを使っての解決策としては良い方法だった。問題点は、まずい(辛い、苦い)が解らない大人はちゃんとできてるか感知できない。推定でしか調理できない。
そんなことで、なんでソバとかラーメンに生ネギなんて臭くてまずいものを入れるんだ(怒)って具合に、ほぼ全員の大人は特定の味覚を失ってることを自覚せよ。第一として まずい と感じてるわけだし第二に防衛本能に対して「好き嫌い言わずに食え」ってのは間違ってるでしょ。
なんかテレビ見ながら実況書き込みになってきたぞ。誤字脱字御免。
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