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EOS 7D 故障と症状の記録 2010年1月~2017年8月
【EOS 7D 故障と症状、修理の記録】 

2010年~ 内蔵の仮想水平儀(水準器)が狂う件から、縦位置/横位置の情報が正しく記録されないこと。それに真っ黒のコマが撮影されることがあり、保証中なので修理に出したらメイン基板が交換となった。確率的(キヤノンは高め)に出る製造不良だろうか。

 「Err.01 カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください」というのはタムロンのを使っていたからと思っていたが、150cmくらい落下させてしまいタムロンレンズの使用をやめたのに純正レンズでもたまに出るようになってた。タムロンも面倒なことに3度修理の保証切れ前日で症状が治まってたのに。 以後は頻度が劇的に少なくなって電源を入れ直せば済むので保証も切れたことだし修理には出してない。ネット検索すると純正品の組み合わせでも多数の報告が見つかった。ニコンでは発生したことがないためレンズとの接点の機構が悪いのかソフトウェア的な問題か...

2013年~

 思い出したくもない花火大会でのゲリラ豪雨によってカメラバッグに雨水が流れ込み貯まってカメラが水に浸かる。携帯電話を水没から救ったように完全乾燥を行ったが復活せず、また、もろもろ交換となった。

 買ったときの時点で14万円くらいに値下がってたくらいだし壊れた時点は12万円を下回ってたくらいだから、修理代に何万円も出すくらいなら新しいのを買うべきでした(結果論)


2015年~

 キヤノンは何かとマイクロスイッチを使っているため、それが故障したことで弊害が多く、バッテリーの蓋、アクセサリーシュー(外部フラッシュ接点)、カードスロットで問題が起きた。バッテリーの蓋は自力工作で対処したが、アクセサリーシューはどうにもならず外部フラッシュが装着されたままと判断され、内蔵フラッシュが使えない状態になっていた。APS-C上位機種でもあるし、余計な部品を増やし壊れたら動かなくなる可能性も増やすのは企業として得策ではない。

  機種によって電池とカードスロットが同じ蓋だったり、カードスロットが2つの場合はどうなるのか?
  片方が交換できないなんて間抜けはないと思いたいが、信じられないのが今の日本製。

 ニコンの場合は上記の三カ所どれにも開閉センサーはなく使用中に開けることが可能。内蔵フラッシュもアクセサリーシューに何か装着されてれば引っかかって開かないだけ。一般向けのコンパクトデジカメじゃあるまいし、それでいいと言うか、そうあるべき。電池は別にロック機構があるのだから蓋でも確認する必要はない。

  あとは使用者の自己責任でしょ。
  文句言う奴は言いがかりで、その対処は“小さな親切、大きなお世話”

それなりにある電池が入ってないのに動かないって電話してくる奴とか、メモリーカードが入ってないのに写真が撮れないとか、そういうのから逃れたんだろうが、真っ当に使えているほうが大部分のわけで、多数派に迷惑をかけるのは方針として間違ってる! 間抜け対策ってのは迷惑をかけずに行う必要あり。

 ビデオカメラやコンパクトデジカメでレンズキャップからシャッター式にしたのも、利便性じゃなく映像が真っ暗だとか自分のミスですら文句つけてくる言うやつが出てくるからかもしれない。



2016年3月~

 故障ではなく、ストラップが絡んで落下させてしまった。外国で行われた衝撃や燃やしたりしても動く実験動画がYouTubeにあったが、バッテリー室の蓋が飛びメモリーカードの蓋は曲がった。蓋が閉まらないと動作しないから自力工作で補修。


2016年8月~

 MagicLanturnの利用はやめている。どういう状況で起きるかは不明だが MagicLanturn が原因のバグが治ってないからで、定期的に動作してオートパワーオフしなくなり電源を切るのを忘れると電池がなくなる件が多発したため。2017年6月の版でも追試しているが変わらない。それによりファームウェアをアップデートした。ただし、

  MagicLanturnが提供する機能は、ものすごく有用である
  取り入れないキヤノンはどうかしている


 メーカーがやると動作保証が必要となり検証がいやだからに決まってる。開発を経てデバッガー転身組として言わせてもらうと情けない。現代のは他の家電もだが隠れたのではなく仰天のバグ搭載のまま発売されたりするから検品能力を疑う。いつしか会社を守ることが狂って検品よりアップデートという甘い考えになった。ファームウェアを変更できるようにしたのはソフト的な不良品の回収から会社を守るためで機能追加は単なる口実だから。

 コード(プログラム)をマシン語レベルで追いかけるなんて時代遅れになってしまった。パソコンソフトなんかだと規模が大きくて不可能となった理由もあるにはあるが、カメラのファームウェアはそこまで巨大ではない。

 製品サイクルを長くするため最初から物理的機能アップを搭載するのは悪くないのだが、バグを出しても直すより新製品を買わせるのが目的で短期新製品投入するから販売期間中の価格変動が大きい。カメラは上位機種になるほど販売サイクルは長いほう。余談だが東芝のテレビなんてずっと前から新製品が出ると旧機種が暴落と経営者が間抜けだから今の自体になったのか? 東芝HDDレコーダーRDシリーズを何代(何台)も使ったが毎回バグだらけだった。


2017年8月~ 寿命

 ビデオカメラが壊れたときと同じ症状で、電源が入らずとも本体が熱を持ったからどこかショートか部品故障。落下もしくは修理されてない部分の問題か?浸水まで至らなくても後日にもゲリラ豪雨の中で多少は濡れているから防滴機構も超えて水が入っていたかもしれない。その場で支障が出なくても原因の一端になってるかもしれない。

 動かない状態でも電源として導通してることがわかるのはファインダーが明るくなってること。この機種の時代から電池を入れないと光学ファインダーの経路に挟み込まれてる液晶が整列せず光が透過率が悪くなりファインダーが暗くなる。

 もうだめだと判断するまで、たまに電源が入ったが2~3枚撮るとエラー表示が出て同時にバッテリー切れ警告が出る。CR1616の可能性もあるが時計用なので関係ないでしょう。充電完了直後の電池も残量が少なく表示される。残量を識別する回路のほうが狂ったと思うべき。

 ほかに特定のCFカードを使うと動かなくなる症状が出た。いままでずっと使ってたやつなんだけど Transend の 400倍(16GB) を入れると電源が落ちてしまう。133倍(8GB/16GB) だと動くし、手持ちSnaDisk Extremeシリーズは古いのから3年前までの1/2/4/16GBで問題なかった。同じのが複数枚あるから固有の問題じゃない。もう買うのはSDばかりで3年CFカードは買ってないから新しいのは不明。カードの電力の違いなのかでカメラ本体のトラブルがトラブルを生んだのだろう。

 縦位置撮影にも使えるバッテリーグリップBG-E7を使うと動いたり、動かなかったりと電源系統に関係がありそう。分解して構造を知るってのもあるが、たまに動くならテスト用に使う。ただし電池を入れっぱなしだけは危なくてできない。

フィルム時代なら最低10年だけど、デジカメで7年は長生き。ありがとうございました。
| emisaki | 2017-08-07 Mon 23:25 | comments (0) | 映像音声::静止画(写真機器) |
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