2017-08-24 Thu
漏れ出てなかったが発表で判明した新搭載の機能についてAF微調節の自動設定、ピンポイントAF、ピーキング表示、音量アッテネーター搭載、シャッターカウンターバランサー、インターバルタイマー(無音、最短0.5秒間隔)、RAW現像一括処理、フォーカスシフト撮影...
8Kタイムラプスについては宣伝材料にされているが市販の編集ソフトが必要とありカメラ内で動画生成不可能だった。それだったらソニーα7R IIも16:9画角で 7952 x 4472 のため、8K = 7680x4320 を超えており秒5コマで撮影したのを8Kの画素数に合わせるべくPhotoshopのバッチ処理に食わせてから8K対応の動画編集ソフトに入れるだけ。
噂にあった光学ファインダーのハイブリッド式うんぬんは全くないようだ。液晶モニターによるミラーレスカメラのような使い方が可能になったことで、光学ファインダーとの使い分けってことで、1つのところで2つの用法なハイブリッドの意味ではなかった。
覗き式の光学と電子ビューファインダーの切り替えなんてのは妄想に終わってしまった。いや、いちいち液晶画面を見るなんて余裕がない使い方も多い人たちが使うカメラなのだから、もうそろそろ光学ファインダーすら捨てる時期じゃないかな。そんなのはソニーしかやってくれないか。ソニーは光学式を捨てるための布石として考えただけだったのかもしれない。微妙なピント調整なんて肉眼では不可能ですし、余計な部品はなくすに限る。
・AF微調節の自動設定
これは他社でも搭載されてきた。既に手動の調整が搭載されているが、以前は、ズレないと言い張られてなかなか認めてもらえずぶつぶつ言いながらサービスステーションに持ち込んでいたこと。
AF手動調整が搭載されるまででも何年もかかったが、もはや画素数も半端ないし製造精度では無理だとわかって搭載してきたのなら、こっちが1000万画素超えて被写界深度の浅いレンズを使った時点からズレる(個体差)って言ってきた事にしては遅すぎる対応。
手動だがD810を買ったあと手持ちのDタイプレンズを使ったらズレが発生したので調整した。オートフォーカスはレンズを通った光で決めてるのに、なぜか狂うんだよね。Dタイプ以前は伝達が機械式だけどレンズを通しての映像は見えてるわけだから映像から合わせればズレるはずがない。だとすると、それでは秒何コマとかに間に合わないからレンズごと固有の情報を持っていて当たりをつけて駆動させるってことではないのか? 秒10コマなら 0.1秒よりもずっと短い時間で合わせなければならないのだからAFセンサーを通して“はい合いました”ってのを待っていたら間に合わないとか? 求められる性能がレンズ製造時に許せる精度を超えてしまって範疇を超えてるとも考えられるが、それだと固定的にはズレないと思うので。
狭い世界でしか語れないが、うちの場合で問題になるほどは全てDタイプレンズ。Gタイプでは特に感じてないが販売されてる数に対して所有レンズが少なすぎるため「たまたま」から脱却できない。二束三文でもない限りは下取り交換が基本ですから買い換えると古いレンズが手元に残らないから調べるレンズを増やせない。展示品のある販売店に知り合いでもいなければ無理。
原因に入るかは不明だが、レンズ交換ができる放送用ビデオカメラには同一メーカーではないため必ずと言ってよいほどあるフランジバック調整とやらはデジタル一眼レフカメラには合ってることが前提で存在しない。ズレたら修理扱いなのだ。いまの時代と要求される精度からして合わせられないズレが発生してるとは言えないのか?レンズやカメラを修理のときにマウント交換もよくあったため使ってるとマウントの摩耗もありそう。ニコンはフランジバックが長いので精度が求められる。
古い人の話だと昔は製造精度が悪いから銀紙を挟んで調整したとか聞いたことがある。今のビデオカメラは調整パターンが描かれた紙を映してボタンを押すだけだから。うるさい人が多い写真機のくせにオートフォーカスの調整がなかったなんて遅すぎたわけよ。それでもレンズごとじゃなく自分の撮るものの傾向からわざとずらすとかできない。
・ピンポイントAF
これはどこまで使えるのか? グループエリアじゃなく1ポイントAFでも周囲に釣られて合わないことがあるし、フォーカスよりも絞りは周囲から飛び込むのか輝度差があるとズレまくる。
なぜAFが必要かだが、ライブビューで拡大してもフォーカスリングってやつを人間が回すと不必要に回してしまう。不用意に回さないように“遊び”が設けられているのもあるが被写界深度が浅くなると人間業じゃ無理な世界なのだ。だから電子的かつ手動操作で動かす方法があってもよいのだが、そこまで賢くない人たちが作ってるから困る。
・ハイライト表示(ゼブラパターン)
表示自体は新機能ではないがD810では白とびしか表示できなかったが、8ビット 0-255 のうち 180-255 で設定が可能となった。わかりにくいなぁーと思ったけど、180で70%である。
・イメージセンサーはどこ製造かな?
さすがあちらさんと言うかイメージセンサーに顕微鏡を使って D5 は東芝製、D500はソニー製とほぼ特定されている。そのことから自社の製品と競合するから部品供給から差別化されニコンとして最高機種に高性能は得られないならソニーに発注はしないってことか。となると、α7Rに搭載された3600万画素はソニーセミコンダクターの外販資料にも掲載されるようになったが、以後のソニー製品で使われる4200万画素は掲載されてないのもわかる。α7R IIとして製品に載ったから後からニコン用にカスタマイズして新製品が出るのではないかと思ったが出てこなかったから
D850が思ったより遅れたのはどういう理由だったのだろうか?
D810のもソニー製か確証に近づく資料は見当たらず、D800からD810への期間が上から2番目の中上位機種として短かった理由も謎。D600の失態は後だがD800/D800Eにもニコンとして許せないところがあったのだろうか?
・ピーキング表示
ゼブラの70%もだが、いまさら遅いって言いたくなる。カムコーダーに比べて動的なAEもAFも遅れているのだから手動を助けるのを付けてないのがおかしい。絞りを合わせるのに必要なのがゼブラパターンならピントを合わせるのに必要なのがピーキング表示だ。写真を撮るのに高額ファインダーでも無理になったのだから液晶表示は活用しまくって欲しいわけ。
5D Mark II で動画業界を盛り上げたキヤノンは未だにピーキングもゼブラパターンも出せない。だから私はEOS 7Dにてファームウェアのバージョンも固定のまま MagicLantern という外部ソフトをインストールしていた。そのような方法は非公式 無保証だが、アップル社のMacintoshがINIT/CDEVなどと言われた利用者側が作れる機能拡張に似ている。それを見てメーカー側が積極的に有用な機能を正式採用されてきた流れがあるが、どうやらキヤノンは相手にする気がない。ニコンは一部を採用したわけだが、ここに文句を列記したように対応が中途半端である。ハードウェア的にお金がかからなくてもソフトウェアだと検証に時間とお金がかかるから嫌なんだろうな。
MagicLanternが登場したように、こっそり我々ができるような道を作ってくれればね。内蔵プロセッサーの利用率などから他の性能に支障がでるかどうかはこっちの問題(勝手)だから。無保証=自己責任な部分なのに文句付ける奴はどこにでもいるのだから、そんな奴で信頼性は変わらない。むしろ要点を狂わせたほうが真っ当な利用者の反感を買う。
・そのほか動画関連、HDMI出力、MP4追加(D5 / D500 まではMOVのみ)
当初からだけどニコンは動画をなめてる証拠だが仕様と言いながらファイルコンテナと圧縮規格、フレーム数しか書いてない。データレート、クロマサブサンプリングなどだ。写真のほうではぶつぶつ書いてあって、動画のところにプロ相手の宣伝文句があるのにビデオ機器なら書いてあることが書いてない。まさか、MPEG-4 と MPEG-4/AVC が同じだろう的な人が未だに動画は流行だから付けてる程度だと思ってないだろうな。
どうせ30分縛りがあり内部処理での発熱を防ぐためにもHDMIから4:2:2 4K出力できるのならばATOMSかBlackmagicの製品でも取り付けたほうがよさそうだ。カメラのみで可能なことも重要だが、中途半端ならあきらめて外部に任せるべく作ることも必要。SONY α7Sの4K信号出るけど自分では録画できなかったみたいな。
全く仕様書のほうにも書いとけって思うが、説明文から初めて HDMI 出力で 4:2:2:、8bit、4K が使えるってわかる。せめて仕様書にHDMIバージョンくらい書いてあれば上限から可能性と不可能の判断くらいできるのだ。ITU-R BT.601、ITU-R BT.709なることも記載してよ。
内部処理できないなら 4:4:4、せめて4:2:2 10bit 出力くらいできてからプロ相手を語るべきじゃないのか。それらの業務用4Kビデオカメラからレンズを取ればたいして値段は変わらないんだから。
結局、デカイのが邪魔だけど動画はビデオカメラになる。ニコンはビデオ市場を食ったほうが良いのにノウハウがない。いまだに放送用レンズ参入して相手にされないからと即座に撤退したトラウマでも抱えているのだろうか? プライドが高かったのかな。忍耐があれば市場を二分していたかもしれないのに。市場を二分したのはキヤノンとフジノン。
もうニコンは国際放送機器展にいないので動画はやる気がないと見た。
だったら中途半端もいらないので労力は別のところに回してほしい。
・最大4GB 最大8分割
いまだにexFATじゃないことが判明した。動画の30分縛りは関税逃れだが、FAT32とexFATもライセンス料の違いについては当時の報道で2003年から従来のFATが1台当たりUS0.25ドルで企業上限US25万ドル、2010年頃からexFATが定額30万ドル。exFATは中小企業ではライセンス受けてる企業の製品を利用しなければ使えなくなった。大企業でも30万台売って1台当たり1ドルだから以前より高い。
こういうのこそ非営利組織からデファクトスタンダードを作り上げる世界なのにな。OSがらみで丸め込まれているという点では、またもや独禁法あたりの出番はないのだろうか?日本人はいいなりだけど米国で騒ぎになってないってことは無理なんだろう。
ひつこくMOVにしがみついてるニコンだけにMPEG-4を採用しただけもう払うお金はないのかな。
巨大ファイルは結合させるのが時間的に面倒くさい。
・音声 (D5 / D500 まではリニアPCMのみ) 外部同期
やっと音もAACが付いたけど映像と音声を比較してバランスのとれないリニアPCM音声をずっと付けてきた。PCMにする人は外部機器で録音します!だから外部同期のほうが必要だ。
カチンコ!?古典的だな。でも、その場になさそうな音を使わない合間に入れるのは今でもやってる。ところが10分も録画したら1フレームくらいズレるんだからこまめに入れることができないと意味ない。花火なら1フレくらいズレても何の問題もないけど人物でリップシンクがズレると違和感がものすごい。機器によっては歌1曲(3~4分)終わりのほうで1~2フレームくらいズレる。
録画したファイルからカット編集したシーンごとに音を合わせ直す作業ほど馬鹿馬鹿しいものはない。こうなったら録音機側で合わせてもらうしかないが、合わせる材料として古典的な同期信号が出せなくなった。
アナログビデオ信号の垂直同期を拾って外部同期してくれる製品は見当たらず、もはやデジカメはアナログビデオ信号も出してないってことでTASCAM DR-701D が HDMI 入出力を持ちカメラ側に同期して録音ファイルを生成することができるのだが7万円の投資が必要。
下位機種のDR-60DMKIIは2万円台で売られているが、付いてる機能は電子的カチンコ(スレートトーン機能)だから同期するわけじゃなく長く録音することでのズレは解決できない。どうせ編集ソフト上で波形を見て合わせるならカチンコ音なんてのは不要な機能なのだ。
ビデオでDV方式がでたとき最も表面化した問題だが、デジタル化したことで起きた問題が、デジタル処理という楽な世界で解決に至らないってのは全然笑えずアホかって思うだけ。お金をかけない限り波形を見ながら合わせる作業はなくせそうもない。
カメラ1台と音声の話ならまだ楽なのうだが、カメラ2台の外部同期については解決させる手段はあっても非現実的。双方の出力をフレームシンクロナイザーに入れば別だが撮影現場でとなると無理に近く、いったいいくらかかるんだってことに。編集ソフトであとから頑張って合わせようってことになる。最初っからカメラ側で可能になってないと大変なことに。
・RAW現像一括処理
これは機能次第。指定の複数または1コマずつ個別の調整を加えたのちに一括RAW現像が行えるなら良いが、全部同じ設定でしか行えないならどうでもいい。
・フォーカスシフト撮影 (深度合成で高画素、浅い被写界深度撮影に必要な機能とは違った)
文句を言い続けて12年、オリンパス(フォーカスブラケット)、パナソニック(フォーカスセレクト)は4Kフォトの一環から先に搭載したが、合成して被写界深度が変更できるなんてどうでもいい。絞りやシャッタースピードを変更して複数枚を撮影する機能が大昔からあるのにオートフォーカスにてピンボケから逃れる方法がないなんてアホか!って言い続けてきた。
目か目尻かって被写界深度の浅い世界があるのに光学ファインダーで見分けるのは視力の問題じゃなく人間業では無理だってこと。ライブビューで拡大して撮れってのは思考停止している人のセリフで、動いて撮影しているのにいちいちチェックしている時間なんてない。人間だって立たせておけば厳密には前後左右にゆらゆらしているわけで停止することはできない。シャッターチャンスを考えれば機械的に救うのが筋なのにソフトウェアで可能なことをいつまで経っても搭載しないのは撮る側の身になってないからだろう。
残念なのが、合焦した位置から無限方向へしか動かせないこと。だったら、合焦点も予め手前にシフトできるようにしておけば結果的に手前からピントの合った写真が撮れる。合焦したと思ったのが後ピンだったらどうするんですか?
> フォーカスステップ幅(レンズのピント送り量)は10段階から選択可能
ニコンのウェブサイト説明の図からすると期待できなくなるのですが、微妙な量で調整が可能かどうかで使い物になるかが決まる。上記で例にしたが目か目尻かって言ってるんだから1cmもずらされた困る。論理計算値より著しく被写界深度が浅い AF-S VR70-200mm/f2.8G ですが、200mm F2.8で3メートルくらい離れて人物を撮ったらピントが合う位置によって使い物にならず F5.6~F8 くらい絞らないと顔のパーツ全体が綺麗に写らない。F5.6でも顔から後ろにとなる体はボケてきてるし背景はもうボケボケで撮れるから。ピンボケしてたら話にならず使い物になる写真が第一だから。7~8メートル離れると背景がボケなるなるしね。
合成じゃなく、ちゃんとピントの合った写真を撮るために必要なのです。
使用レンズ、距離、絞りなどから被写界深度を算出して自動選択できれば素晴らしいが、
深度合成なんて言ってる時点で私の期待は裏切られるだろう。
秒5コマに落ちるからミラーアップで電子シャッターも使えない感じがする。
インターバルタイマーみたいに設定して3秒待つなんて代物にも用はない。
俺が欲しいのは常に選べば使えるフォーカスブラケット!
設定もいままで通りのAEブラケットを使い回せば簡単なのに、なぜ組み込まないのか?
・電子シャッター(先幕 後幕)
コンデジのようになったのはソニーで見ていたからやっとニコンにも搭載された。桜の木の下でじっとしていてメジロちゃんが寄ってきても、やはり連写音で逃げちゃうし、一体型デジカメやビデオは4Kでもイメージセンサーとレンズが小さくて鈍った画像しか得られない。
D810の静かなシャッター音には満足しているが、無音ができるに越したことはない。花火でも写真とビデオが同時だと自分のシャッター音が入ってしまう。シャッター開け閉めはだいたい音が止まっているときだから余計に目立つ。
そもそもD800からD810になったときにシャッター音がどうのこうのとか言う奴が一定数いたわけだが、お前らは写真を撮る気があるのか、それとも自動車で空ぶかししてるヤンキーと同類なのか?
振動がどうのなら関係あるが、シャッターの音色がどうかなんて写真を撮る上で関係ない。カメラやレンズで高価な部類なのに画質良くてもデザインが悪いから買わないって言う変な奴がいるくらいだが、お姉ちゃんが持ち歩くファッションセンス第一な小型ミラーレスじゃあるまいし何をする道具かわかれば異端な意見は気にする必要なし。
メカニカルシャッターなしの問題はローリングシャッター現象のみ。
どこも開発しているだろうが、パナソニックは自社製品化を表明していた。
命に関わろうが悪いとわかってる自国製を必死に擁護するのが某国 (命よりメンツが上)
日本製だろうと駄目なものは駄目だと叩くのが日本人 (だからこそ未来がある)
この民族性が変わらないうちは日本も安泰なのだが、だからって新幹線みたいにぱくられた技術を元にしているのも多いから高を括ると痛い目に遭うので市場調査と地道でありながら常に改善が必要。
職場が自由が丘だった時からいきつけのカメラ屋さんはD850予約受付中で入荷順に販売で税込359,640円でした。価格COMは投稿時点で掲載されてないが、初期の値段は直販じゃない限り大きく変わらない。
D810を下取りに出しても半年であまり出動してないから高すぎる使用料金になりそう。22万円で買ったが綺麗な状態でも10万円とか言われるでしょ。新品22万円で売ってるんだから10万で引き取り15万で売るって感じじゃない。
だったらEOS7D壊れたことだしD810は使い倒すことにしてD500とレンズを買ったほうが有意義な感じ。レンズ交換なんてしてる暇がないので望遠と広角の2台体制じゃないと渡り歩けないから。今年1月と比べD810は1万5千円の値下がりだがD500は元値が低いのに今は17.5万円と2万5千円も値下がった(目黒の某では183,600円)。ボーナス前とか関係ないけど何か反動がありそうな感じだから欲しいなら買い時期でしょう。
安く売る店は限られているから競争止まれば戻るからね。来年早々と言われてるEOS 7D Mark III(仮名)が出るまではじわじわ値下がるかな? D500より7D Mark IIのほうが初値が安いですが今は11万円で買える状態。私みたいにメーカーに拘らず乗り換える人が少ない世界だから競争にはならない。
→ TASCAM : DR-701D
→ ATOMS : SHOGUN
→ Blackmagic design : Blackmagic Video Assist 4K
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