設置はどうでもよかったのだが、運び込みのために設置費用を投じた。予めメーカーから説明書をダウンロードして読んでいたため取り付け可能なことはわかっていた。そこで特に必要だと読んだことも聞いたこともなかったが、洗濯機専用の蛇口じゃないと交換を迫られた。説明書では“取り付けられない場合”に別売部品が用意されているのである。取り付けられるのに売ろうとしたのが疑惑の点だ。

「メーカーから取り付けが推奨されている」と言ったが据付説明書にそんなことは一言も書いてない！

　取り付けると給水ホースの脱着が楽になる。だが、なぜ脱着するの？買い換えるか引っ越すまで取り外す予定はない。通常は円形であるが四隅からネジで絞める方法で従来式かつ今でも説明書に記載されている方法である。それに過去、ずっとその方法で問題なかった。

　　疑惑　売り上げ増のために蛇口の交換を指示されているのではないか？

もちろん販売店からじゃなく下請けとしてであろうが、この疑問が湧くのは当たり前だ。付けることになっても「給水栓ジョイント 2,199円」とアマゾンで買ったほうが安いぜ。栓より先だから元栓まで止める必要なく交換可能だ。配管交換するわけじゃないんだから元栓止めて蛇口ごと交換するとしてもたいしたことない。

　　本当に必要なのかどうかが問題。本件は従来式で取り付けられたため不要だった。

　配水についても問題がありそうだが、そこまで部品は持ってないので、こっちでやることになった。そこらへんも通信販売で見つけることができ千円くらい。わかる側にとっては搬入だけでいいんだよね。エアコンの工事でもあったが、ちょっとでも基本と外れた工事になると何万円か、電気工事が加わるともっと出費もあるからさ。

　　信用で成り立っているはずも、自分で取り付けもできず作業拒否もできない客はどうなる？

もし水道配管もやってる業者だったら交換を持ちかけられてただろうな。こういう小悪党商売って日本中で日常茶飯事なのではないかと思う。本件の場合はエアコン業者に比べたら費用も削られているだろうから同情できなくもないが、それは客という俺にとっては関係がない。

　パソコンやオーディオビジュアル機器なら全部自分でやるけど、白物家電となると重量級になるわけで配送のみ玄関に置かれても困るところがつらいのが多い。持ち込めるなら家電なんて冷蔵庫だろうがエアコンだろうが全部自分で取り付け可能な知識はある。

　アース線だが既に地中に埋まってる線と接続し、むき出し部分をビニールテープで巻かれたため、より防水性の高い自己融着テープで巻き直した。水ものだけに普通のビニールテープじゃダメだろ。自己融着テープは昔から雨ざらしなアンテナ線の端子部分の防水に使ってきた実績がある。

　交換前は洗濯容量7Kgまでで本体40Kg、新しいのは洗濯容量6Kgで本体30Kgで、ひとまわり小さくなってるから排水溝の清掃で移動させるのも楽になった。もっと小型でも良いのだが在庫なしと、5Kgの製品にすると大きな機能では風呂の残り湯を使う機構がなくなる。洗濯容量6Kgと7Kgも代金に大差ないのだが、本体の大きさが異なるので小さいほうにした。

　洗濯機はかさばるだけで、うちには洗濯機より重たい音響機器がいるが、持ちやすさってのは大事で設置のときだけでももう少し持ちやすくしてもいいんじゃないかと思う。そうすれば玄関に物だけ置かれても一人で設置可能ですよ。冷蔵庫だとスリム400Lでも80Kgだから無理だけど。


どうせクリーニング屋に出すのは出すんだから20万円ドラム式なんて不要

　洗濯機４万円（設置、配送料込）、家電リサイクル料金2484円は三菱電機 洗濯機として決まってる料金。収集運搬料について設置同時でなしだったが、Bカメラでは1500円、Y電機は1080円だった。Y電機では撤去と設置日は同日となるとのことで別にするには個別回収を依頼する必要がある。某調査で接客ワースト１だけのことはある融通の気かなさ。持ち帰りじゃないから店舗が近くかどうかは関係なかった。

　今回、自分で外に持ち出せたため相談しなかったが、通信販売じゃなく店頭購入すれば撤去と設置を別の日にしても大きく費用がかからず可能になるのではないかと思ってる。もちろん店によるとは思うがね。

何か買うとき本体だけじゃないところも考えましょうと誰かのためにでもなれば幸い。