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JR東海と西日本の周遊券見つかるが…
 自分のことで探していたくせに自分が使えない切符が見つかったが優遇も差別だと気づけない日本人らしく苦情という意味で掲載しておく。外国籍にでもなって帰郷でもしてない限りは使えないので似たような誰でも使える切符も調べて比較してみる。

■伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ 大人11,000円 連続した5日間有効
■富士山・静岡エリア周遊きっぷ ミニ 大人4,500円 連続した3日間有効
■アルペン・高山・松本エリア周遊きっぷ 大人17,500円 連続した5日間有効
■高山・北陸エリア周遊きっぷ 大人14,000円 連続した5日間有効
(短期滞在 外国人観光客専用)

 過去に自分で回ったルートと費用を比べてみればJAPAN RAIL PASSのように非常に安上がりな旅ができる“えこひいき”周遊券である。現実に存在する国内向けのお得なきっぷと比べてみた。

 コースが似たようなのを見つけたが利用範囲が異なるため全く同じではない。ほぼ外国人観光客向けのほうが範囲が広く対象の交通も多く設定されている。■は来日外国人観光客専用、●は誰でも購入し使用できるが5月連休とお盆時期使用不可。立山黒部アルペンルートは冬期中止。その他、詳細は販売元参照。




■アルペン・高山・松本エリア周遊きっぷ 17,500円 連続した5日間有効

JR 名古屋~岐阜~高山~富山
アルペンルート 富山~信濃大町
JR 信濃大町~松本~塩尻~中津川~名古屋

特に周遊方法に規定は書かれてない。全てフリー乗車区間と思われる。
特急自由席が利用可能。回数制限はない模様。


●立山黒部アルペンきっぷ ひだコース(高山線・中央線) 18,610円 連続した8日間有効

JR 名古屋~岐阜~高山~富山(在来線、特急)
アルペンルート 富山~信濃大町
JR 信濃大町~松本~塩尻~中津川~名古屋(在来線、特急)

回る方向は事前に決める必要あり。フリー区間はアルペンルートのみ。
特急指定席は行き帰り1度ずつ。ほか自由席は乗車可能。

●立山黒部アルペンきっぷ しらさぎコース(北陸線・中央線) 21,850円 連続した8日間有効

JR 名古屋~岐阜~米原~金沢~(北陸新幹線)~富山
アルペンルート 富山~信濃大町
JR 信濃大町~松本~塩尻~中津川~名古屋

回る方向は事前に決める必要あり。フリー区間はアルペンルートのみ。
特急指定席は行き帰り1度ずつ。ほか自由席は乗車可能。

考察: 「アルペン・高山・松本エリア周遊きっぷ」と「立山黒部アルペンきっぷ ひだコース」はほぼ同じだが、国内向けは利用制限事項が多い。有効期間が長いが、それほど長く使うとも思えない地域から使われなく影響が少ないから放置されているのかもしれない。



■高山・北陸エリア周遊きっぷ 大人14,000円 連続した5日間有効

JR 関西空港~大阪~京都~福井~金沢(在来線、特急自由席、東海道新幹線不可)
JR 金沢~新高岡~富山(北陸新幹線 自由席)
JR 富山~高山~下呂~岐阜~名古屋(在来線、特急自由席)
バス 金沢・新高岡~白川郷~高山のバスルート

名古屋から京都の東海道線は含まないU字型のコースとなっている

●北陸観光フリーきっぷ 名古屋から15,930円 連続した4日間有効

JR 名古屋~富山(特急ワイドビューひだ・しらさぎ フリー区間までの往復指定席)
フリー区間:
 敦賀~九頭竜湖~福井~金沢~津幡・和倉温泉~高岡・氷見~富山~黒部のJRと第三セクター線
 北陸新幹線 金沢~新高岡~黒部宇奈月温泉 自由席

フリー区間以外で途中下車可能なのは下呂、高山、飛騨古川。
特急指定席は行き帰り1度ずつ。ほか自由席は乗車可能。

考察: 私たちが使えるほうで出発地となる都市は名古屋のみ。名古屋から富山の往復は含まれているが、バスは全く利用できない。外国人向けのほうは関空からも名古屋からも北陸へ行けるようになってるばかりか、こちらも高山が含まれているため白川郷のバスルートも含まれた上で安くなってる。




■富士山・静岡エリア周遊きっぷ ミニ 大人4,500円 連続した3日間有効

JR 豊橋~静岡~富士~沼津~熱海。富士~下部温泉。沼津~松田
遠鉄バス 浜松駅~はままつフラワーパーク~浜名湖ガーデンパーク
しずてつジャストライン バス 清水~三保の松原
駿河湾フェリー 清水港~土肥港
富士急バス 新富士~富士宮~河口湖~山中湖~御殿場
富士急バス ぐりんぱ~御殿場~プレミアムアウトレット
東海バス 沼津~沼津みなと新鮮館。三島~山中城跡。修善寺駅~修善寺温泉。土肥港~修善寺駅。
伊豆箱根バス 沼津~沼津港。伊豆長岡~三津シーパラダイス。修善寺駅~修善寺温泉。

普通電車、特急電車の自由席に乗車可能(新幹線および全席指定特急には乗れない)
富士山の裾野を1周が範囲に含まれている。

●富士山満喫きっぷ 大人3,070円 当日限り有効

JR 静岡~清水~富士~沼津~熱海。富士~芝川。沼津~御殿場~駿河小山。
伊豆箱根鉄道 三島~修善寺
しずてつジャストライン バス 静岡・東静岡~日本平。清水~三保水族館
清水港ベイクルーズ
駿河湾フェリー
富士急バス 富士宮~上柚野・白糸の滝・休暇村
東海バス 沼津~沼津みなと新鮮館。沼津~三津シーパラダイス。三島~中山城跡。
伊豆箱根バス 伊豆長岡~三津シーパラダイス。沼津~伊豆長岡。熱海~十国峠。

普通電車のみ乗車可。当日限りなので範囲の設定は広くない。

考察: 違いは範囲と有効期間だ。国内向けは当日限りなので深い移動はできず、富士山本体のほうの路線は含まれてないので静岡県側のみとなっている。外国人観光客向けは電車と富士急バスによって富士山をぐるっと1周するコースが含まれるが五合目まで行くバスは対象外だ。JR線は豊橋からのため中部、関西方面からつながりで便利になっているが東海道新幹線は使えない。浜松とか行くと考えにくいため富士山周辺の対応は大きな違いでしょう。




■伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ 大人11,000円 連続した5日間有効

JR 名古屋から関西本線、片町線、大阪環状線、大阪から名古屋まで紀伊半島外周、参宮線
和歌山鉄道、伊勢鉄道
熊野交通バス 勝浦、那智山、新宮、本宮大社
三重交通バス 熊野市、尾鷲、伊勢エリア

特急ワイドビュー南紀、特急くろしお、快速みえの指定席が4回まで利用可能。書いてないんだが、説明からすると特急でも自由席なら回数制限なく乗れそう感じはしてくる。日本ってこういう曖昧表現ばっかりだが、契約社会の外国人に対しては酷い。だから日本人向けの切符の説明も甘いわけです。アメリカみたいな訴訟大国と違って「書いてないだろ」って訴える人がいないところにつけ込んで仕事ができてない(訴訟大国が良いと言ってるのではない。不備だと言ってるのだ)
エリア内で対象となる電車、バスは乗り放題(乗り降り自由)。

●<対応する周遊券なし>

考察:

 国内向けは個々の地域に対応する周遊券はあるが紀伊半島1周を範囲とした周遊券は存在しない。JR東海では伊勢路フリーきっぷ、南紀・熊野古道フリーきっぷ、JR西日本では特急電車の割引があっても大阪から和歌山~紀伊勝浦の周遊券がない。上記の外国人観光客向け周遊券で紀伊半島を一周すべく切符バラ買いして熊野三山や伊勢をまわる旅をすると数万円はかかるでしょう。それだけでも外国人観光客向けが恐ろしく安いことがわかる。

 JR西日本の“特急くろしお”の割引は2名以上同一行程でなければならず、それ以外に割引切符がない。その「くろしお指定席きっぷ」だと新大阪→新宮が大人1名7,210円のところ5,500円になる。JR東海のほうがバスなど付いててよいが、JR西日本「くろしお指定席きっぷ」は同行する子供が一律1,000円、レンタカーが若干割引のメリットがある。一人じゃ使えないし大人だけだとお得感が薄い。JR東海の特急は運行本数が1日3~4本で、JR西日本だと約16本(新宮まで行くのは13本)もある。旅費よりも時間に左右される場合にはJR西日本・新大阪からのほうが南紀には行きやすい。

 私が2016年3月に名古屋から使った「南紀・熊野古道フリーきっぷ 中辺路コース」は大変お得であるがフリー区間以外の途中下車が認められておらず、伊勢には名古屋から戻るという無駄をしていた。途中で降りたら全行程別料金なんて割引乗車券(旅行券)もあるが、それは前途無効と切符の権利を放棄すれば降りられる。熊野市と新宮・紀伊勝浦をも分けているくらいだし名古屋から移動に半日もかかるってのに有効期間も3日間だから固有地域の周遊しか考えてない。JR特急 ワイドビュー南紀の運行本数の少なさと運行時刻が理由で前後に半日を費やす。

 大阪~奈良、和歌山・南紀白浜、熊野三山・熊野市、伊勢・鳥羽は近隣大都市から別々に旅しないと全てを含んだお得は切符は見つからなかった。子供だったから一人で旅もできず記憶が曖昧だが国鉄がJRになった頃まで紀伊半島の周遊券ってあったような記憶。他の場所へもだが分割民営化によって全ての周遊券が消滅。

 名古屋~鳥羽、伊勢神宮、伊勢市~熊野市~新宮、熊野交通バス熊野古道フリー、紀伊勝浦~白浜~和歌山~大阪~奈良…乗車券だけで考えると2万円くらいだが鉄道の運行本数の少なさから宿泊が増え日数も増えるから特急を使うことになると交通費は倍額となる。紀伊半島の電車の場合、各駅停車でもいいやって楽観できず、名古屋や伊勢からほど近い亀山や多気ですら1時間の乗り換え待ちが生じるから日中に長時間の移動時間を強いられる。名古屋から紀伊勝浦だと特急ワイドビュー南紀で3時間45分、鈍行だと乗り継ぎ次第で6時間以上かかる。新大阪から紀伊勝浦は特急くろしおで

 都市部から要所まで高速バスを利用することで交通費を抑えることが可能だが、これも運行本数に振り回されることになり紀伊半島の旅は厳しいのである。高速バスで苦労するのだからテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を見ればよく途中から都市部へは向かっていても南紀は苦労しており大阪・堺~本州最南端潮岬~鳥羽は失敗していた。和歌山はチェックポイントではないので奈良県に向かうなんて考えられないが日本一長い路線バス「八木新宮線」に気づいてたら二日目には本州南端だったでしょう。

 テレビ番組と違って我々はなんでも使えるわけだから電車からのバス利用も重要だが、周遊券にしても特定のバス会社なら全区間乗れるまでのものが付いてこないので観光ルートが限られてしまうのであった。




テレビ番組じゃ教えてくれないこと

 利用規約を読むと旅行商品に近いものがあるがJR線が不通になっても払い戻しにならず補償も得られない。ところがアルペンルートに限ってJRの乗車券と同じよう運行不能になっている場合は出発地点に戻れば払い戻しされる。途中で使用をやめてると残りが使えなくても払い戻しの対象とはならない。
(※ 通常の切符の場合なら乗車できなかった区間の払い戻しがある。特急は運休と2時間以上の遅れでは扱いが異なるし、グリーン料金も指定料金でしか戻らなかったりする)

 このへん一般の利用でも知るべき情報なのだがテレビや雑誌で読んだことがない。運休となった場合に停車駅で乗車を取りやめても手数料なく全額払い戻し。または申し出て出発駅まで戻っても手数料なく全額払い戻し。

(タクシー乗車で事故に遭遇し、下車地点までの料金を要求される事例があるとかだが契約不履行のため支払い義務は生じない。乗車して口頭契約時に目的地の通知が曖昧ですぐそばまで来てたら怪しいでしょう)

 だいたい途中で取りやめる人は少なく、運休な事態も少ないから2時間以上缶詰にされ特急料金だけ払い戻してもらうとが思うが、何か催しもの観劇とか開演時間があると遅れたら意味がないこともあり、だったら時間は無駄だけど帰ってお金は戻してもらったほうがよい。 2時間以上も遅れたら運休も同然なのだから出発地に戻って払い戻しにして欲しいが、返金は特急料金だけか全額か、このあたりは個別に違ってるから約款を確認したい。

 出発後に運休で戻る場合に特急で帰ってこられるのかと言う疑問が出るわけだが、乗れなければ戻る意味がない。悲惨な経路の場合、各駅停車で戻れって言われても困るわけ。例えば秋田新幹線とか在来線がほぼ運行してないし、盛岡から東京まで各駅で戻れって言われても1日じゃ戻れない。

 今年もあったが出発前に運休になってるから体験はしてないが有益な情報だけに旅番組が紹介しない理由は広告主の損失になるからかな?それでも利用客からしたら法律用語で契約不履行なのだから仕方ないだろ。例えば多少じゃなく猶予は新幹線ですら2時間もの遅れを許しているんですからね。




JR東海
JR西日本おでかけネット

※外国人観光客向け
ツーリストパス[JAPANESE], TouristPass[ENGLISH]

| emisaki | 2017-09-25 Mon 23:04 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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