外国人観光客専用の周遊券を調べた関係から何か変わった点がないか再調査したのだが、運行時刻に変更があるが、フリーきっぷに変化はないようで相変わらずJR西日本には南紀の周遊券がなく二人以上での特急の割引があるだけだった。

　東京から行く場合に大阪が関係するとなると特急電車の運行本数の多さだけで、名古屋からだと３往復しか運行してない。それでも無駄な待ち時間が生じなければ問題はない。外国人用みたいに紀伊半島を一周できなくても「南紀・熊野古道フリーきっぷ中辺路コース」に絶大な効力があるので正当な意味のお礼参りも行きやすい...

ということなら紀伊田辺、和歌山などの立ち寄りは関係なく道順を考えることができる。

2017年10月1日～　冬期ダイヤ、休日ダイヤ

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【東京～名古屋 新幹線 ＋ 南紀・熊野古道フリーきっぷ中辺路コース】

＜１日目＞
東京 06:00→(東海道新幹線)→07:34 名古屋
南紀・熊野古道フリーきっぷ中辺路コース購入
名古屋 08:05→(ワイドビュー南紀1号)→11:56 紀伊勝浦
（昼食／バス営業所でフリーきっぷに引き替え）
勝浦駅 13:10→(路線バス)→13:35 那智山
（那智大社→那智の滝→大門坂下り）
大門坂駐車場前 15:56→(路線バス)→16:07那智駅→16:15 勝浦駅
勝浦駅 16:30→17:17 新宮駅　（バス。電車は便数が少なすぎ乗車時間長くても早く着く）
（宿泊地へ）

＜２日目＞
宿泊地→速玉大社→権現前　（速玉大社最寄りのバス停が権現前）
権現前 08:44→09:59 本宮大社前　（バス）
本宮大社前 11:00→12:19 新宮駅　（バス）
新宮 12:44→多気14:49→16:10 名古屋　（特急ワイドビュー南紀6号）
名古屋 16:22→18:03 東京　（新幹線。運行本数多いから名古屋滞在もあり）

※ 前後の運行時刻に合えば東京～名古屋は別の手段でも構わない
※ 本宮大社前方面への最終バスは新宮18:10のため川湯温泉を宿泊地にできるが温泉街へバスは行かない。
　　国道沿いの請川バス停から1.5～3km歩く必要がある。夕食時なので送迎は難しいだろう。
　　湯の峰温泉まで山道4kmくらいあるので夜だし徒歩は無理。
※ 新宮～本宮大社前は乗車時間が長いので混雑したら立ち乗りはキツイ

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【往路　飛行機、復路　電車】

＜１日目＞
東京 06:07→06:15 品川　165円（JR）
品川 06:19→06:33 羽田空港第一　407円（京浜急行）
羽田空港第一 07:25→08:40 南紀白浜空港　特割25,590円（飛行機）
南紀白浜空港 09:28→田辺駅→11:50 本宮大社前　2500円(明光バス 快速 熊野古道号)
本宮大社前 13:00→13:16 志古（路線バス特急）
志古　瀞峡めぐりの里　13:30→15:25　（遊覧船）
志古 15:40→16:09 権現前　（路線バス特急）
速玉大社→宿泊地　（新宮駅まで最短1.3km 徒歩、バス、タクシー）

＜２日目＞
新宮 07:54→08:17 紀伊勝浦　（JR）
勝浦駅 08:25→08:50 那智山　（バス）
那智大社～那智の滝～大門坂～大門坂駐車場前　（徒歩。大門坂は上りも選択可能）
那智山 11:45→大門坂駐車場前 11:51→12:10 勝浦駅　（バス。安全にはこの30分前のバス）
紀伊勝浦 12:24→新宮 12:44→多気 14:49→16:10 名古屋　（特急ワイドビュー南紀6号）
名古屋 16:22→18:03 東京　（新幹線。運行本数多いから名古屋滞在もあり）


※ 白浜空港発の羽田行き飛行機は12:10発の次は18:35発となる。飛行機に間に合わせるには新宮14:18発、勝浦14:35発となり地上移動時間がかかるばかりか白浜駅で１時間の待ちが発生し、飛行場でも搭乗手続きをもてあますほどの時間。飛行機を使うのに無駄な待ち時間と飛行場までの移動時間があり、目的地に長く滞在できるわけでもなく１時間ちょっとなので交通費が２～３万円もかさむ意味は薄い。

　飛行機を使ったときの東京駅推定到着時刻からすると、上記予定の帰り電車のまま多気から伊勢市に向かい時刻は遅くなるものの伊勢（神宮）に２時間くらい滞在できる。近鉄特急で名古屋へ向かえばJR快速みえより20分早い。快速みえは１時間に１本だが、近鉄特急は１時間に２～３本運行しているので乗車時刻を合わせやすい。

※ 行きに飛行機を使って浮いた時間は熊野川の遊覧船に当てているが、電車でも可能で１日目になんとか速玉大社へ行く時間を作り、２日目はもっと早い07時頃のバスで本宮大社へ、そして新宮17:30→名古屋20:49着 特急ワイドビュー南紀8号にすれば間に時間ができる。当然、帰宅は23時過ぎること間違いなし。そのしわ寄せが許せるかどうか。

　若い頃にやってた方法は土日だとして詰め込み予定で疲れるから日曜に現地宿泊の早朝東京戻りでそのまま仕事。自宅じゃない精神的ストレスがなければ21時頃ホテル入りで疲れを取れる。おっさん化したら１日の休息が必要だから深夜でも帰宅して翌日休むようになる。

　だからって現地で余裕を持たせて二泊三日に拡大する方法は無駄な時間が生まれすぎるため個人的には却下。だったら伊勢神宮に行くとか名古屋の街にいるとか考えてしまう。

※ 無駄な待ち時間があると別のルートを探してしまうが、経験から路線バスの時間帯によっては余裕を作ってる。乗降、特に料金支払いによって遅延が発生しても経路上の制限速度を利用して運行時刻を維持しようとする動きがみられない。観光地だと客数で次々と遅れが蓄積される。

　那智山、本宮大社において早朝便や方向によって遅れは出にくいが、帰りの客が集まってくる時間帯だと自分が乗車してから最終的に10～20分も遅れるのを目の当たりにした。途中の乗車だけでも遅れが出るが、早く下車するにはピッタリの料金を用意しておき出口付近にいることだ。

　和歌山に限らず地方の路線バスの運行は遅れが出たら縮まることがない。大都会以外はどこでも“ウチナータイム”だ。それは遅延が発生しても問題ないって意味じゃなく、混雑も乗客もほとんどいないのに出発時刻からして遅れるし、前記のとおり遅れたあとに時間を取り戻そうとする動きが見られない。電車のようにいかないのはわかってるが感覚が違うので保険としてじゃなく余裕は絶対に必要。

　私が行ったときは準備中だったが奈良交通バスはICカード払いが可能になってる。この地域で多く使うことになる熊野交通バスはフリーパスを利用するはずだから見せるだけで支払い待ちは発生しないが、念のため乗車場所を示すため乗車時に整理券を取る必要あり。

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「南紀・熊野古道フリーきっぷ中辺路コース」　代替えプラン

＜２日目（２）＞　朝、早すぎ。熊野速玉大社の時間は確保できず。
新宮駅　05:53→07:14 本宮大社前　（奈良交通バスのため別料金）
本宮大社前 08:40→09:21 志古　（熊野交通バス）
志古乗船場　09:30→11:25 志古乗船場着　（瀞峡めぐりの里　熊野川遊覧船）
志古　11:41→12:19　新宮駅　（熊野交通バス）
新宮　12:44→多気14:49→16:10 名古屋　（特急ワイドビュー南紀6号）
名古屋 16:22→18:03 東京　（新幹線。運行本数多いから名古屋滞在もあり）

＜２日目（３）＞
新宮駅 08:40→09:59 本宮大社前　（バス）
熊野本宮大社
本宮大社前 11:00→11:41 志古　（バス）
昼食　レストランあり
志古乗船場　12:30→14:25 志古乗船場着　（瀞峡めぐりの里　熊野川遊覧船）
志古 14:51→15:25 権現前　（バス）
熊野速玉大社
権現前 17:08→17:12 新宮駅　（バス　便数は少ないが10～30分に１本あり。歩いても1.3km）
新宮 17:30→多気19:30→20:49 名古屋　（特急ワイドビュー南紀8号）
名古屋 20:55→22:33 東京　（新幹線）