2017-10-18 Wed
旅行に加えて、番組チェックの時短処理を考えててそれを思い出した。記憶の彼方に「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」って文言があったが、時間は足りないんだよ。だからって時間短縮のため旅費がかかりすぎても困るわけだから、掛け持ちと分刻みの予定を組むのが重要になってくる。さらに私の場合は完全に決めるのが嫌いなため訪れた場所の善し悪しによって滞在時間の変更を行うため予定が複雑化する。必要な予定は「線」で示せず「面」で足りず「立体」になってしまう...
ところがコンピューター処理の乗り換え案内も性能向上は鈍化してしまってる。私にとっては普通の時刻表を即座に表示してくれるだけで「あとは自分でやるよ」って感じだ。だから交通会社は路線図と駅ごとの時刻表をしっかり提供してくれればよい。
乗り換え案内は、ある程度は無料で使わせていただけるが、お金を払ったからって理想の結果が得られるわけじゃない。条件が細かく指定できないため結局は自分でつなげてゆくしかない。
主要駅で他社線乗り換えで徒歩は対応しているが、テレビ番組のよう切れた路線を徒歩でつなぐようなデータはなく迂回を余儀なくされるが、それは利用者の都合じゃない。
不慣れな人は使える? 不備があるってことは不慣れな人こそ惑わすってことだ。
例えば、東北とか上越から日本橋(駅までじゃなく橋)へ行こうと新幹線で来るとして、乗り換え案内なら目的地の駅から上野駅で地下鉄 銀座線に乗り換えろと指示してくるわけだが上野駅の構造と銀座線の駅がどこにあるか知ってたら上野駅の地下から地上への移動と銀座線ホームへ距離がある。
もちろん長いエスカレーターはあるが新幹線の駅は後付けで作られているため変な位置でそれなりに歩くし、中央改札を出てよく“産直市”をやってる場所を通り地下鉄の駅へ。そして日本橋駅から日本橋への移動も考えたら素直に新幹線は東京駅で下りて歩いたほうが合計の距離は短い。どの乗り換え案内も後者の指示はしてくれない。
徒歩に支障があるなら地下鉄 日本橋駅と同じコレド日本橋前まで東京駅丸の内北口からは門前仲町方面の都営バス、新幹線のホームから近い出口の八重洲口からは南千住方面行きが日本橋を通る。中央区のコミュニティーバスは日本橋は通らず最も近いのはコレド室町。ところが、初乗りの距離と料金を下げた今は2人以上なら東京駅からタクシーで決まりなのだ。日本橋は東京駅の改札口から徒歩900m。
ほかに道路が関係する場合、等距離の場合、どっちの信号が変わる時間が短いか、網羅してない限りは日中と夜などの変化まで考えると地元か常連しかわからない。学生時代に神田でバイトしてて秋葉原へ向かうのに、その信号の間隔を知って近くに見えるほうとは違うコースをとってた。
こんな選択肢をどの乗り換え案内が提示してくれると言うのか!?
乗り換え案内の件についてもGoogleがやってくれたら未来があると思ったのは地図の表示からで、交差点から引っ込んでる横断歩道を忠実に再現している。大通りの横断歩道って角じゃなく、ちょっと引っ込んだ場所に設置されてるでしょ。マピオンなんかでルート検索しても直線でしか表現してくれないもん。
もう一つびっくりしたのが横断歩道の幅データも持ってるようで東京駅八重洲口のだだっ広い左右で幅の異なる台形の横断歩道を最短距離の斜めに指示した。これは外人がよく使う awesome! だよ。じゃあ、なんで普通の横断歩道は直角しか指示してこないんだ?
余談だが、Googleは曲がり角ごとに最短距離を取ろうと考えてるようで、直線道路の中央で反対側に渡ろうとするから距離は変わらないがジグザグ表現になる。大通りじゃないからって横断歩道がある場所から渡っておけば良いのに道路横断を指示してくる。ただし都心での話で地方になると詳細データがないからか直線的な指示になってる。たぶん頭脳集団はいるけど調査、データ化と入力要員まで確保できてないんだろうな。
何を使うにせよ知らない土地では注意が必要だ。
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