2017-10-31 Tue
筆まめ、筆ぐるめ、筆王とあるわけですが、ここは拘りはなく、どれも大きな機能の違いがないため出費を低くしたいだけだった。それで先にビデオ編集ソフトの VEGAS を購入していたから同社が扱う筆王にしたってことと、直販はアマゾンより安い。家庭内5台で使えるとかインストール制限より同時使用制限のほうがいいだろうが、そこはどうでもいい。元祖○○が複数あるみたい3社共に「第1位」とか書いてあるのは法を逃れる表現を小さい文字の部分でしてるのだろうが、ならば客として不審を抱くだけで景品表示法で禁止を拡大すべきである...
探していたのは年賀状ではなく喪中ハガキだったため、実際のところ宣伝では消されてるに等しく情報がない。その情報が少しだけ多かったから筆王にしたという理由もある。
通常利用として、テンプレート、イラストの点数の違いは30万か45万点を争っても意味ない。スマホ用のソフトで簡単に使えるようになってる画像加工ソフトを搭載したほうが有益だってことに気づいてはないようだ。
パソコンから携帯電話、スマートフォンへと利用者層が移ってハガキが減ったとは言え、年賀状や案内状とか決まったときには使うのなら普段から使えている機能ができないのは困る。
古典的な利用者の言葉に「住所データがクラウドでパソコンがクラッシュしても助かった」なる話があったが、そんな恐ろしい機能はお断りなので、是非ともデータはローカルドライブのみで扱いたい。他人に俺の情報もクラウドでなんて扱って欲しくないし、ちょくちょく大手が不正アクセスとかで漏れ出すわけだが、なんでインターネット上に晒されるコンピューターで重要なデータを扱うのか不思議でならない。完全なデータは入り込めない内部で扱い利用者認識とはいちいち照合を行えばいいわけだからデータを表のコンピューターに晒しておくのは保護措置をしてないのも同然。
これから取扱説明書を読まねば!
<追記: クラウドは無効になってた。機能拡張で「使用開始」を選ぶ必要あり>
・印刷経費 (50枚とした場合。機器はあるものとして考えない)
印刷所(一例): ハガキ2500円+住所印刷800円(入力済みの場合)+切手代(または郵便はがき)
(※ 白黒印刷の選択なら2000円弱でした)
自力作業: 筆王Ver.22 割引3480円+ハガキ用紙400円+切手代+インク代
(※ ダウンロード版の場合は期間限定2980円)
ソフトを買っても出費額に大きな違いはありませんでした。
綺麗さでは印刷。インクジェット プリンターでは写真用紙でも使わない限り綺麗な印字は無理なので、一般的なハガキなら印刷を依頼したほうがよい。値段も大差ない。どっちにしてもデータ入力は必要で、住所のデータ化(入力)依頼も可能だ。
・印刷するならば
ハガキ側に郵便番号の枠が印刷済みは迷惑だった。ソフト側で枠ごと印刷すれば位置合わせの必要もなく失敗がない。郵便局側の装置は多少の違いくらい自動検出される。手紙で枠もなく手書きの場合「〒」を付けると数字と区別が付きにくくなるから付けるなとのことだ。
・郵便はがきの間抜け
「インクジェット紙」なる印刷がなされていることである。小さな親切、大きなお世話!
それでデザイン済みのハガキを購入することになった。あとは宛名と文字印刷だけなので、別にソフトを購入しなくても可能だったが枚数が多くて面倒だし、この先も使える。インクジェットになってから消耗品で儲けるビジネスになってプリンター本体も消耗品な作りになってためコストダウンから今は他社バンドルソフトもなくなった。宛名印刷は買うことになるから損ではない。プリンターを新しくしたとき、CDレーベル印刷ソフトもなくなった。こればっかりは専用ソフトからじゃないと印刷できない。
大迷惑で思い出したが、ピトクリコって会社の高級印刷用紙が出たときA4サイズ10枚で3000円もしたのに一カ所だけ隅っこが切られてた。あっちの言い分としては表か裏かを示すためだが、バカヤロー以外のなにものでもない。だって示すにしても角が5ミリくらいと欠けすぎてるからだ。
あらゆる事業で 「小さな親切、大きなお世話」 って言葉の存在も考えるべきだ。
・郵便はがき
「インクジェット紙」が邪魔くないなって思ったくらいなんだから「郵便はがき」の印字が邪魔だなと思ったら保護されている。そこで調べてみると「郵便はがき」または「POST CARD」の記載は必須であって、それがないと第一種郵便物になると書かれていた。ハガキは第二種郵便物だから書かないと62円が第一種郵便物の82円になる。
尚、文字の大きさや色の制限など仕様は全く書かれてなかった。どこかに書いてあるのかもしれないが我々が目にする説明は見当たらなかった。みんな宛名面の上部中央だが、その条件すら見当たらず。
いつもながら疑問を持つことは知識につながる。
・筆王 ド素人しか想定してない強制動作インストーラー
データはDVD-ROMからの参照かと思って再度入れてみたら自動実行はアップデートのためと称して強制的にアンインストールを開始した。アップデートもなにもハードディスクに入ってるほうが新しいのだ!
2度目を行った理由はカスタムインストールを選ぼうにも勝手に進んでしまったからで、選択で止まるどころか何秒も待ってくらないようだ。それで2度目に待ち構えてカスタムインストールをボタンを押したが思ったような設定はなかった。
1GB以上も入るため不要なイラストとかフォントとかに選択肢があり、必要となったらDVD-ROMを参照してくれるとか普通は期待するわけだが、その普通ではなかったわけだ。
おかげで Ver.22.0.2 になっていたものを削除され、Ver22.0.0に戻されてしまった。そして起動後に、またアップデートだ。どんな管理をしてるんだか、それに勝手にソースネクストアップデーターなる常駐ソフトをインストールし、これがまた結構なメモリーを食ってる。
他にもアップデーターを入れてくる奴らは多いが、だいたいは起動時にチェックか、常駐はせず時間で自動実行して何もなければ消えてゆくのが一般的。だって、そういう作業に常時1クロック分もRAM1バイトたりとも使って欲しくないと思って当たり前。
実際に筆王本体の動作も「素人扱い」されすぎながら使わねばならないため操作がやたらと増える。消せるが、音声ガイダンスはかなり容量を食ってるはずで、こっち系統でも最近買ったソフトの多くで「小さな親切、大きなお世話」と戦っている。大きなお世話じゃ何のためにお金を払ってるのか意味がわからなくなる。何年か前に発せられた言葉を思い出した。「使えない人にはそこそこ使いやすく、使える人にはとことん使いにくく」なるってことを。
ということで使い終わったら、こいつは即座に削除だと決意した。
もっと軽い住所印刷だけのソフトが必要。
・数字の問題
年賀状ソフトなので初期値は漢数字である。ところが漢数字もくせ者で、
「一ー一ーー一〇」 (漢数字の場合は横書きで難、算用数字の場合は縦書きで難あり)
とは何かというと
「1-1-10」である。
10は 十 にはなってくれないように文字が変換されるだけだし 一〇 でいいのかもしれんが 〇 なんていう漢数字はない。勘違いしてはならないが宛先ってのは郵便配達の人のためにあるものなので、判別のしにくい漢数字なんぞより縦書きで「1~1~10」のようにしてくれる設定もあるべきだ。
「算用数字で組文字」ってのと「処理しない」がある。処理しないってのは本当は処理されてて算用数字が漢数字に変換されるのが初期値である。上記に示したように算用数字だと縦書きで識別の問題が出る。長音は全角の伸ばし記号、マイナスのよう直線、ダッシュから選べるが自由な設定はできない。住所入力時に何か工夫をしておかねばならない。
バージョン22にしてこの程度かと思うと、いつもながら世の中の批評レベルの低さに嘆く。
世間も自己中な文句はそこらじゅうでつけるくせに、価値のある批評ができない。
機械のくせにやってくれないなら人間が住所入力時の対処で「1-2-3」ではなく「一丁目二番地三号」のように入力しておくことだが、教えていただいてる住所や印刷物からも略されており相手先が本当に「丁目」なのかわからないと対応が難しい。地図を広げて一人ずつ住所の存在を確かめることになる。
「算用数字で組文字」も問題で、田舎に行くほど数字の桁があがって4桁にもなるわけで、「一二三四ー五」(実際は縦書き)が縦書き三行で「1234(横書き1行)-(二行目)5(三行目)」って具合になる。視認性につては改善すべき点が多すぎる。
ド素人向きだと表現したように、住所録のどの項目をデザイン上で作った枠のどこに吸い込ませるか Excelのマクロ処理のごとく設定することはできない。パーツリストってのがあるのだが、住所は一緒くたに処理されるため、住所1、住所2、住所3を個別に処理できるのかは謎である。
例えばテキストボックスを作ってそこへ、Excel的に表記すれば「=名字&名前&" 様"」のように作り込むためのツールは用意されてなかった。選んだデザインの情報が絶対的で、文面欄に宛先ごと特定(名前など)の部分だけ変更して自動的に文書を作ることはできない。
印刷所でお願いしたようレイアウトするのは難しそうだ。差出人においても宛名欄に書くことを前提としているようで文書面に住所として挿入すると宛名面と同じレイアウトで左下の枠に書く横書きな郵便番号が出て「〒123-4567」というふうに書くにはどうしたらよいものか?
入力した情報から差出人を書くにおいても表示順は決まっており、一般的には住所の次に電話番号だが、これでは名前の後に電話番号やら携帯電話番号となる。どうやったら場所を変更できるのか? 差出人だからデータから使うのではなく、個別に横書きと縦書きや、テキストボックスとやらの配置を組み合わせて作るしかなさそうだ。住所データーベースの各項目とレイアウトの自由度がなさすぎ、ほぼ決めつけられている。
基本的にデザイン例から選んだものを利用するわけで細かいカスタマイズやイチからデザインを作るようにはなってない。それが不可能なら、Excel と Word 連携させて印刷するのと何が違うの? イラストとか自由に使える絵が多いだけじゃないの!?
そんなことなら文書面が共通であるならば Illustrator とか Photoshop で作っちまったほうが早いし自由度が高く作り込める(使いこなせてる人にはね)。はがき印刷専用で長年経過したソフトだから安価でも完成度は高いと思い込みが大間違いだった。調べても買う前にわからないことだらけだからさ。
また難点が見つかったら付け加えるか、新しく投稿する。
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