2017-11-13 Mon
ニコンではレンズ購入でのキャッシュバック(リベート)とニコン創立100周年記念でカメラ(レンズキット)購入で抽選でプレゼントを行っている。レンズにおいては昨年度の同一キャンペーンより金額は下がってしまった。たとえば私が欲しいと思っていた 20mm F1.8 は1万円から5千円。全体的に1万円枠と5千円枠にまとめられている。それよりも毎度のことながらフォトツアーのほうが理解に苦しむ点が多い。そのあたり消費者として意見したい...その前に、cash back の本来の意味は違ってるから和製英語であっても意味を取り違えてる頭悪い部類で、割引でお金を戻してくれるのは rebate が正しい英語である。平均的に頭が良いはずの日本人もこの点は海外から Japanglish と言われてるほど笑いもの。
リベートを悪い意味にしたのは過去の日本人によるものだから、別に英会話ができるわけでもないが若年の頃から洋雑誌を買って海外通信販売を利用してた側としては変。日本人として日本人に対して正しいリベートの使い方をしていただきたい。ろくに外国語も使えないんだから「年末年始、勉強しまっせ お客様還元大売り出し」とか日本語でお願いします。逆に目立つ。
<ニコン>
→ ニコン100周年記念 ニッコールレンズキャッシュバック!キャンペーン
→ サンクスグッズプレゼント!キャンペーン 2017年11月10日~2018年1月14日
→ ニコン100周年記念 第5回ニッコールレンズフォトツアーご招待!キャンペーン
プロカメラマン随行のフォトツアーだが、海外を除くと旅費は含まれておらず現地集合、現地解散となっている。全国の応募者を考慮せねばならないが、現地の人間が現地でお伺いをたてたいかと思うと違うのではないかと思える。近隣であるならば失敗を繰り返して学習できるし、出会わぬものを失敗しないよう撮影知識を得たいと思うのが筋でしょう。だから、これを景品に持ち出すなら交通費も付けろって思うわけだ。キャッシュバック処理の無駄に比べたら200名の交通費くらい上乗せはできる。
<キヤノン>
→ &EFレンズキャンペーン (本日2017年11月13日で終了)
→ WINTERキャッシュバック EOS 7D MarkII , 80Dのみ
→ Live! フルサイズキャンペーン
EOS 6D Mark II限定。景品:ストラップ、バッテリー+SDカードまたはSSD、画像ソフト
→ EOS M5&M6 キャッシュバックキャンペーン お金、景品:バッテリーまたはマウントアダプター
<ソニー>
→ α7II プレミアムキャンペーン α7各機限定
<オリンパス>
→ OM-D E-M1 Mark II 衝撃を体感せよ!キャンペーン OM-D E-M1 Mark II と対象レンズ
<パナソニック>
→ LUMIXさらにいいコト♪キャンペーン ルミックス 一眼カメラ Gシリーズ
<リコーイメージング PENTAX>
追記 2017年11月16日: 投稿時点で何もなかったPENTAXは15日
→ PENTAX 一眼レフ&レンズ プレミアムキャッシュバックキャンペーンを発表。
<カシオ>
→ G'z EYEデビューキャンペーン 電池プレゼントのみ
なぜ日本は店舗で処理ができないのか? 店舗では買ってることがわかってるわけだから値引き処理をしてしまえば面倒な処理がいらない。レシート、保証書のコピーを取って、箱のバーコードを切り抜き、ちゃんと届くか不安な封筒を作って応募する。1万円そそくさと処理するが、3000円は微妙な線で、1000円キャッシュバックなんてことなら手間が損で下取り時に箱が欠損で査定が下がる分が取りもどせない。カメラ関係で1000円はないと思うが、他ではある。だったら海外みたいに「インスタント リベート」のほうが経費がかからない。
店舗における不正を疑うのならば、犯罪の多い外国でやってる理由がわからなくなる。客に見えない形では過去より販売奨励金があったからだろうか?本来は従業員のためを割引に利用した。よって販売奨励金を安売りに使うのとリベートは当初の目的は異なっていても結果的には同じとなった。だったらリベートのほうがメーカーが決めたことでしか使えないから不便。
ここで示したように複数の企業が同時に行うため最初に始めた思惑は全く機能しなくなった。だいたいは新製品投入前の在庫処分、discontinued(通称ディスコン)商品を売り尽くすときに使われるし、小規模では内部的に売り上げ目標額の数字を達成するためだけに使われたりもする。今年の正月だったか書いた5千円の電動ひげ剃りを買って3千円の郵便為替が戻ってきたのにはびっくりだ。罠に落ちたくないあまりに、それを脳天気にラッキーだなんて思う俺ではないから裏の意味や目的のほうを勘ぐりたくなる性分なもんでね。
だから昨年度に発売してから半年のNikon D500が対象商品だったことにビックリしたわけ。今回D850は早すぎるし対象外だ。黙ってても売れてるものにリベート付けて儲けを減らす意味はないが、実売価格が高いものだと購入特典以外に早期にリベートが発生することがある。
レンズなんてカメラボディーより長期利用が通常なので、懐との相談だが、どうせならこういう時期に買っておこうと思う。その前に、新製品の動きやメーカーから捨て値の在庫処分がないか可能な限り探ってみないと悲劇に見舞われることもある。
キヤノンの EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM(税別定価87,000円、当時の売価は4万円弱の新品)を別売の純正レンズフードも加えて2015年6月にたったの1万8千円で買った。 何が出てくるか時期も不定だが昔からキヤノンは破格値で放出がある。ニコンで出会ったことないため問屋の倒産とか金融流れとは思えないのは1種類にしては数が多すぎるからだ。破格値で評価は高くなるが2年前から現在までの売価ほどの価値がない。
その後も3万5千円を1年くらい続け在庫処分で終わるかと思ったら急に値上がりを見せているため新製品が出ず再生産があったのかもと読める。安すぎの本物は法的な告知義務がないならばメーカー再生品(refurbish)の可能性もある。経験上、再生品とか元が駄目な品を掴むと何度修理してもどこか壊れるので安易に再生品がお得だと言うのは間違ってる。あくまで傾向が高いという確率の問題であるから通常品でも有り得る。
どうせ高めのレンズに放出なんてないないし、新製品で高かったり、待っても値下がりはなかったりすると、メーカーからのリベートのある時期に買うのがお得。とりあえず昨年狙ってた Nikon AF-S 20mm f1.8G はリベートが1万から5千円になっても実売価格は5千円以上下がったが、その期間、そのレンズを使えなかった損失のほうが大きい。
さてと、メーカーによるリベート(キャッシュバック)ってのは、
客のデータも集められるし、客にやらせたほうが健全に機能するってことなのか?
【参考調査】
<TAMRON USA>
Mail in Rebate は日本と同じ方式でレシートのコピーや箱のバーコードを切り取って輸送するが、Instant Rebate のほうが多い。tamron-usaってウェブサイトはあるのだが、タムロンレンズの facebook は 知る人ぞ知る販売店の B&H がやっててtamron-usaに記載されている以上の製品にて Instant Rebate, Instant Savings が行われていた。
先にアメリカで見つけたから日本のサイトを見たら何もない。日本では全体的な売価自体が下がっていてアメリカで買うより安いから必要ない。メーカー主導なのか知らないが Instant Rebate がない日本は販売店による売価が違いすぎるのだ。
米国販売店のチラシだと「6年保証」とも書いてある。販売店独自かな?
長期保証が貴重だと思ったのはニコン製品もキヤノン製品も通称ソニータイマーのごとく1年を過ぎてからの修理代に大金を投じてきたし、特にタムロンは同一製品を1年間に3回も修理に出した過去があって懲りた(機械じゃなく電気的トラブル)。年月経過で売価が暴落してくるメーカーだから保証期間が過ぎてからの修理はあきらめた。日本だと購入価格の10%で物損や修理費100%出る保険に入るしかない。なぜなら何万円も払って修理したのに同じ箇所が故障しても3~6ヶ月しか保証してもらえない。そういうことも考慮して買わないと、安物買いの銭失いになってしまう。
<追記 2017年11月21日の発表を通じて>
・富士フイルム GFX 50S & GFレンズ 大好評御礼キャンペーン 2017/11/24-2018/01/22
・富士フイルム ちょっと早めの、大盤振る舞い お年玉キャンペーン 2017/11/24-2018/01/22
・富士フイルム X-E3発売記念キャンペーン 2017/09/08-2018/01/08 期間延長
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