みなみの桜と菜の花まつり 2017年2月10日～3月10日
静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂　青野川沿い
河津桜（寒緋桜と大島桜の交雑種）
撮影日　2017年2月16日[木曜]　平年より半月の早咲き

伊豆急下田駅から下賀茂・上賀茂 ・子浦 ・伊浜 行き東海バス 乗車時間25分、下賀茂、前原橋バス停下車すぐ。または伊豆急下田駅から石廊崎港・石廊崎港口 行き東海バス乗車時間 20分、日野（ひんの）バス停下車。


　静岡県賀茂郡南伊豆町の桜会場への交通は難ありです。伊豆急下田駅からバスを使う場合、07:35上賀茂行きの次は09:30の下賀茂行きとなり日中も１時間に１本程度。
　よってバスの時間、もしくは帰りに電車の時間まで下田市街地を散策するなど考えておくが平日9時で店は開いてない。ペリーロードのほうからは下田駅ではなく下田南バス停が近いので駅まで戻らなくてもよい。下田駅08:44着、下田南09:02の18分間がほぼ歩き回るだけとなった時間。


　下賀茂までは行かないが、休暇村や石廊崎方面行きは桜並木の下流部であり菜の花畑がある日野（ひんの）は通るため今回は 09:00発 の石廊崎港行きにて実際は09:02に発車したため09:20 頃に日野に着いた。これが東京駅から最も早く着く時刻。

　日野なら30分長く待たずに済む。初めて行くなら桜の木が植わってる密度が違うから上流（前原橋・下賀茂）から日野へ下ったほうがよい。川沿い2kmくらいあるからこそ桜なら上流から。帰りのバスを日野からにしたほうが便数が増えて融通が利く。



　菜の花畑は満開じゃない。もっと黄色くなるから来週以降がよさそう。いつもは休日に行くが、この状況だと平日の朝に行けば３、４人くらいしかいないので少々待てば誰も映り込まないのを撮ることも可能。近くに宿泊して更に早朝なら誰もいない感じがする。
　伊豆は平地が少ないのでこれでも広いと思ってるわけで、いろんなところを見てる観光客としても他と比べちゃ可哀想。だからこそ桜に影響がなければ桜並木の脇の全体に種をまいたほうがよい。

見栄えが良いのを懸命に探す。

　既に葉っぱが出始めているのもあって、熱海と同様に行くのが１～２週間遅かった。同時期である松田町や三浦海岸も満開を迎えてしまっている。今年はどこの河津桜（早咲き交配種）も咲くのが早い。

ソメイヨシノが平年通りってのも信用できなくなってきた。


商業者としては１ヶ月咲いていると言いたいのだろうが、私が恐れているのはこの写真が示してくれてる。

咲いたらすぐに行かなきゃダメ！

ここの周囲はしなびてる花びらが多かった。数百本あるから別の木を探す。


すりすりしてきたニャン。

食べ物は持ってないってことがわかったのか、このあと草をかじり始めた。ちなみに、日本では通常禁止、禁止じゃなくても迷惑行為のため持ってても与えません。それが自然。


　上り下りできる特定の場所を除いて増大してしまった自己中が踏み荒らすから菜の花の斜面を立ち入り禁止にする必要がある。雑草じゃなく菜の花のところにだって入ってゆく無神経な連中ばかり。どうやら入って良いか悪いか判断する基準が地に落ちた。だからってロープや看板という邪魔な物の設置は私の本意ではないが設置したほうがよくなった地域は多い。

一歩踏み込むの罪が次なる罪悪を生む。

　河津町はもう取り返しが付かないが南伊豆町は自然な感じに残っていて欲しいと思っていたのに、このところ4～5年で商業的な建物が増えてないかい？商売人は河津町をうらやんでいると思うが、私は断然に南伊豆町推しである。何をネタに商売をしてるかを先に考えて欲しいが、破壊しても河津町みたいになりたいだろう。河津は行くたびにガッカリ度が増してるが、そのように本質を掴んで旅先を選ぶなんて一握りの人しかいないから、どんな客だろうと大勢が来て欲しいわけさ。

　ここも宣伝写真で有名な地点。しばらく待ってたんだけどワンコ軍団に占領されちゃっててあきらめて先に進んだ。

　35ミリフルサイズ28mmレンズおよびAPS-C 17mm（27.2mm相当）レンズじゃ収まりが付かない。後ろに下がろうにも菜の花で下がれず。14-24mmあたりでも買ったらまた行く。

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　東京駅から05:20始発で向かう場合に南伊豆町到着は09:18（日野）、品川駅から04:35始発で向かう場合は08:40（日野）、熱海宿泊で05:03始発電車の場合は08:00下賀茂に着ける。沼津05:17で下賀茂08:00。

　あるかないかの夜行便を除いて品川駅に04:35に着く電車はないから品川駅近隣住民以外では最終電車で行って3～4時間待つことになる。この電車は横浜04:54、小田原でも05:52と熱海へ近づいてもこれより早い電車はない。東京駅に05:20までに行ける地域は限定され、中央線は中野04:30、総武線では津田沼04:27、常磐線は松戸04:35、京浜東北線は大宮04:30 と厳しい。

　早朝から出動したい場合は、下田宿泊で06:55→07:12日野、もしくは南伊豆町役場から日野まで徒歩圏内の場所への宿泊が必要。

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→ 南伊豆町観光協会

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＜実際の行程　計画通り＞

・東京駅 05:20→JR東海道線→07:08 熱海駅　（新幹線 06:33→07:16）

・熱海駅 07:22→JR伊東線→ 伊東駅（直通） →伊豆急行線→08:44 伊豆急下田駅

・下田駅 09:00（下田南09:02）→東海バス石廊崎行き→09:18（実際09:20） 日野［ひんの］

・菜の花畑から上流へ徒歩で下賀茂のほうへ向かう　約２時間

・日詰 11:17→東海バス→11:40 下田駅　（松崎10:08始発、下賀茂11:15のバス）

・下田駅 11:47→伊豆急行線→河津駅 12:02　（なぜかリゾート21黒船電車だった）


＜交通費＞

　JR東日本の「南伊豆フリー乗車券」の場合は石廊崎、伊浜、雲見、松崎までなど広い範囲のバスに乗れるが、普通に来た場合も東海バスの伊豆急下田から日野（ひんの 片道520円）～下賀茂（前原橋 片道650円）までの往復券が確か1000円である（桜まつり期間中のみ）。範囲、値段が異なり各種フリーパスあり。

　総費用は河津ページに記載。

河津へつづく...

＜追記：　2021年6月30日で「南伊豆フリー乗車券」廃止＞