「あるある大辞典」やら類似番組が捏造事件を起こして消え去ったわけだが、その原点となる番組がNHK「ためしてガッテン」である。実はNHKの番組も過去より何度も世間を騒がせており、局として謝らないレベルまで入れるとかなりネット上でも番組内容が叩かれてきた。エセ科学の話題まで戻れば民放ならとっくに番組廃止されてるだけのことはしてきた...

　偶然にも前回2017年2月22日放送「最新報告！血糖値を下げるデルタパワーの謎」にて行き過ぎた表現があったと複数項目で冒頭３分間に渡って謝罪と訂正と問題点から逃げるような説明が放送された。当事者が言う「行き過ぎた表現」については前科が何度もあるので私には「またか」としか思わなかった。本日はコラーゲンの回であり訂正の差し込み前に制作されているから以前と変わらぬ胡散臭い内容だった。念のため、番組では効果がないとの科学的実験結果があることも伝えられていた。

　時代遅れの放送法を盾に見せしめで個人へ訴訟まで起こして強制徴収して自分らは一般的公務員より高給取りの日本放送協会がこの有様なのである。特筆すべきは広告収入のためじゃなく視聴率を気にする必要すらないのに番組制作において民法と同じ暗黒面に落ちていることだ。本来は逆で民放が広告主だからと客を騙すような表現を垂れ流し荷担していたら国民のために叩きつぶすのがNHKの仕事だろ！ 893のショバ代みたいな受信料なんておんぶに抱っこ運営、民放と同じ統制不足な下請け孫請け制作が最大の原因では？

NHKも契約を義務化してる邪悪な放送法ともサヨナラしたい。民営化か廃止か。
先に大幅に給与を下げてから話そうじゃないか。そうじゃなきゃお話にならん。


＜追記 2017年3月3日：
　似たような件ですが「水素水商品の広告に根拠なし」と販売業者３社が景品表示法違反（有利誤認）として消費者庁で公表された。行政処分の業者以外でも水素水とやらの科学的根拠についても実に怪しい。完全たる科学的な根拠が見当たらなかった。

　過去より、よく名前を聞くというか有名企業も多数行政処分されてますので消費者庁のウェブサイトで公表された企業は確認しておこう。わけのわからん広告でサプリメント業界はちょくちょく行政処分されてる。政府機関ってのはだいたい企業寄りだから是正勧告、行政処分にいきなり記載されちゃうはずもなく事前に警告がなされているはずだ。なのに載るってことはよほどのことで、他にも小規模で検査対象から外れていたり裏で怪しい業者が多数いると思われるので注意したい。

　科学というやつは利害関係のない多くの科学者が追試を行って実証した段階で成立するものである。世界を騒がせたナントカ細胞はありましたか？世界へ恥さらしでした。一人の学者が都合良い結果を言うことはよくあり、それを宣伝に使う業者がいる。よって企業と学者に利害関係があるかは絶対的確認事項である。特に女性が好きそうな話だとちょくちょく聞くのだが、多数の科学者が実証した結果なんてほとんどないのではないか。むしろ金儲けに絡んで出てくる話にはNOを突きつけられることのほうが多いと感じる。そしてテレビなどは広告主だから取り上げもしない。

　男はハニートラップにはすぐ引っかかるが科学的に胡散臭い話には引っかからない。反対に女性は美容やファッションとなると見えてることなのに真逆の効果ですら信じ込んでしまう。前から言ってるでしょ　カラコンなんで不気味で死んだ目が可愛いなんてはずがないのです。あの不気味が可愛く見えるなら脳を検査したほうがいいよ。実際は脚が短く見えるのに長く見えると騙されてレギンス、トレンカが流行ったじゃない。靴まで同系色にしてつなげた方が長く見えるなんてのはファッション業界なら当たり前の話なのにメーカーの売り上げ第一でねじ曲げられる。同じ理由で七分丈パンツとか余計に短足に見える。日本人がすることは可愛い子はもっと可愛く、不細工は更に不細工にすることを好んでやってる（本当に可愛い子はカラコン使って死んだ目にならず輝いている）。ダイエット法もだけど結局は確立したことではないから一時のブームとして捨て去られる。こうして次々と新手の手口が登場するのかもしれません。

こういう問題が発生するたびに、真っ当な仕事してない連中が多いと嘆く。
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