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テレビは言葉遣いを総点検せよ
2019年4月28日 TBS『坂上&指原のつぶれない店☆世界中でUDONが大人気!?「丸亀製麺」絶好調の秘密』

 例によって売り上げランキングをなぞらえた企業、商品宣伝番組だった。言葉遣いだが「ホームページを立ち上げ」とか誤用を言い始めたらキリがないが、世間一般は嘘を教え込まれて何が間違ってるのかさえ解らなくなった。番組制作のみならず経済解説者まで言い放ってた「ダントツ1位」「ダントツ トップ」なる重ね言葉の間違えは放送中に繰り返し使われた。あほんだらはダントツを断然の替わりに使いやがったのだ。(断トツは断然トップの略)

 同種の重複間違えである「LEDライト」も Light Emitting Diode を LED と省略したのに、またライトを付け加えてる。出川哲朗ふうに お前はバカかって言いたい。ところが日本人のくせに日本語もおぼつかないので「楽観視」(見るの重複)、「犯罪を犯す」(犯すの重複)など間抜け揃いである。

 日本人には短ければ何かくっつけ長ければ切り捨てて長さを合わせる傾向が見える。何を指しているか伝えるのが言葉なのに、その意思疎通を無視して行われ「音色」のほうを重視する。以前から指摘してきた「スーパー」や「ケータイ」のよう実体を切り捨てた言葉や略語が数多く作られてる。

 過去には何十年、何百年とかかって意味が変わった言葉はあるが、現代はマスメディアとインターネットによって短期的に大間違いが広まるため、正しい用法と誤用が同時に使用されて言葉(意思疎通)の役割を果たさなくなってる。その責任を放棄してるのが、新聞 雑誌 テレビ、そして程度の落ちたテレビ出演者たち。誰もが何かに対して無知であるので無知を責めることはできない。失敗も誰もにあるだろうが、特にテレビは確認を怠りすぎてるド素人のくせに世間を素人呼ばわりする連中を責めているのである。

アナウンサーどころの騒ぎじゃなく気象予報士よ!雨模様は雨が降っている模様の略じゃねぇーぞ


| emisaki | 2019-04-28 Sun 21:06 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
橋杭岩 熊野観光@ブラタモリ
 ブラタモリが2019年4月20日「熊野~なぜ熊野は日本の聖地になった?~」、2019年4月27日は「熊野の観光~熊野観光の“深~い”魅力とは?~」と番組は橋杭岩から始まった。

 観光地としては2019年4月6日 先に放送された、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?「ゆけ"熊野古道"! 熊野三山ぜんぶ見つつ絶景"那智の滝"130キロ! ですが狩野も出川も天然すぎてヤバいよヤバいよ 2時間半SP!」』と重複してた。どちらの番組も2~3月の撮影だろう。

前回、時間がないと調べてなかったところが多々あり、また、変わってる点を調べる。

続きを読む ≫
 2019年4月27日放送は「橋杭岩」から始まったが、あの周辺には「虫食岩」、「古座川の一枚岩」なんかもあるが、近くに見えて交通の便がすごく悪い。

 和歌山県を時計回りでは、「新田平見道 (熊野古道)」、「一里松跡 (熊野古道)」、「アドベンチャーワールド」、「三段壁」、「千畳敷」、 「円月島」、「白崎海洋公園」、「あらぎ島」などなど見つけてるが、近くに感じても1日で何カ所も行くことができない。

過去の情報を更新してみたが、やはり交通の悲劇は増していた。



【橋杭岩】

串本町コミュニティーバス 佐部・上田原線 200円 2018年4月1日 時刻表改正 2019年4月27日調べ
↓古座駅前 0746/0936/1122/1321/1442/1601/1807
↓姫駅前  0756/0946/1132/1331/1452/1611/1817
↓橋杭岩  0758/0948/1134/1333/1454/1613/1819
↓串本駅前 0801/0951/1137/1336/1457/1616/1822

↓串本駅前 0815/1005/1150/1330/1440/1640
↓橋杭岩  0818/1008/1553/1333/1443/1643
↓姫駅前  0820/1010/1555/1335/1445/1645
↓古座駅前 0830/1020/1205/1345/1455/1705

 バスがなくてもたいしたことない。紀伊姫駅→橋杭岩 1.2km、串本駅→橋杭岩 1.8kmである。バスよりも電車の本数が少ないほうが問題。早朝の運行時刻を拾ってみたがバスとの乗り継ぎが悪い。

[特急] 新宮 0630→0647 紀伊勝浦 0648→0712 古座 0713→0721 串本
[普通] 新宮 0630→0718 紀伊勝浦 0720→0752 古座 0753→0758 紀伊姫→0802 串本

※ 紀伊勝浦からも同じ電車が始発 / 乗車券 新宮~串本 760円、自由席特急券 650円

串本町コミュニティーバス 1回につき200円
串本町は地形からバスの路線は海岸線のみに展開されている。



【一枚岩】

・古座町内バス ふるさとバス本川線

↓串本駅 -*1- / 1248 / 1653
↓古座駅 1030 / 1308 / 1713
↓役場前 1037 / 1315 / 1720
↓一枚岩 1057 / 1335 / 1740

↓一枚岩 1538
↓役場前 1558
↓古座駅 1605
↓串本駅 1625

・古座町内バス ふるさとバス小川線

↓串本駅 -*2- / 1238 / 1653
↓古座駅 1030 / 1258 / 1713
↓役場前 1037 / 1305 / 1720
↓明神学校前 1047 / 1315 / 1730

↓明神学校前 1458
↓役場前 1508
↓古座駅 1515
↓串本駅 1535

*1 午前便 月・水・金 運行 / *2 午前便 火・木 運行 共に土日祝 年末年始 運休
古座川町ふるさとバス 1回につき300円

<距離>
JR古座駅 → 一枚岩 12.2km 県道228号線→県道38号線→国道371号線
JR串本 → 一枚岩 14.4km 国道371号線

JR古座駅 → 古座役場 2.1km
古座役場 → 牡丹岩 2.9km
牡丹岩 → 明神学校前 3.8km
明神学校前 → 一枚岩 4.2km

 バスは土休日となると午後便に限定され、月・水・金なら10:57着であるが、13:35着でも帰りは15:38の1便しかない。火・木の午前便は明神学校前まで行くが、一枚岩まで徒歩4.2kmとなる。1時間歩いて着いたとしても帰りのバスまで2時間半ある。

 歩いて帰ろうにも12km、3時間と仮定すれば追いつかれそうだ。タクシーは古座駅→一枚岩で4500円、串本駅→一枚岩で5200円。タクシーを待たせられる程度で戻ってくるなら、贅沢というかもったいない。私はそんな価値を感じないため1万円を越えそうな消費なら別方面で1日増やす方向で考えたい。




【虫喰岩】 JR古座駅より3.5km

 バスは一枚岩へ行くのと同じ。よってバスに乗ったとしても古役場までで座役場から虫喰岩まで徒歩1.5km。役場の少し手前を一枚岩とは別の道 県道227号線沿いに進む。露出している規模は小さいが一枚岩へ向かう道路脇にある牡丹岩ってのも虫喰岩と同じ。



【あらぎ島】 ※ 同一県内でも熊野三山のついで観光地とは言えない

・あらぎ島 和歌山県有田郡有田川町清水
・あらぎ島展望台 和歌山県有田郡有田川町三田196

有田川町コミュニティーバス
有田鉄道株式会社 路線バス JR藤並駅~金屋口・清水・花園

藤並 0936→1036 三田(花園行き)~<2時間33分>~三田 1309→1412 藤並
藤並 1306→1416 三田(清水行き)~<1時間28分>~三田 1544→1645 藤並

事実上、バスでの観光は2便。ここだけで1日が費やされる。

 過去に調査していた路線が廃線になってた。十津川村~野迫川村~高野山が困難になったのと同じように、有田川町から高野山へのルートも閉ざされた。廃線区間(花園~一の橋)は23kmくらいあるが、「あらぎ島」を見るため下車したなら花園へ行く次のバスを待たねばならない。

 あらぎ島展望台の近くのバス停から一の橋バス停までは40kmで歩ける距離ではない。花園から徒歩では5時間以上かかると予想され、だったら総合的にあらぎ島からバスで電車の駅まで戻り、ぐるっと回って電車バスなど乗り継ぎ4~5時間かかっても歩くより楽だし早い。23km歩けたとしてもバスの運行時刻がそれを許さない。

休日 藤並 0936→1115 / 1605→1745 花園
平日 藤並 0710→0850 / 1105→1325 / 1435→1615 / 1605→1745 花園

 徒歩の時間を考えると午前便しか選択肢がない。「あらぎ島」をバスの車窓じゃなく見てから高野山へ向かうのは無理。「あらぎ島」は川の蛇行した流れが生んだ場所で棚田があるが、それを除けば似たような地形はある。南紀白浜が周辺に複数の場所があって、かけもちには適しているが、それでも公共交通ではかなり厳しい場所。

このように実際には行けないか公共交通には不向きとわかり途中で調査が終了することばかり。

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| emisaki | 2019-04-28 Sun 20:36 | 旅・散策と行事::計画・調査 |