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スマホ決済なんていらない(0)
スマホ決済は過去に批判したホテル予約サイトに更に寄生する料金比較サイトと同じ臭いがする。

 クレジットカード払いが増えてきたとき、日本は手数料が高いために手数料分を上乗せしたり、最初から上乗せしてるのか現金払いなら安くするってのがよくあった。だからスマホ決済もシェアを確保するためカネをばら撒いて一時的に利用客を増やしても手数料が問題になれば賢い店主が現金払いなら「いくら」って提示してくる可能性がある。

何%還元で調子に乗ってるのは頭がお花畑な人にしか見えない。
自分だけ得した気分が結果的に当人を含む消費者に大迷惑だと言えよう。

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 そんなこともあり私は何千円相当のポイントが付き年会費が無料だろうとも評判の悪いところには見向きもせず、昔からある教訓「タダより高いものはない」に基づき年会費のあるカードを使い続けてる。保険やサービスが違うので損してると思ったこともない。そこからスマホ決済が長い目で見て得だと考えるに至ってない。

 最初に例に出したホテル予約が示しており、多くのホテルが直接予約なら安い金額を提示してくる。私も各種ホテルチェーンの会員カード(有料も含む)を持ってるが、グループのウェブサイトから予約すれば会員価格になるし、チェックイン時刻の優遇や部屋の割り当てが違うと感じた。

 当たり前で予約サイトを経由すれば数%から十数%の手数料が引かれる。客として見た目の支払いが安くなったと喜ぶのは馬鹿で、実際にサービスを行うホテル側に入る金額が違うのだから待遇が違っても当然というか、違えてくれないと困ると言える。一泊が数万円以上の高級宿なら大差ないかもしれないが、薄利多売のビジネスホテルで最低限の6%が数百円だったとしても大きい。

 加えて予約サイトへ登録した宿へ立場の強さを利用した強要も取り沙汰されてきた。事件化しなければテレビは広告主に対してスルーなので自ら情報を得なければ汚い世界は見えない。

こうした流れが繰り返されてきたため個人事業の商店なんかも加わるスマホ決済でも同じ問題が噴出するであろう。




 週刊新潮 2019年4月25日号「ペイペイ、LINEペイ、楽天ペイを週刊新潮記者が使ってみて分かったデメリットの数々」なんてのを筆頭に同種の記事が多数でている。もちろんテレビはそいつらの広告が大量にあるため一緒に宣伝をしていて面倒だと言われてる点を無視して簡単だと問題点は何一つ語らなかった。

 どの支払い方法で、いくら得したなんてやってたが、簡単、どこが!?と紙幣と貨幣を出したほうがよっぽど早いって場面がいくつもあった。もしくは二次元バーコードからサイトにアクセスし金額の入力、店員に確認しての作業はクレジットカード払いのほうが早いとも感じた。

 雑誌記事で伝えられてるが、囲い込みのキャンペーンが終われば客も減って手数料を払うのは店のほうだから得するのは支払い代行業者だけ。それを見越した先行投資だから後でツケはお前らが払う。特にツケがまわってくるのは機械と維持費と手数料を払う商店だから、そんなのに乗らないほうがよい。それやったら本当に客が増えるとでも思ってるの?

 「これ全部ください」、「使えないならいらない」なんて言う優越的地位で導入を迫るコマーシャルに引っ張られすぎだろう。客として言わせてもらうと本当に欲しいものに支払い方法なんて、かんけぇーねぇー! 値段が高いもので分割払いなら別だがな。

“今日もニコニコ現金払い” が、とばっちりを受けようとしてる。


 そういうが、変な情報は渡したくない、損もしたくない、迷惑もかけたくないなど、現金払いに固執しているわけではない。記事で経済ジャーナリストが例に出しているようにキャッシュレス決済(通信販売を含む)をすると無駄な出費が高まるのである。必要な消費はするが、増えるのは無駄な消費なのだ。

キャッシュレス決済にWIN-WINは成り立たず、どう考えても特定企業の金儲けにしか思えない。




 近代、暴利をむさぼってると感じる業種と言えば「ピンハネ業」「中抜き」「寄生商売」くらいしか思いつかないのだ。ちょっと前に世間の異様な風潮に流されて暴言にされてしまった某国会議員さんも「何の生産性もない」とは、こういうときに使えばよかっただろうが、支払い代行業が引き落としに介在しないなら「ピンハネ業」に分類する。純粋たる「サービス業」と私が思う「ピンハネ業」は違う。

 生産性のある商売のトヨタ自動車もサービス業者に時価総額で大きく負けているが、どっちの企業が長く残って胸を張れる商売かは決まってるだろ。"GAFA"で、とりあえずブツとして提供してると言えるのはアップル社だけだ。アップルもおおかたサービス収入であろう。日本人的な考え方だと人生がかかってると考えるが、役員と株主が勝ち逃げすればヨシとしか見えない欧米企業は10年でも世界を制覇すれば「御の字」って感じだろうな。
 いまどき facebook なんて使い物にならんと思ってるから何年間ごとに移り変わりがくる世界であり、多くの卵がかえって喰い争い始めたキャッシュレス決済なんて先は全く見えない。


 週刊誌ではなく他所にあった儲けの仕組み説明によると、クレジットカード手数料が通常6%だとして同時に大量決済を行うことで例えば3%としてもらい差額がスマホ決済業者の収入になるのだという。1000億円を動かせば30億円だ。同様に直接銀行や自社のクレジットカードからチャージする場合は、まるまる加盟店からの手数料が儲けとなると。

 囲い込みのポイント還元が早く上限に達して終了した騒ぎから巨額が動いたことが想定できるのでシェア確保のための100億円のバラ撒きも今後スマホ決済を使ってくれればたいしたことない。業者が乱立しすぎてるため、そんなことまでして総スカンを喰らったら簡単に潰れることを意味してる。


 外国は偽札も多いし、計算もできない連中ばかりなので普及してるんだよ。512円と言われて1012円を出して500円おつりもらおうとする日本人に対しては大混雑から逃れるためとか大義名分以上に本当にキャッシュレス決済の価値がなくてはならない。

  利用客に被害者が出ないうちに政府はもっと厳しく法律を定めるべき。
  特に数年で消滅なんて契約は許しちゃいかん!

 計算できないのを証明した番組があって、ほとんどの外国人が簡単な計算ができず、それなりの職業な人までいた。そこは教養あるインド人なら楽勝だったであろう。他の番組にて外国人観光客がやたら小銭を持っていることがわかったが、日本人みたいな支払い方ができないので貯まってしまうようだ。それに乗じた商売が成田空港のガチャガチャかも。50円玉以下はどうにもならない。小銭1100円を千円札にとか逆・両替機でも置いたらどうなんだ。

  だから日本人には必要ないし「そろばん」の国だったのに馬鹿を増やすだけ。
  それとも、これも計算できなくなった高齢者対策なのか?

貨幣も紙幣も廃止されてない状態で一般生活での何でもかんでも電子決済にはたいして意味ないだろ。



<キャッシュレス決済のみの暴挙が増えた>

 雑誌記事より先に出くわしたのが飲食イベントである。食券の購入に並ぶ必要がないに対しては俺は「はぁ?」である。それは食券、ようするにチケット制だからだろって。支払いにしても、そういうイベントで「648円です」なんて聞いたことがない。ほぼ100円単位になってる。現在、某所で開催されてるのは交通系ICカードが利用できるのが救いなだけ。

 購入特典のポイントとやらと同じで、現金に等しいのが分散して端数が利息もつかないところに浮遊する。なぜなら共通して使える支払い方法ではないからだ。スマホ決済は代理なだけだから、わが国で共通して使えるのは日本円だけである。

 野球場で現金払いを不可にしたことが取り上げられているが、所有した球場だとしても多種業者を率いてる又は入れてるとなれば、コンビニの24時間営業で問題視されたよう独占禁止法違反 優越的地位の濫用の疑いが濃くならないか? 運営企業が行うキャッシュレス決済に持ち込むため優越的に現金取り扱いの禁止を強要してるわけだから。客として「現金で払えない→では買わない」となれば営業妨害だ。もちろん、ぬかりはないだろうから見越した契約を結ばせていると考えられる。

  脱法の策を講じても、汚い連中という企業イメージが染みつく。

雑誌記事だけではなんなので支払い方法を調べてみたら、交通系ICカードが普及したのに対立した側のICカードしか使えなかった。電子的方式は同じだから装置にお金がかかることはない。

 公用語で敗北宣言してる企業に何を言っても仕方がないのかもしれないが、ここは日本だ。日本の商売の仕方でシェア拡大するならば、優位性を持ち出すのは良いが、他を排除という客に不利益となる方法ではない。そういう概念という点で何をすれば良いか思考が停止した日本人経営者は落ちぶれた。ハゲタカファンドの悪名ぜりふにマスコミが答えないんで「金儲けは悪くない、やり口があくどい」と思い出す。

 小さい頃に強烈な印象だったからかテレビ番組で本人が語ってたのを記憶してるが、水前寺清子さんがペプシのCMに起用されようとしたとき、(別に高飛車な態度でじゃなく)コカコーラしか飲まないけどと言ったそうで、それでも起用されて撮影現場ではコカコーラが出されたと。そういう器の大きさがあったが、今のIT長者と言われるような連中は巨万の富を独り占めした金持ちなだけで耳かきの先くらいの器しか感じない。

 大手家電企業だって経営者が替われば同じで、俺が考えつくようなことに何年経っても対応してこないくらい頭が悪いだから世界に通用するはずがないんだ。AV家電ともなれば複雑なのは当然であるが簡単なバグも放置だしな。ある意味で人材不足なんだが、頭でっかちを採用してきた末路だ。過去の栄光で耐えてるだけで、世界はどんどん変わるのに先が見えない。そういう意味ではスマホ決済のほうが時代に合ってるのかもしれないが、やり口が小僧の独裁国家みたいだから拒絶反応が起きる。

 更に払い戻しも不可、又は手数料が必要と支払い業者による。(最終利用ではなくチャージした日から)2年や5年で消滅など有り得ない仕打ち。払い戻ししないし、使えってもチャージは1000円単位な業者もあり預かったお金を放置したら俺のものだってさ、ひでぇーよ。
 初期の加入時特典で支払いとして使えるポイントをもらってる人は使えば問題ないが、多くの額を残したまま終えて消滅したら詐欺にあったような感じなので、とりあえず手数料払っても返金してくれたほうが人の道は外してない。



<キャッシュレス決済が仇となる場面>

 災害大国日本。いままでの日本人ならレジ(レジスター)が止まっても、さほど計算には困らない。それも現金払いならではことで、スマホ決済に限らず、あらゆるキャッシュレス決済は電気(送電)が止まったら動かない。それは固有の機器ではなく全体が機能していなければ使い物にならないシステムだからである。発電するのに電気が必要って間抜けとしか言い様がありません。キャッシュレス決済がどうのより、もっと大きな話であり日本の災害対策として発電を甘く見ている。

繰り返すが災害大国日本では緊急時ほどお話にならない決済方法である。



<キャッシュレス決済が必要な場面>

 先に普及している交通系プリペイドカードでは現金払いも切符もあり、ICカードにデポジット制があるが払い戻しもある。特典ポイントじゃねーんだからチャージした「お金」が2年放置したら消滅なんて詐欺まがいな話は有り得ない。

 そのあたりが、たとえ殿様商売だろうと昔からある企業体と小僧がたまたま巨額を得てしまって作った企業とのハッキリとした違いではなかろうか。囲い込み(シェア確保)ばかりか、何だかんだ札束で頬を張る(屈服させる)ことしかやれないのが後者で、そういう経営者は羨ましくないタイプの金持ちである。


 交通系ICカードなど意味があることは、ごく一部でしかない。あとは機器導入、支払い手数料としたピンハネ業が儲かるだけで WIN-WINの関係とは程遠い。交通系ICカードだって都市部を離れれば用がないもの。

 都会での電車の改札口とかバス運賃でしょう。都会じゃなくても観光地のバスだと支払いでもたついたのが原因で10分以上の遅れが生じたのは体験済みです。

 大手スーパーマーケットならまだしも、商店街で支払いにもたつくなんて感じに出くわしたことはない。時間がかかるのは客から言われた商品の取り扱いや包装のほうだ。
商店が高いツケを払わされる見せかけの得ではなく本当に何が得するのか教えて欲しいものだ。


 週刊誌が意見を聞いた経済ジャーナリストが紹介する「ずる――噓とごまかしの行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」の一節が紹介されてたが、全くの同感であり、もっと何が書いてあるか非常に気になった。


   再度、 『タダより高いものはない』が意味することを考えよ!


 政府がキャッシュレス化を進めるなんて実は中小から個人経営を苦しめることになり、大手だけが人手不足とやらから現状の儲けを維持するため口実でしかないと考えている。何年か前に秋葉原駅構内に昔からある牛乳屋でSuicaが使えないと文句の投稿してた特任教授だか何だか知らねぇーが、経営目線で考えたら当たり前の事、世間知らずに対して激しく憤りを覚えたわけ。やりたかったら機械も手数料も税金じゃなく、お前ら金持ちが自腹切れって怒った。

 現金の取り扱いに大きなお金がかかるって理由もだが、完全に現金をやめますというならいいが、新しい日本銀行券と新500円硬貨が発表されたように存続する。紙幣を廃止しないわけだから偽札事件を理由にするのも間違っている。キャッシュレス決済が加わったほうが手間が増える。だから金の亡者である連中ほど現金の取り扱いをやめてしまった。マイナンバーって個人番号が与えられたが、そこから体内インプラント、完全電子化すれば面倒はなくなるが、別の意味で恐怖社会へと突き進む。

 大衆を洗脳するのに海外を例を持ち出すのが得意技であるが、偽札が横行していたり、インフレが加速しすぎてぶっ飛びの桁となった国々と比べたところで何の意味もない。鵜呑みにしないで考えればわかるんだが、そういう国としてヤバイ発展途上国の人間が日本に観光旅行に来るの? そして日本が現金だって騒ぐのか?

 ぶんだくるところから、ふんだくらずに儲けさせる構造は全く変わってない。時代劇で例えてきた「越後屋と悪代官」の構図だ。ずっと申し立ててきた「再生可能エネルギー特別措置法(FIT)」という、あたかも真っ当かのよう理由をつけ庶民から強制的に吸い上げて特定事業者を儲けさせる邪悪な事がありすぎじゃないか。その金額に比べたら日本全体での現金取り扱いに関わる経費なんて屁でもないわ。キャッシュレスするとどうのと言う前に、真っ当な商売で儲けってより金の亡者と呼べる連中から先に始末しろよ。筋道が狂ってるんだよ!

日本全体を考えた場合、人手不足、経費を理由にするのは現時点では間違っている。
大きな組織が金儲けできて楽な手段を選択しただけにしか見えない。

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| emisaki | 2019-05-02 Thu 23:26 | 大衆媒体::新聞 雑誌 |