2019-08-19 Mon
競合他社の動向調査によって地域性があると考えられるが、旅館を吟味する上において、片っ端からアクセスしたところトップページに動画を置いて自動再生させるウェブサイトが実に多かった。「じゃらん」とか「一休」など総合予約サイトを使うと旅館自体が運営しているウェブサイトには関わらないので本件の問題を知ることもない。地域の旅館案内所、観光協会にある宿の一覧からアクセスしてみて非常に気になったこと。トップページからのいきなり動画再生だ。動画投稿サイトは動画を閲覧するんだから当たり前。そっちと混同してないかい?
わかってる作者は再生を利用者に任せる。次に妥協できるのは勝手に再生はするが音は出さないこと。ところが最も多かったのが、勝手に再生して盛大に音が鳴らすウェブサイトである。最悪なのがそれをループ再生させる。このあたりでも現在の常識から十年単位で遅れている。音だけ鳴らすサイトも多く、停止できるじゃなく初期値が停止であるべき。
もう20年くらい前かADSLなど通信速度の向上で動画が実用的になり使用が横行したため、その苦情や、通信量が問題になってウェブブラウザーに動画や音声を止める機能がついたが、それもCSSやJavaScript機能の登場で止められなくなってしまった。ウイルス対策などの保安ソフト、または可能ならば任意のJavaScript等を停止できる追加機能(アドオン ソフト)を使って動画再生らしき実行コードを止めるよう仕組んでおかねばならない。普通の人には無理。
動画容量は小さいでしょうが、静止画より桁違いで、更に文字データより何桁も多い。私は問題ないが、スマホで何ギガ上限とかある人達のことを考えてない。宣伝一辺倒で利用者の反感を気にしてない点だけでもサービス業は失格であろう。もしくは制作会社の営業に騙されているのか?委託先が旅行のこと深く知ってる確証がないのに発注してるならば、やはり責任は旅館ホテル側にある。
旅館に限らず宣伝したい気持ちもわかるが、受動的と能動的の意義を取り違えておられるようだ。
| emisaki | 2019-08-19 Mon 08:13 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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