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ぶろぐん

ホテル料金比較サイトなんていらない(3)
 次なる侵略!?が開始されたか。料金比較サイトとグルの真っ先に表示される予約サイトのいくつかがテレビCMを開始している。これによって全く知識のない人が関連性を感じて釣られることが考えられる。CMで発せられたことと違う展開に導かれることにはマジに注意すべき。

 そこに危機感を感じたのか以前からある日本の比較サイトも“ちゃん”を取り去って表に出てきた。こちらも安い順に表示させることはできないが、価格帯で絞ってゆくことはできる。なにより黒船みたいに最安値と言いながらグルである料金の高い予約サイトに誘導するようにはなってない。海外のホテルには弱いと思われるが国内ならば純日本のほうがいいだろうね。だからって250と言われたら350と言い返すのはどうかと思うが日帰りや高速バスも含むツアーが含めているからでしょう。じゃなければそんなにホテル予約サイトがあるわけがない。

 外資系の予約サイトでの日本の宿が国内の旅行会社の値段より何十%も高いのは見たことがあるが、安いのは見たことがない(両社で扱ってる場合)。「最安値」がヤバイと思ったのだろう「最安値を見つけるために~」と濁している。私から見ればどっちもどっちで、ホテル評論家とやらが言う前から直接予約に切り替えている。

 疑問は同一経営またはホテルチェーン店が一括した予約サイトを持っている場合の扱いだ。リッチモンド、ドーミー、東急イン、アパだのってのも全国のグループを統括しているわけだから総合予約サイトの数に加えられる可能性がある。また、藤田観光みたいに多業種、多数のホテル銘柄を抱えている扱いも気になる。どのホテル料金比較サイトも具体的は事は公表していない。

 国内で有名な旅行会社なら料金は拮抗している。外国人観光客が本国の予約サイトで高い値段を取られるのは知ったことではないが、日本人が国内に泊まるのに外資の予約サイト引き込まれて高いお金を取られるのはシャレにならないだけだ。外国人旅行者が高いと思って帰って行くのも日本として感じ悪いから迷惑だな。

 企業において“渡る世間に鬼はなし”は有り得ないし、特に黒船なら“人を見たら○○と思え”ってことで対処しないと身が危ない。世界の少しは真っ当な人たちは商売のみならず文化への口出しにて外国に合わせようとする日本のことを気にかけてくれている。日本は日本のままであれと。


<追記 2017年6月22日
 航空券の比較サイトまでも現れた。ワールドビジネスサテライトの取材によると年間を通して変動する値段をグラフ化して表示してた。それが過去のデータなのか、これからなのか詳細はわからなかった。それに予約できて料金がわかるのが何ヶ月先までかは航空会社によって違うんじゃないかな。そして特にLCCだとすると予約数によって料金が変動するためリアルタイムでないと不正確な比較になるのではないか!?
だ・か・ら~ テレビは宣伝しかしないんだってばさ。 深読みしないと危険なのよ。

| emisaki | 2017-06-17 Sat 22:41 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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