2017-06-26 Mon
7月2日は「ご当地キャラフェスタin伊賀」が伊賀市文化会館で開催される。遠いに加えて日曜日開催だから帰りがつらそうだ。忍者の里は たどり着くのが難しい。名古屋から向かうと関西本線は本数が少なく時間がかかる。草津(滋賀県)からも木津(京都府)からも当日では開始時刻には間に合わない。夜行バスはどうだろうか...
名古屋へは05時台、06時台に到着予定のバスが多く見つかった。ただし早い便は少ないようだ。奈良だと奈良交通に06:32着が見つかったが、JR奈良 06:39-06:54 加茂からの伊賀上野は07:30。次の電車だと伊賀上野08:11だから会場は9時頃でしょう。
近鉄名古屋 特急難波行 06:30-07:50 伊賀神戸 07:53-08:16 桑町
名古屋 05:40-06:57 亀山 07:05-07:52 伊賀上野 08:16-08:39 桑町
名古屋 06:24-07:46 亀山 08:03-08:51 伊賀上野 08:54-09:08 桑町
伊賀市文化会館の最寄り駅な桑町駅を写真で見ると小屋だった。これは大変なところだ。そこからでも徒歩2.3kmある。JR伊賀上野からタクシー料金を調べると2,070~2,330円と出た。桑町駅からでも1000円はかかるでしょうがタクシーがいるとは思えない。
ということでバスとなると、JR伊賀上野駅から直接のルートは存在せず、市役所(伊賀線 上野市)を経由しなければならない。駅が発展してない場合は役所、学校、病院が基本ですね。伊賀市文化会館は幹線道路から奥に位置しているため前を通るバスはなくバス停から徒歩5分となっている。
上野市駅 07:40-07:50 文化会館口〔伊賀〕
上野市駅 08:40-08:50 文化会館口〔伊賀〕
JR伊賀上野駅前にしてもタクシーが常駐している可能性は低い。総合的に考えると効率と費用を抑えた中間は伊賀線 上野市駅とやらからタクシーで行くってことか。夜行バスは気を使うし、寝ても休まらず疲れるから嫌なのだ。
新幹線を使うとして往復3万円コースになる。土産物どころではない!
個人的旅行のお約束だが、最も多い支払先はJRだ。
学生時代なら時間があるので、私がお得意様還元切符と呼んでいる 青春18きっぷ を使って宿泊したほうが新幹線で行くより安かったが、当日は使えない時期であり、使ったとしてもホテル料金が高騰しているから無意味と化す。
青春18きっぷが使える期間だったとしても、(乗車券7,560円+新幹線特急券4,830円)×2=24,780円 と 普通電車1日分 2370円×2+ホテル料金×2日 として比べると一泊1万円が限度となるばかりか日帰りが二泊三日で片道移動時間は9時間になってしまう。ホテル代がこれより安くなっても埋められるほどのことは起きない。
ダイヤ改正で東京(品川05:10)から普通電車で九州上陸できるようになったとか小耳に挟んだことがあるが、ホテル料金高騰に加えてLCC航空が登場してから長距離で倹約する価値はなくなった。もちろんキャンプするとか夜間ネットカフェ泊まりするまで厳しい状況ならば安くはなるが、今の青春18きっぷは特急や新幹線に乗るまでもない100~200kmの中距離を安く移動するためのものに変わっている。
<往路>
東京からの当日 電車で最も早い路線と思うが開始時間には間に合わない
品川 06:00→(のぞみ99号)→07:28 名古屋
名古屋 07:36→09:00 亀山
亀山 09:08→09:50 伊賀上野
伊賀上野 09:54-10:01 上野市
上野市からタクシー 約10分
※ 東京発 のぞみ1号 06:00 では名古屋で乗り換え時間なし
・馬鹿なルート 危険性から除外
秋葉原 05:03→東京05:06→05:41 東神奈川
東神奈川 05:46→05:56 新横浜
乗り換え時間4分 ダッシュします
新横浜 06:00→07:24 名古屋
乗り換え時間6分 ダッシュします
近鉄名古屋 07:30→08:58 名張 1680円+特急1320円
アホらしいが難波行き特急が伊賀神戸に停車しないから戻る
名張 09:03→09:09 伊賀神戸 260円+特急510円
伊賀神戸 09:12→09:41 上野市 360円
上野市からタクシー
※ 時間がないので特急券など全て事前に購入しておく必要がある
※ 苦労して20分しか早く着かない
近鉄の運賃が高く、タクシーもやめれば5千円差があり前日入りして泊まれるかも
※ 電車が1~2分遅れただけで破綻する
※ 早朝なので人は少ないと思いますが駅を2度もダッシュしないと間に合わない.
名駅は駅の反対側まで移動して別の建物へ入るし事情通じゃないと名鉄と間違えたり危ない.
近鉄パッセから見て最も奥のプラットホームが特急.
これは名古屋を知らないと6分で乗り換えは無理だな。知らなければ素直に中央コンコースへ出て、道なりに交番の前を通って名鉄百貨店に挟まれた近鉄パッセの前から入ればすぐ改札口だから。深谷で行くと言ってた ゆる友 はいなかったから別にいいか。
<復路>
桑町 16:48-17:07 伊賀神戸 360円
伊賀神戸 17:12-(特急 賢島行)-17:34 伊勢中川
伊勢中川 17:37-(特急 近鉄名古屋行)-18:38 近鉄名古屋 1560円+1320円
名古屋 18:49-(のぞみ180号)-20:30 東京 6260円+4620円
桑町 17:10-17:29 伊賀神戸 360円
伊賀神戸 17:38-18:07 伊勢中川
伊勢中川 18:08-18:20 津
津 18:25-(アーバンライナー)-19:09 近鉄名古屋 1560円
名古屋 19:22-(のぞみ138号)-21:03 東京 6260円+4620円
17時頃ならまだ早いかと思うのは甘く、JRを使うべき時刻表を調べると途中(伊賀上野と亀山)で残念すぎる待ち時間が発生し東京着が22:20となった。それならば、南へ出て近鉄にて松阪へ行き80分の余裕を持って、JRの特急(ワイドビュー南紀8号)、名古屋から新幹線と乗り継いで同時刻に東京へ戻ってこられる。
近鉄のほうが本数が多いが、JR同士の乗り継ぎでは特急券がほぼ半額になるから近鉄の特急料金と比べて割高にならない。特急じゃなく「快速みえ」なら特急料金なし(指定席を使うなら520円)。
松阪 19:38-(ワイドビュー南紀8号 名古屋行) -20:49 名古屋 7,530円+特1,160円
名古屋 20:55-22:33 東京 +特4,830円 = 13520円
松阪 19:29-伊勢志摩ライナー-20:38 近鉄名古屋 1,260円+特1,320円
名古屋 20:55-22:33 東京 +6,260円+特4,830円 = 13670円
名古屋まで行けば新幹線はいくらでもある。地方だと、この時間帯は店も閉まってるから立ち寄り場所が限定されるし、日帰りはもったいない。ただ、日曜日なので帰りは仕方がない。日・月が休みだとホテル代も安いし動きやすくなる。松阪まで行ってると伊勢に行くのはかなり楽。
ガキの頃だったとか思っても仕方がないが、本件のコースだとJR東日本・東海・西日本にまたがるためフリー切符が存在しない。JR東海だけだったとしても亀山までだ。
熱海から中部地域だと非常に役に立つ「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」(8480円)も東京からと本件コースでは役に立たない。土曜から日曜と旅をするなら良いが、別途特急料金を払っても乗れるのは「こだま」「ひかり」のみであるし、熱海で精算するか、ややこしい切符を買うことになると思う(別に継ぎ足しとなる東京~熱海の切符を買う)。
乗車券は完全に分けて買うことになるが、新幹線特急券について 東京→名古屋 として買っても良いか駄目かがわからない。乗車券適用されてるよりも「ひかり」「こだま」のみって点が引っかかるのだ。マニアじゃないのにトリッキーな切符の買い方をしてると売り場(みどりの窓口)で分厚い資料を出させることがあったため、この件もそういうことになるのだろうか?
ちなみに特急券料金は、東京→熱海 自由1730円、指定2250円/熱海→名古屋 自由3340円、指定3860円
東京→熱海+熱海→名古屋 特急券 自由5070円、6110円
東京→名古屋 1枚 特急券 自由4100円、指定4620円
と1000円以上の違いが出る。直で買っては駄目となると、乗車券の分割で東京→名古屋として片道460円高くなってるのは「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」の値段でほぼ相殺されるため、他の部分で最低2000円、面倒くさいだけもっと使うことにならないと意味がないという計算。本件ルートだと亀山までとなり、その先は別精算だから熊野古道へのフリー切符を使ったときのような劇的な効果が得られそうもない。
乗車券は、熱海→亀山(三重) 5620円だから往復11240円、フリー切符が8480円で2460円お得になるが、行き先がJR西日本の伊賀上野のため東京から直で買うのと、JR東海の割引区間を含めて両端は普通に買うため得する部分が消える。単純往復なら片道1000円安くなろうとも面倒くさいだけ損という結論に至った。「16私鉄」っても近鉄も名鉄も含まれないから近鉄を使うことになると割引切符を買ったのに赤字に転落する。確実に使う東京~名古屋の新幹線回数券もしくはEX-IC予約で何百円かの微々たる割引を狙うしかない。もう「IC早得」(21日前まで)には間に合わない。
JR乗車券料金
東京→亀山→伊賀上野 7560円 往復15120円
東京→熱海 1940円/→亀山 5620円/→伊賀上野 580円 往復16280円(割引使用13820円)
熱海を拠点とできた時、この切符が使えなかった理由は所要時間で、イベント開始時刻に到着するには東京から名古屋へ「のぞみ」を使うしかなかった。熱海より早い便がある三島に出たとしても東京(品川・新横浜始発も含む)からのほうが早いのだ。
もともと「のぞみ」では使えないが、過去に新幹線で止まらない駅の乗車券の組み合わせで乗ったことがあるので継ぎ足し乗車券で問題ないかと思う。自動改札は2枚を突っ込み車内検札でも何もなく東京~熱海、熱海~静岡とかいう2枚の回数券で熱海に停車しない「ひかり」で静岡に行ったことがある。だから「ひかり」なら熱海通過で降りずに東京へ戻ってこられるでしょう。名古屋から東京行きの最終「こだま」が20:39だから、本件のコースで「こだま」のみと言われたら立ち寄りなしで帰らないと東京へ戻る電車がなくなる。熱海通過で問題なくても自動改札は通れない切符になるでしょう。
「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が存続するか不明だが、東京から「のぞみ」で直行する必要がなく、JR東海(たぶん全域)の御殿場線 国府津、東海道線 熱海~米原、高山本線 高山、中央本線 塩尻、飯田線 飯田、身延線 甲府、紀伊本線 新宮をカバーしているため使うことがあるかもしれない。
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