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ぶろぐん

悪評が一つもない高評価は信用せず
 過去の仕事の関係で個人というか誰だか不明な状態で自画自賛・隠れ宣伝したり反対に相手を攻撃したりする目的で作られるウェブサイトの存在に気づいている。以前、報酬を踏み倒された後にわかったのが、私が知らないところで大手住宅建設会社による自然破壊のリゾート開発の反対派を抑えるべく住民に扮して良いことろ並べ立てるウェブページを作っていたことだ。トカゲのしっぽ切りのよう建設会社とは関係ないと言い張るのだろうが、そういう謎の商品絶賛ウェブサイトってのは激増している。そいつは他にも商品(製品)を絶賛するサイトを作っていた。

 今回、使いたいと思ってカタログギフトを例によって念入りに調べていた。するとクチコミで自分で感じた通りの意見を知ることができた。それは1万円分だとすると3千~5千円くらいの価値しかないってことだ。中には相手先が値引きしているのか少し率が上がるであろうものもあるが、平均すると率が悪すぎる。送る側にしてみれば3分の1だの半返しだの思ってても更に価値が下がっては相手に伝わらないのである...

 率の悪さを証明するかのように、何十%引きとかやってるカタログギフトもある。そんなに値引きできるなら最初からボッタクリ価格か率が悪いかだ。率の悪さ=手数料がクソ高いことを意味している。そうしないと商売が成り立たないなら、そのビジネスモデルが腐っているだけだ。

 次にもらう側だが、これは心理学の結果に沿っており選べる品数が多すぎることで逆に選びにくくなり、分厚いカタログを見てるうちに別に何も欲しくないって感情に変わってしまう。情報番組あたりで何度もやってるが、シャツとかズボンの色数を多くすると選びにくくなり、4色くらいだと早く選んでもらって売れるとか。また、カタログギフトは一つしかもらえない。15000円コースで、5000円コース3品分とかいう選択肢はない。3つ送るしかないが、それだと実際の価格と比較から検証したように率が更に落ち込んでしまうのである。

  これを避けるには、やはり商品を送り主が決めてしまうしかない。
  相手に選択肢がないが1万円にするなら1万円分そのまま贈れる。

昔なら中抜きが大きくても通用したが、今じゃネットですぐ値段を調べることができる。もうこの仲介商売には終わりが見えたのではないか。


 そこで、カタログギフトの評判を探ってみたのだが、うさんくさい宣伝サイトと思われるのばかりで個々にランキングが全く違うんだよな。数社しかないのに違いすぎた。それに悪評が全くなかったから利用者からの正当な評価とは思えない。評価できるほど個人が利用するわけもなくサイト制作者の顔が全く浮かばないし誰の評価かも見えない。そういうふうにサイトを作ってるのがアホだと見抜きやすくて楽だが、本当なら通常あり得る評判の入り方、意図的な好印象や悪評ってのも決まった形として現れるのである。傾向から大きくはずれる評価の入り方ってのは、うさんくさいの極地であり評価自体が信用に値しない。amazonみたいに消費者のための悪評であると正しい傾向が現れている。一般傾向と大きく外れると評価自体が捏造だと疑うのも当然だ。

 だって嫌だとか失敗したとか思う人は必ずいて、そういう場合のほうが評価を付けたくなる。それに誰もがうまいと思うものなんてない。私は接待の残り物で1缶13万円とかいうキャビアを食べたことがあるが、クソまずいとしか思えなかった。それに酒もアルコールを拒絶する前に味が受け付けない。だが、果物、ジュース、アイス、チョコ、ケーキとかそういうのだと劇的に反応し評価しだすし、鮮度を感知しやすい子供の高感度な味覚能力を有したままのおじさんなのだ。通称かに味噌とかサザエの奥とか、私にはまずいところを食べる「感じなくなった人たち」のほうが多いわけだから、そっちのほうが普通で子供のまま感じられるのは特異。特異的じゃなく平常であっても良いから悪いまで、ある傾向によって好みの評価が付くほうが当たり前でしょ。

だから5段階評価で3・2・1付けてる奴が誰もいないなんて信用できるわけねぇーだろ!



 カタログギフトじゃないけど似たようなのにクレジットカードで貯めたポイントでもらえる品があるけど、率は悪いし、欲しいものがないから無理に選ぶ点では同じ。そんな景品はいらないから店側が払う手数料を減らしてカード使える店を増やせって思う。世間が賢くならないと変わらないんだよ。余談か。



 それを言っちゃおしまいよ(c)寅さん ってことだが、「お礼のお返しのお返しの、そのまたお返し」とか、純粋な日本人からだが言わせてもらうと「いつ終わるんだバカ風習の日本人!」と良く会う人に年賀状なんて意味ないとか数々の無駄を止めさせていただいた俺だからこそ言う。お中元、お歳暮なんて賄賂と何が違うんだ。屁理屈なしで答えてみろってんだ! 変だって思わないところが恐ろしいよ。

  生意気なくそがき(笑)ってことで小学生で馬鹿馬鹿しいとチェーンメール止めたから性格か?


 社交辞令な贈り物合戦じゃなく本当に意味あるときにすることで、お返しするならお返しなしで最初からその分を少なくていい。だから最近は結婚式だって会費システムだったりするのではないか。お返しいらないって言葉こそ本心じゃないからね。この件もだが田舎は数十年単位の時差があるので相手が古い人間だと止めたくても止められない。

  お返しいらないって言われたから贈らないと悪口(陰口)言われるのが現実。
  こういう点で隣の国みたいに嘘つきであり陰湿でもある。

 くだらねぇことを止める前に、なぜか日本人ってやつは儲け話で新しいものを作り出す。土用の丑の日、バレンタインデーなど商売に引っかかるのが永遠になくならない。NOと言えない日本人につけ込んだ飲食店の「お通し」なるものは多くが疑問に思うようになった。外国人からとやかく言われる筋合いはないってことがある一方、いらねぇ風習がありすぎるのも日本なのだ。過剰包装にも見てとれるが、日本のやり過ぎは「おもてなし」でも「経済活動」でもないし反エコロジーな悪い社会通念である。
 この分野で最も進化している日本では後継ぎなしの理由で墓じまいが広がってきたが人類として墓なんて物質執着は1万年も未開人のままだ。いい加減にやめるべきところはやめるべき。


 あ~昔のウッチャンナンチャンのコント思い出した。「今度、めしでも食いに行こう」って言われると「いつなんだよー」ってやりとりがあるやつで、社交辞令の無意味さを知ったもんだ。これは大人になっても考えは変わらない。心ある、意味あることだけをしたいものだ。
| emisaki | 2017-02-07 Tue 22:12 | comments (0) | 生活::暮らしと社会問題 |
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