2018-01-16 Tue
これらは私が旅の計画を立てるための事前調査の過程を示したもので、限られた時間や予算において組み込まれたり除外されたりする用件を綴っている。誰か一人の役にでもたてば本望。調べる理由は、「帰れなくなるなど危険性回避のため」、「予定が遅れても対処できるよう」、「予定を変更できるように」であって、決して予定通りに進めるためではない。行く、観る場所によって動的に滞在時間を変えたいからこそ事前調査と資料が必要となる。旅行会社に決められたコースは嫌いだ。テレビの投書番組で家族旅行で予定を作ってその通りに行動させようとする苦情があるが、それは耐えがたい。
前回から続く十津川村の調査例。自家用車か長距離歩行なら複数の抜け道があるが、公共交通を使うとなると十津川村の出入りには国道168号しかない。日本一長距離の路線バスを見つけたとき沿線上しか調べず、宿泊すればバス運賃払い戻しのときも移動可能な観光場所を探す目的だったが、いざ、調査を周辺に拡大してみると更なる不便さが見えてきた...
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| emisaki | 2018-01-16 Tue 20:59 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
2018-01-07 Sun
世界遺産の場所とか特別な遺跡なんかで客数の制限をしているところはあるが、どうやらイタリアは総合的な人数として多すぎるために2年も前からホテル建設禁止としたり、やっぱり民泊の問題が出ていると指摘されていた。日本で“なになに村”なんてのがあるが、現実の村がテーマパークのようにされてしまって住民大迷惑とか。見誤ってはいけないのは観光客は激増したわけではなく徐々に増えてきた。既に20世紀末には日本で外国人が多すぎだって騒ぎ出した人数の2倍の年間4000万人、2015年に5000万人を突破。2016年には5237万人となった。世界的な旅行客の動きは2008年のリーマンショックから1年ほどマイナスだが2010年からプラスへ転じ続けている。日本国内の動きではリーマンショックは悲劇的な問題じゃなく東日本大震災の2011年のほうが下げ率が大きい。(参考:World Tourism Organizationや観光庁の資料より)
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| emisaki | 2018-01-07 Sun 20:38 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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