2018-11-20 Tue
昔の感覚だと、とっくに新しいパソコンに買い換えなければいけない時期である。使ってるのは2012年に発表で2013年夏に買ったインテルのCPU Core i7-3770K で5年が経過した。2018年10月に Core i9-9900K が発売になり2018年11月20日時点の最安値で6万6千円ほどだが、最低限の交換はマザーボードとメモリーも購入で10万円コースになる。UserBenchmark というウェブサイトで調べると、コストパーフォーマンスが高いのが実売4万円程度の i7-8700K と表示されるが日本の売価から判断するとi7-9700K となる。ここで古いCPUとも比較ができるので、i7-3770K を i9-9900K と比較すると最新は 総合64%、処理平均92% 増しの結果になってる。
何が残念かは、4コア8スレッドと8コア16スレッドならベースクロックが3.6GHzと3.5GHzの違いはあれど最新なら2倍以上の増しを期待するのが当たり前。なのに中年4人が若者8人になっても2倍には届かない! 特定処理に限って言えば3倍になるのもあるがメシ(電気)も多く食うってことも忘れてはならない。
日本のメディア(コンピューター雑誌)は広告主の愛犬ポチだからこの点を全く語らず絶対的な速度向上のみを語っていた。自分で部品を取り替えられない何も知らない人は本体ごと買い換えるとCPUのみならず、GPU(画像処理拡張カード)、メモリー、ハードディスク(ハードドライブ)またはSSD(半導体記憶装置)など総合的に速度向上するからものすごく体感する。そこを利用して「利用者の意見です」なんて注釈では済まされず真実を知って必要かを見定めさせるべき。
4コアが6や8に増えたときに調べてて処理速度が上がることはわかっていた。だから買い換えに効果は期待できる。ただし私の場合は動画処理に関わると体感する前に GPU をゲームやらないからと安いほうを買って失敗したから即座に資金を投じるならば GTX1070~GTX1080なりのGPUだと考えたが旅行や撮影のほうが先だからズルズルと長引いている。
現時点の古い環境でも H.264への動画エンコードは i7-3770K をクロックアップして使うより安物の GPU を使ってエンコードしたほうが早い。ようするにCPUより高価なGPUを購入したほうが爆速って体感ができると想定。nVidiaのも2000番台の新製品が出たので安くならないか。動画でなく写真(静止画)処理の場合はCPUの速度だから取り替えられるならその次かな。そんなことから先日にマザーボードが故障しても古いのを探しての交換で延命処置をした。
コンピューターが速くなろうが写真の調整や動画編集は人間がするので溜まる一方だ。
| emisaki | 2018-11-20 Tue 12:45 | 映像音声::編集機器・ソフト |
| emisaki | 2018-05-01 Tue 12:50 | 映像音声::編集機器・ソフト |
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