昨年末に１ケース24本1,758円で2箱を買ったポン スパークリング（みかん果汁30%炭酸）。その後、2500円くらいになり、2月に3月1日以降出荷から値上げとのニュースを読んでビクビクしてたが、ついに値上がって3000円弱となった。新聞にあったよう20%の値上げなわけだ。

　果汁炭酸の選択肢の少なさから選んでいるわけだが 果汁30%炭酸飲料 410ml 140円(税抜)ならば、三ツ矢サイダー オレンジ100%炭酸 500ml 148円(税抜)のほうが良いのだ。難点は後者がセブンイレブンの期間限定だったこと...

　POMジュースは小さい頃に飲んでいたのと今の味は違っていると個人的には感じてる。昔はどうだったか知らないが、気づいた頃からの成分表だと「果汁（オレンジ、うんしゅうみかん）」であり、これには順番が重要であって多い順に記載しなければならない。その関係さえ崩さなければ我々には混合比は不明で味の違いで判断するしかない。他の要素として材料の果汁（みかん）自体が変わってる可能性もある。

　途中の段階が抜けているため大きな差を感じたわけだが、子供ならわかる一般的な大人が大部分を失う苦味、酸味、雑味だが、解りやすく言えば、こっちがクソまずいと思ってるビールが旨いと言ってる人とは感知能力の違いから同等な比較ができない。

　大きくある理由は果実自体の品種改良によるものだろうから今のほうが飲みやすくなってる。はっきりしたことは言えないが年代で両方が変わってる感じもする。ようするに、昔に比べて国産のみかんが減ったのは事実だろう。そもそも戦後まもなく濃縮還元技術はなくオレンジそのものを大量輸入できたのか事実も本家サイトも歴史ページに記載はない。混合比率が公表されないのは残念だ。

　ポン スパークリングのほうは清涼飲料水でおなじみの人工甘味料「果糖ブドウ糖液糖」が入ってる。混合100%なPOMジュースは成分表を見ると「果実（オレンジ、うんしゅうみかん）、香料」のみ、香料はオレンジが濃縮還元の段階で失われてしまうから必須。

　昔に人間が味覚と勘違いしてて実は嗅覚が大半だと聞いていた。昨年それを志村けんのお笑い番組が、目を隠して鼻をつまんで飲み物を当てるゲームをしており、青汁すら鼻をつまんだらわからずグビグビ飲めることを示してくれた。

　そんなことで香料にヤバイのがないとは言わないが香料にまでケチつけるとオレンジは生で輸入しなくてはならなくなる。どうなるか知らないけど無果汁オレンジ風味よりまずくなるのかもしれない。

　生オレンジを搾って提供は過去にドトールコーヒーがやってたけど値段が高くついて注文する人がいなかったのか愛用してたのにやめちゃった。有名果物屋さんとかデパートならやってるところもありますが値段がすごすぎ。たまにビジネスホテルのセルフサービスで見かけるが３個入れて小さい紙コップ１杯。果実の質に問題なければ旨いこと間違いなし。コストパーフォーマンスとしては濃縮還元が桁違いってことだから仕方ないね。

　日本橋三越の地下を日本橋側から入ったところで、いつも脳内でよだれが垂れるから見ないようにして通る。メロンがいいんだけど高いからプチ贅沢と気合いを入れないと買えない。


　オレンジ、うんしゅうみかんの混合比もわからないまま、感じてる味と値段とを比較すると値上げ前から買うのに疑問符が点灯するものだった。えひめ飲料自体も販売している濃縮還元オレンジとは無縁の100%商品は１リットル500～600円、POMジュースは400円程度になるわけでしょ。都心の便利さとして全国の同種の商品を販売しているから選択肢はいくらでもある。