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JR東日本とJR東海 ICカード接続 急ぐ必要なし
 旅人なため範囲またぎじゃなくICカード自体からして共通じゃなかった頃から使ってるため、入り浸ってた名古屋で使うためにICカードは持ってた。ICカードが共通になって困ったことは定期入れに2枚入ってると改札口で扉が閉ざされた。電子的に入場してなかったり出場しててなかったりが混雑時にはちょくちょくあって駅員の世話になる。

 その後、共通利用が可能になったため1枚に集約したが、次に困ったのが買い物である。コンビニがさ、なんだかんだ対応しやがって、いちいちカードを取り出さなければならなくなった。他社カードではポイントが付かないため、安売りのないコンビニ利用では、もらえるものはもらっておかないといけない。

 日本全国が共通化されることが一番だが全ての駅がICカード対応になることは有り得ない。廃線に廃駅もあれば両毛線に新しく「あしかがフラワーパーク駅」が2018年4月1日に開業するが、JR東日本の内部でさえ新しい駅ができると大変な作業となるから当面は隣の駅と同一扱いとのこと...

 ずっと前から決まってた「あしかがフラワーパーク」ひと駅で対応できないのだからJR東日本とJR東海をつなげるシステム改変作業なんて、ひとごとながら気が遠くなる。

 ほかにもICカードが対応している区域は近郊区間にして可能となった。これまで熱海、伊東と延びた代償として100km越えても切符が途中下車不可、当日限り有効にされてしまった。その範囲が長野県 松本にまで及んでいるのである。松本城に行く前に甲府で途中下車ができないのだ!

 もし熱海~函南が繋がるってことはtoicaエリア接続を意味することで四日市や中津川とも繋がることを意味する。御殿場線はどうなるの?下曽我~国府津はICカード未対応であるが通過は可能で対応するのか? ICカード対応になると鉄道ヲタクの方々がやってる“大回り乗車”も禁止の例外でも作らねば可能になるから、もし対応したとすると熱海→小田原→国府津→御殿場→沼津→函南で200円ってことになる。

 伊豆新聞に年間3千人って書いてあるが、では普通に切符で通過した人は何人なんだろう。その数を無視したら単なるわがままである。要望する奴らは対応するため巨額のお金が税金から出ることも考えろ。もしJRが全て出すにしても、それがどこへ跳ね返るのか?お前ら馬鹿か!としかいいようがない。需要がたかが3千人なのだから、そっちを減らす努力したほうが何桁も安上がり。

 新聞に国土交通省副大臣の言葉として問題点が書かれてるが、コンピューター関係やプログラミング、処理能力などわかってないと、どれだけ大変なのかも感じ取れてないと思う。

 なんとなくだけど今の切符発券システムも、とんでもないスパゲッティ プログラム(※専門用語:こんがらかってる)に継ぎ接ぎだらけで手が付けられない状態なんじゃないかとも思える。ICカードも範囲拡大や接続で同じことが起き、何らかシステム障害を生みそうで怖い。

今でもICカード対応エリアは大なり小なり点在していることくらい一般的。

 熱海・函南が隣接駅だから問題視されるわけで、普通は何駅も離れている。2019年になるとJR東海はJR西日本と隣接駅まで対応になるが、それだけで何年もかかってる。接続するとなると、JR東日本Suicaエリア、JR東海TOICAエリア、JR西日本 近畿圏ICOCAエリア+関西PiTaPaなんかの絡みすらでてくる。コンピューターの高速化は並列になってるよう止まっているだけにお金の問題だけじゃなさそうだ。


 私は社会を見て利便性と人間性が反比例の関係にあるように感じてる。切符を買うことをほぼなくし並んでからお金を出し始める連中を野放しにしてしまい都会で必須の他人への気遣いをなくさせ、公衆電話から携帯電話への流れが急速すぎて列の並び方すら田舎者が学習する場を奪ってしまった。等々、多彩な社会勉強の場を便利という名の代物がなくさせてしまっているのだ。

 何、そのうちレストランに入ったらロボットが飯食わしてくれるようにするのかい? 行き過ぎの要望は古きミルクスタンドでSuica使えないって怒った慶應の特任教授と同じ低次元だ。それくらいやれよってこといっぱいあるんじゃねーのか!?それとも赤ん坊に戻りたいのかい。切符くらい買え!
| emisaki | 2018-03-29 Thu 12:53 | 交通::情報・考察・計画 |
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