過去に非都会企業のやることは同じだって怒ったのと同じ事が番組で話の流れから取り上げられた。夜桜見物にて親子連れに会い

マツコ デラックス「何が得意なの…科目とかは」と尋ねたのに返ってきた答えが
少年　「鉄道の名前を言ったりする」のが得意とズレた反応だったが、そこから東武鉄道が好きとわかり
マツコ「何線が好きなの？」に「（少年）スカイツリーライン」と答えられ、
マツコ「スカイツリーラインってもう言っちゃうようになっちゃったわよ。伊勢崎線だからね」と

マツコ　「伊勢崎線をスカイツリーラインって言ったり野田線をアーバンパークラインとか
　　　　　付けちゃうあの東武の、やっちゃた感は東武ファンとしてどう思ってるの？」
少年　「昔のままでいいなーと」
マツコ　「ほら！　やっぱ子供って正しいことを言う」

　こちらとしては「東武野田線、どこがアーバンだ」って文句付けた記憶がある。更に「業平橋」駅→「とうきょうスカイツリー」改名に加えて「東京」が平仮名も地方の人が好きな策だから呆れたくちである。ふなっしーが有名になっても船橋市が煙たく思ってたとき「船橋は梨を推してない」なんて都会ぶったことを言う感じ。

　国鉄じゃなかったら「舞浜」駅も東京ディズニーランド前にされてただろう。そこは聞かされたことで当時は幼少期だから確証はないが、失敗しても住宅で売るから損しないと続く見通しなく命名できなかったわけだ。浦安近隣として船橋ヘルスセンターも谷津遊園もなくなったから。

　鉄道ってことで「たまプラーザ」なんて駅もあるが第三セクター落ちした社名も変なのが多い。○○鉄道じゃなく、○○ホニャララ鉄道って感じで言いにくいし、どこ走ってるかも検討付きにくくなってる。日本語でも「勝沼」→「勝沼ぶどう郷」、「蟹沢」駅を移設廃止→「さくらんぼ東根」と、何ソレ？と思うようなことはよくある（命名権販売を除く）。だって東京のど真ん中でさえ世間が最初から見放して誰も言わない「E電」をごり押しするかのよう長く使い続けてたと交通関係ニュースで読んだ。


　番組本題の桜だが、新川（中央区の町名じゃなく江戸川区の川）は小名木川と同じ江戸城への水路。隅田川が氾濫するから荒川を掘って分断されてしまった。桜の花を撮りに行ってるのに当たり前の光景って気にならないことを気づかされた感じ。川沿いだけじゃなく細いが道路沿いに桜並木がある。花は１年に１度の短期間でも、地元と呼べなくても近くの東京の日常の風景だから萌えないんだよね。

　中目黒駅付近の目黒川の騒ぎがあるからマツコが隠匿したい理由もわかる。俺が都心の桜並木を回ったのはビル群との違和感で、日常的住宅地の桜ならそこらじゅうに植えられてるから気にならんのだ。

どこへ行こうが、ほぼ植林だから遠くまで行っても自然とは言い難いけど。

　灯台下暗しって言い方が正しいかわからんが、長年使ってきた最寄り駅の写真を持ってるかと言われると撮ったこともない。スカイツリーができたから旧中川の桜も撮ったが、それがなければ近くても行くことなかっただろう。いつでも行けるで10年、20年経つんだよ。東京タワーも小学校の社会見学でしか上ったことないし、新宿のビルは彼女がやってきたから上ったくらい。富士山と一緒で東京スカイツリーも上るものじゃなく見るものかも。

　観光って距離じゃないが大宮駅、南浦和、浦和美園、岩槻に囲われた広大な桜の区域（見沼田んぼ桜回廊）を気にする人が少ないようなものだろう。埼玉としては都会の大宮から近く思えても不便だから客が押し寄せるって話を聞かない場所なのだ。


※ 「夜の巷を徘徊する」2018年4月20日放送の話題より（深夜のためテレビ局としては4月19日）