2018-05-28 Mon
個人的に魅力があったのは何年か前に探りを入れておいたのに、使う前に販売終了してしまった「スルッとKANSAI 2day/3day」の周遊券でしょう。JR線は全く使えないのですが関西圏でJR除外は問題にならず私鉄線および路線バスの大半に乗れ関西を広範囲にカバーしており東西は比叡山(琵琶湖湖畔)から姫路、京都から奈良、和歌山まで行くことができたのだ。探ったことないが「歩くまち・京都レールきっぷ」は発表書類にある組織名称の並びからすると京都市都市計画局とやらが仕切って行ってるのだろうか? 京都駅を中心とした電車のみであり、電車の駅が主要観光地の目の前であるはずもなく距離があるため「歩くまち・京都レールきっぷ」だけでは済まない...
歩くのは嫌いじゃないよ。でも経路に意味があるか、ないかでは話も違う。思い起こせば、歩くしかないところもあれば、歩いて意味なしと思える所もあり、また、無駄な時間とするならば別の場所を観て周る。普通に考えれば切符名称にある「歩く」なんてお断りでしょ。なぜなら、歩くなら歩きすぎるから。
最寄り駅から、金閣寺 1.7km、銀閣寺(慈照寺) 2.4km、清水寺 2.0km、平等院鳳凰堂 1.0km。駅から近いって言えば渡月橋(嵐山)くらいで最も近い京福電車なら200m、阪急嵐山で500m。錦市場商店街が300~400m。近い駅にしたが京都駅からの乗り換えが面倒である。
「歩くまち・京都レールきっぷ」は大人用のみで一日券が1300円、二日券が2000円。販売利用期間 2018年7月1日~9月30日(二日券は9月29日まで販売)。JR線で範囲内の端から端まで往復すれば得であるが要所を回るとなると、この切符適用以外で必要な路線バスの混雑もあり観光シーズンであるほど時間を取られることになる。
かなり乗らないとお得感がない。京都で行くとなると寺とか神社になるわけだが、土地柄で電車が整備されてないところ、ちょくちょく乗り換えが必要になり、電車の駅からも離れてるから路線バスが重要になってくる。場所によっては時間を喰ってあまり回れないかもしれない。
どうせ路線バスが必要ならば京都市内の特定範囲内で使える「地下鉄・バス一日券(二日券)」だけで良いのではないか。京都は1年中ドル箱路線ですから明確な割引切符なんて撒かないよね。
私は京都に予定がないため別の割引券があるか深くは探してないが、大阪なら調査済みで「大阪周遊パス」というのがあり1日~2日間、範囲により2500~3300円で存在してるが、廃止されたスルッとKANSAI 2day 3day なんぞと比べると範囲が狭く乗れる路線も減ってしまった。
2018年3月31日でスルッとKANSAI事業が終了したため、検索に引っかかって表示されても既に利用することはできないからクリックするだけ無駄。ほかに有用なのが見当たらない。固有の切符のページを記録しておくと使うときにリンクが消滅してそうだから京都市交通局もリンクしておく。
関西圏の場合、行く場所が決まっていれば、とりあえず金券屋に行くのが基本!
それから周遊きっぷとどちらが安いか比べるのだ。
東京だと人口が多すぎて競合しないから株主優待切符か回数券のバラ売りくらいしかないんだよ。JR緑色が殿様商売のままなので地点間で同じ駅となっても競争しない。例えば新宿~高尾はJR550円、京王360円、品川~久里浜も920円と京急790円、新宿~小田原なら1490円と小田急880円などだ。小田原はJRだと遠回りと思いきや87.7kmと82.5kmだから小田急の安さは驚異的。
→ 歩くまち・京都レールきっぷ > JR西日本 | 京阪 一日券1300円、二日券2000円(大人用のみ)
→ 京都市交通局 > お得な切符(一日乗車券など)
→ 京都 地下鉄・バス一日券(二日券) 一日券900円、二日券1700円(小児用 半額)
→ 大阪周遊パス 2500~3300円(選択範囲による)
| emisaki | 2018-05-28 Mon 23:50 | 交通::情報・考察・計画 |
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