2018-08-07 Tue
東京からは関係ないが個人的には名古屋に拠点を置いてから大阪または神戸へ移動することが何度かあった。最初から目論んでおけば名古屋(市内)~新大阪(市内)で使えた「新幹線自由席用早特往復きっぷ」9,150円が2018年9月23日で販売終了する。通常料金、(乗車券最大3670円 + 自由席特急券2480円)×2の12,300円ですから利用日の1週間前までに買えば非常にお得。3日間有効と言えども帰りも決めておかないといけない。
世の中、スマホを持ってないとポイント加算も割引も受けられなくなってしまってるように、JR東海は窓口や券売機ではなく「エクスプレス予約」へ加入させたいのかもしれない。切符を消滅させたいのだとは感じる。
何がひどいって、パソコンじゃ駄目で、スマホのみのサービスが増えてきた(怒)
14年くらい前だったか回数券の割引率を微々たるものと無意味にしたように転売を阻止しようとする向きは多々あったが、早特は乗車日が決まってるし、急に使わなくなったら何百円で払い戻ししたほうが得だから心配がない。
これがなくなると定期的に使ってきた人は損になる。「EXこだまファミリー早特」があるとは誤魔化しで、“ファミリー”とあるよう条件が「2名以上」と変わっている。家族旅行ならともかく、何人もで買い物に出かけたら損だって話では、先に熱海・小田原~東京のが同様に廃止され、2名以上でないと使用できなくなった事実上の割引消滅と同じである。推測するに2名以上にしてるのはビジネス客を排除するためである。だったら休日なら1人で使わせてくれと思うのだ。いや、ビジネスでも2名同行なんてよくあることだ。
このようなことから「割引をして客を取るひつようがない」という回答が見えた。多方面でネット予約でも紙の切符が発券される場合もあり、チケットレスというコストダウンではない。ネット予約と自動発券とコストダウンに向かわせるのに条件を維持してないことから従来の割引をやめるのが理由となる。競合してないから収益アップを図ったのだ。学生時代にお金がないから名古屋から大阪まで近鉄を使ったことがあるが、それは名古屋にも用がある場合で東京から大阪へ行くなら微々たるもので無意味。大きくケチるなら最初から青春18きっぷを使ってる。
名古屋~大阪となれば買い物ってこともないだろうが、このように廃止されるのは多い。JR西日本の関西地区だと競合路線が多くあってJRも競争をするのだが東京近郊だとJRは競争しない。競合路線があっても人口が多くて黙ってても客が来る殿様商売のままなのだ。
この割引は見つけた時から何の意味があるのか不思議で意図が知りたかった。自由席だからいつでもいいじゃんと思うのだが、枚数限定で事前に乗車日まで決めておくと割り引く切符にどれほどの意味があるのかと。
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