2018-09-02 Sun
今は雨なので全国イベントを調べていたら気になる説明を何カ所かで見つけた。それらは地元だけで成立はしてるが、こっちから見ると「ちょっと何言ってんのかわかんないんですけどー」だ。「会場へはシャトルバスか公共交通機関をご利用下さい」
よく見る(聞く)ことですね。そんなの普通だと思い込みをすると危険なのだ。これは都会での話じゃない。詳しく知るために主催のウェブサイトを見てから悲劇的だと思った飲食イベントを取り上げると、会場が山の中で手前に駐車場が用意されおり、そこからシャトルバスが運行されてる。最寄り駅からシャトルバスは都会人の思い込みだ。そもそもイベント会場の広場として使うのが駐車場で、周辺に確保できないから離れた場所に駐車場を確保してシャトルバスで結ぶ。だったら最初から大駐車場が確保できた場で開催すればいいじゃんと思うが、そうならない何やら汚い理由がありそうだ。
そこに辿り着くにはどうしたらいいか、電車の最寄り駅から13kmはバスに乗る度外視した駅で、路線バスを使うと20km離れた駅からとなり、目的地の会場は冬にスキー場になるところでバスで1時間もかかる。そんなところで開催してるから行ける人も行けずで都道府県として悲劇的な状況に落ち込んでいるのではないのか。一企業の勝手な商売なら事業には文句付けられないのだが客としての意見なら別だ。
入場無料でも交通費が1000円だ。自家用車で来場も維持費はかかってる。街中で1000円上乗せしたほうが高級品が食べられるんじゃねの? これが東京だと入場料1000円前後で「なめとんのか!」と別の意味で同じか。昭和記念公園(東京都立川市)でやるのは入場料800円も取りやがるから交通費とダブルパンチ(人口が多いので近隣客のみでも成立)。地方だって同じ文句を言ってる人を多々見てきたんだがな。
そんなことで、田舎ならもっと都市部に場所があるだろうが!って言いたくなる。都市部の近くに公園や運動場が見られるが、問題は駐車場の確保なのであろう。車社会の地域は、とことん車社会にされ、田舎なのに少しも歩きたくない人を生み出すまでになった悪循環ではないのだろうか。通勤では自宅から最寄り駅まで自動車で駅から電車(park and ride)が一般的でも、娯楽となると作用しなくなる。
山の中で自然観賞するわけでもないのに公共交通が悲劇的な会場は、こっちからすると「客を呼ぶ気があるのかー」と思ってしまう。ただの野っ原なら場所がなかったんだと思うが、誰かの施設であると胡散臭さしかしないのであった。
一般論として店舗から出店料を取り、客からは入場料を取ることが多い。ようするに地方でも都会でも同じ理由で取り仕切る奴らの金儲けの場でしかない。飲食も展示会ビジネスと同じである。過去を調べれば多くのトラブルが発生しているし、固定的な商業施設への出店でも、業界団体が行うでもなく、仕切るだけを商売にしたロクな仕事ができない金の亡者がどれだけ問題を起こしてきたかと思うと、飲食店は宣伝になるとしても出店は深く考えるべきだし、客としても行くべきイベントや施設を見定めなければならない。主催が市町村でも話を持ちかけられると税金投入の上に丸投げの危険性が高いので、似たような名称でも業態はまるで違っていたりする。阿漕な商売を撲滅させるには見定めは必要なことです。
| emisaki | 2018-09-02 Sun 11:39 | 催し::情報・計画・考察 |
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