2018-11-21 Wed
「サンキュー?ちばフリーパス」と「サンキュー?ちばフリー乗車券」なる紛らわしいのがある。説明文が全く同じだったが、発売所の違いから見落としに気づいた。ちばフリーパス: 千葉県内から千葉県内 2日間有効 3,900円
ちばフリー乗車券: 東京都区内から千葉県内 2日間有効 4,700円
800円の差は千葉県内まで片道400円を超えないと損なのだが、下車して買わなくてよいって罠の感じもする。東京駅からなら220円で千葉県に入れるわけで、新宿から市川または舞浜でも390円、新宿から松戸なら470円であるように都区内西部じゃないと割に合わない。
近距離の場合、東京駅から○○円、新宿駅から□□円と決められてることが多いがJR東日本はその制度を潰してきた。きっと面倒くさいんだろうが、小岩(千葉県まで1駅)と西荻窪(都区内で最も西)では話が違う。そのくらいの差がどうでもよく見えるほど千葉の鉄道は便利じゃない。
「ときわ路パス」においては「フリーエリア外にまたがってご利用の場合は、当該区間の運賃が別に必要です。」なる記載が加わっている。
都区内東部の場合は千葉県内までの往復切符を同時に買えば良いわけだが、JR東海では圏内までの切符と同時なら販売と見てきた記載だがJR東日本では見かけず、みどりの窓口と言われても圏外でも買えるのか不明瞭でした。
錦糸町から銚子、錦糸町から熱海も同じ運賃だが利便性は熱海が良いに決まってる。しかし安房鴨川と伊豆急下田を比べたら安房鴨川のほうが遅くまでいられる理由はJR(旧・国鉄)だからで、伊豆急行じゃ祭りがあっても当日のみ臨時便の話すら聞かない。こういう点で伊豆半島と比べてら房総半島のほうが便利なのも花火大会を通じて実感してきた。
房総半島だと遅くなっても通常ダイヤで東京まで帰ってこられるのだが、南伊豆だと花火大会を見たらもう帰れずJR線である伊東が限界。昼間に遊んで花火を見て帰るって筋書きができないのだ。電車運行によって客を増やす要素が殺されているのが伊豆で、不便に見えてイベントがあると客が押し寄せるのが房総半島。伊豆半島ほどな山じゃないから道路も便利って理由もある。
「休日おでかけパス」は広範囲でも東京駅を中心に広がってるため千葉県だと我孫子、成田、成東、茂原、君津で南房総には達せず当日限り有効なので「ちばフリーパス」2日間有効は利便性が高い。千葉県内の中距離に使うにも連続で出動する場合に一時帰宅も可能。そんなふうに「ちばフリーパス」を使うには平均片道1000円超えてればよい。市川からだと成田が970円、君津・上総一ノ宮が1140円だった。お得な正攻法はいくらでも考えたい。
| emisaki | 2018-11-21 Wed 13:06 | 交通::情報・考察・計画 |
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