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新宿~甲府 期間限定5割引販売の先には恐怖の値上げ
 中央線特急『かいじ』号運行開始30周年記念として5割引のえきねっとトクだ値スペシャルを発売すると発表されてる。設定されてる利用期間は 2019年1月28日~2019年2月28日 の一ヶ月間で、JRとしては通常期かもしれないが観光としてはオフシーズンだ。東京・四ツ谷・新宿~甲府・竜王 通常4,130円が2,060円となるが、この時期に甲府って何かありましたっけ?

 JR東日本は2018年10月30日付け書類にて、常磐線特急「ひたち」「ときわ」で導入している着席サービスをに中央線特急に導入すると発表している。過去より便利さを謳う影には値上げやスマホ利用のチケットレスとか特定の人たちにしか利益を生まない仕組みに変わってる。

 なぜ私が「ときわ路パス」なんてのに注目したかだが、それは先に常磐線特急が事実上の大幅出費増となったからだ。回数券がなくなり、えきねっとは別に安くなく面倒くさいだけ。東北方面の旅行でもだが、乗車券のほうの割引でカバーするしかなくなった。近距離利用は安いけど、観光客が行くとすれば水戸、勝田(ひたち海浜公園最寄り駅)ですから出費額が約2千円も増えちゃった。

 「えきねっとトクだ値(10%)」と「えきねっとお先にトクだ値(30%)」も発表しているが、そちらはキャンセル料お高めで購入可能期日を過ぎたら変更できない。えきねっとお先にトクだ値は13日前までなので、天気予報でも出て、こりゃダメだと思ったら買い直すにもまた天気が不明になる13日後になる。前日のえきねっとトクだ値なら融通が利くようになるが10%引きだと、JR東海で言うところの「ぷらっとこだま」みたいな割引の代償としての利用制約から別の方策をとったほうがお得になってしまう。だから私は登録しながら1度も使わなかったから会員を外された。

 総合的に考えると、普通電車のグリーン車は後払いを認めているため、多量に運行されて2両のためにグリーンアテンダントが必要で人件費を下げることに何の役にもなっておらず、先の常磐線特急と次の中央線特急は対応の新型車輌と販売装置の導入を値上げとして客が被る形でJRが人件費を節約できるようにした。少なくともJRの体質はお客様の意見を聞いてのとは違っていた。

 最新型の自動改札機で少しはマシになったが、磁気定期券からICカードに変わって通勤ラッシュ時間に改札を通るのに余計に時間がかかるようになった。磁気切符では最高速で歩こうとも対応できていたのに、私の巡航速度でも通過できず一時立ち止まる必要ができ、そこで編み出したのが先に手を伸ばし、パントマイムのように手の位置だけ止めて自分だけ横を通過する。

 ずいぶん前の話だけど銀行のATMもキーボードからタッチパネルに変わり反応速度がカタツムリ状態でバカヤローって怒った。特殊かもしれないが昔のキーボード打ちであったら余計な動きも取り入れてたため後ろの奴に何を押したらわからなくする自信があった。保安性能を下げられたのだ。生体認証を使えってか?全てでは使えず他社での引き落としもあるではないか!だからって、Hello, computer(ATM) って言っても反応してくれるわけじゃない。

 タッチでGO新幹線なんて始めたが、それまでJR東日本はSuicaで在来線に乗ってきて、上野駅に来ました。さて新幹線のチケットを買うかってなると、とんでもねぇ面倒臭さだった。だから急いでるときは改札を出て買い直す。長年と東京駅でJR東海の自動販売機に慣れていたからJR東日本管轄内の酷さに呆れてた。

 新幹線や特急に乗るくらいの人は少しは手間がかかってもいいと思う。それで巨額の費用をかけられて大幅値上げをされてきた過去を知ってたから。新規車輌を導入する必要があった時に合わせれば良いだけの話。ハードウェア更新ではなく、ソフトウェアの修正だけでも改善できることを怠ってきたと思うのが大企業のしがちなことなのだ。

 JRは、お先にトクだ値なら廃止する回数券と同じ値引きだって言いたいのだろうが、使い勝手が全く違うのである。回数券なら13日前に座席指定を受ける必要がなく、飛び乗りでも自由席が利用できた。次からであると全席指定となってしまい急な乗車を拒絶したことにならないだろうか?それともJR東日本はSuicaグリーンのようにプラットホームに券売機を置いてくれるのだろうか? その路線ではないが、私は特急踊り子にて不便さから値段が高くなる車内精算を何度もする道を選んだ。もちろん時間があれば大昔はプラットホームで販売していたであろう長年閉鎖されてる売り場を横目に階段を下りて広大な東京駅を歩いて行列の窓口で特急券を買ったり、指定席の権利を持ってる場合は発券してもらうこととなる。田舎の人には理解できないが、その行列は乗り遅れ原因となるため、臨機応変として利用はできなかった。

 安いと見せかけてる点だが、新宿→松本として現在指定席特急運賃6,900円が、新方式での乗車では6,500円としている。指定席特急料金が2,900円から2,500円になるから(車内で購入は2,760円)。この流れの何が問題かだが、回数券は廃止されるのだ。バラはJRの想定外だとしてもグループ乗車での利用、または会社が購入してきた分からすると@4,630円ですから大幅な値上げとなる。

 私鉄各社が追加料金の近距離列車を運行し始めたように、そうした元来私鉄の倍額くらいな普通車グリーン席で味を占めたJR東日本は特急を近距離通勤客に向けたのは料金体系からも明白である。従来は近距離指定席特急料金はすごく高いが常磐線特急から始まった新たな方式では近・中距離は安価。だって100キロまで1000円、150キロまで1,500円ですよ。東京~熱海だと今はボロ特急なのに1,860円ですから。

 普通車グリーン席は座席数が少なすぎ、なんとかライナー(通勤向け座席指定列車)は他社線より値段が高いくせに収益が低いので特急でも利用しようと思ってるのでしょうか?

 だったらこの時期いい金儲け教えましょうか。高尾とか高崎から東京方面に深夜割り増し「鈍行(特急)」走らせな。パイロットやCAにまでいるように自己管理能力がない日本人は多いので、もうかりまっせ。そういう阿呆からはふんだくってやればいい。夜行バスは八王子まで880円でも家が八王子じゃなければホテルに入ることになるから酔っ払いには意味が出てくる。特急なのに鈍行ってのは近所迷惑にならないよう、ゆっくり走れってこと。また寝て東京まで行けば朝まで儲かるね。この季節だけでしょうけど。警察24時とか番組に出るけど普通に見える会社員(女性も含む)が警察官に食ってかかったり物理攻撃をしようとしたり海外なら即逮捕拘禁なのに日本は酔っ払いという罪人に甘すぎる。屋外で酔っ払う=自己管理能力がない程度の低い人って認識を植え付けないどころか、酔っ払いだから仕方ないってイカレた方針。値上げよりもそういう奴らから迷惑税のごとく徴収していただきたいものだ。

 余談だが熱海なら東京ではなく品川から乗るのが旅行ツウ倹約家で100キロ未満になり指定席特急料金1,450円(東京から1,860円。JR東海 東海道新幹線には適用されない)。だが、まだ特急踊り子は自由席が存在しているので季節によっては指定席にする意味なし。現在の東京都心部を発着とする特急は観光シーズンでもなければ自由席で気軽に乗れたため常磐線に続き中央線特急での自由席撤廃は事実上の値上げだった。昔は全席指定?どんな昔のことを言ってるのか?現在から改悪を論じてる。もちろん客の自己中ではなく企業側の収益も考慮して方策が間違ってるだろってこと。

 そんなふうで長距離利用者、すなわち観光客は大幅値上げになる。中央本線の場合、新宿から甲府・松本へは特急を使うとしても大月に行くのにわざわざ特急を待ってまで使わないですからね(大月に停車する特急は少ない)。もとより東海道線のほうが通勤路線でしたから特急踊り子にも導入されること間違いなしだな。だったら朝とか夜にも走らせてくるかは、儲かるか、儲からないかで決まる。


 本日、テレビ東京「カンブリア宮殿スペシャル」にてホームセンターが紹介されたが、地域ごとのニューズに合わせたお客様目線で考えることによる真っ当な商売をしていたが、どうやらJRにそうした考えはないようだ。残念すぎる意味で日の丸企業だな。


| emisaki | 2018-12-20 Thu 23:11 | 交通::JR |
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