2018-12-26 Wed
旅立てるかどうか急に決まるため暇を見つけての調査が定番となっているが、鹿児島おはら祭り時期の調査で九州の他所への移動を考えると大変だとわかった。東京から拠点までは飛行機が楽であるし、博多~熊本~鹿児島なら新幹線がある。ただし、LCCにしても新幹線にしても東京からって営業は少なく大阪から西での宣伝活動がほとんど。飛行機となれば東京・成田でも大阪でも関係ないのだが東京だと空港に余裕がなくLCCが入り込めないわけだな。だからって茨城空港にされても利用者がいるはずがない。ケチるにしても東京都心部~成田空港へのバスが限界。そんなことで大阪から博多や鹿児島までが新幹線と飛行機の対決になってきたが、仕事の出張なら単なる往復でも旅行となると周遊を考えて当然。
たとえば福岡に行ったら長崎。ところがその移動に難あり。現行の特急電車では運行間隔を考慮すると高速バスと所要時間に差がない。長崎新幹線の報道は読んでるが、どうにも佐賀が問題でフリーゲージも断念とか未来見えず。山形と秋田なる名前だけ新幹線を知れば在来新幹線なんてとんでもない。日本のためを考えたら佐賀は通過点を受け入れるべき。そこまでは観光客の都合だが、少子化、地方ほど人口減、GDPも世界4位に下がるであろうとまで言われてるのに福岡~長崎の新幹線に採算性があるとは思えない。
某 吊り橋が1000円なんてボッタクリだーってことから、それまで日本一の長さだった茨城 竜神大吊橋やら大分 九重夢大吊橋が浮かび、その流れで「綾の照葉大吊橋」なる紅葉スポットを見つけたが公共交通がない。最も近いバス停からも自動車で15分だからタクシーを時間借りしないといけないなど移動の苦労ばかり。有名な高千穂峡だって宮崎より熊本のほうが近い山奥。各地で断念したのを忘れてしまうがバス路線があるだけで儲けもの。
SUNQパス 九州のバス乗り放題は適用地域が北部または南部 2日間有効と九州全域2~3日間有効の種類により8,000~14,000円と安い。九州新幹線が博多~新八代だった頃まで期間限定で売られたJR九州の在来線、特急(新幹線を含む)に土日2日間乗り放題だった「ゲキ★ヤス 土日乗り放題きっぷ」(2007-2010年当時10,000円)の復活でもない限りバスのほうが便利だ。希望としては電車だけでは無理な場所も多いため出費がかさむので在来特急だけじゃなく全線開通しても新幹線(自由席で可)も含めば最高なんだがなぁ。それで高くなると鉄道網の少なさからバスの利便性が高くなる。
LCC航空チケットを取って遠くまで行ったものの、そこから先で何倍もかかるのだと計画時点でわかると足が遠のく。行ったら動かず東京(成田)から出直すほうが安上がりって何かおかしい。問題はLCC九州路線の少なさでしょう。それにLCCと呼ばれても料金は最初から変動制のためピンキリとも言える。
本州でわかってるように新幹線ルートから逸脱すると急に不便になるわけだから九州は横断と東側。交通費で解決できないなら日数を確保して倹約移動のほうがまだいい。これはずっと先まで高速バス移動が第一の選択肢。地図で高速道路を見るべきか。
<災害不通区間>
NEXCO西日本 ハイウェイ交通情報によると九州に通行止め区間なし。2018年7月の豪雨災害によって被害の大きな所は高速道路は通ってないからで、一般道は阿蘇山の付近で終日通行止め。
JR九州の熊本から大分への豊肥本線で肥後大津から阿蘇が不通。九州横断特急(あそぼーい)は2016年4月14日の熊本地震により既に運行区間が阿蘇~別府となっていたため今年の豪雨で影響は出ていないが豊肥本線で横断できないことに変わりはない。ほかに筑豊本線と日田彦山線も不通だが一般的な観光客としては問題なさそうだ。
<資料/関連リンク>
特急 博多→別府 特急自由席5,050円、指定席5,570円
特急 博多→小倉→宮崎 特急自由席9,390円、指定席10,430円
新幹線 博多→鹿児島中央 自由席10,650円、指定席10,650円、九州ネット早得7日前まで7,710円
元日九州初旅きっぷ 13,000円・元旦九州初旅ネットきっぷ 12,000円 九州新幹線 在来線特急自由席 乗り放題
特急は2枚きっぷが得。
高速バス 博多→別府 早割[前日]2,000円、通常3,000円
高速バス 博多→宮崎 早割[前日]3,900円、通常4,630円
高速バス 博多→鹿児島 4,000円~6,000円(閑散期~繁忙期)
ほか高速バス往復割引、4枚回数券(2名往復に便利)などあり
→ SUNQパス 九州のバス乗り放題乗車券[サンキューパス]
→ NEXCO西日本
→ JR九州 > 災害に伴う運行のご案内
→ 九州地方道路情報提供システム
| emisaki | 2018-12-26 Wed 20:30 | 交通::情報・考察・計画 |
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △