2019-02-16 Sat
若輩者の頃には宣伝に操られた。深く知ってからも何々のイベントがあるってことで自ら飛び込んで行くことはあるが、つまらん策略には拒絶反応が出るようになってる。JRのキャンペーン活動ってのは個人的に気にもしなくなっていた。“釣った魚にエサはやらない”ってように場所と時期が合ってるとも思えなかった。京都みたいに定員オーバー今回、4月から静岡県ってことで耳にすることが多くなり、関連して同一期間に行われる プレDC(群馬県)とアフターDC(栃木県)までやられると、そんなのデパートの物産展と同じで特別な事じゃない限り、いつでもやってるから「どーでもいいわ」って気分になる。プレ(前年)とアフター(翌年)は近年に言い始めたことだが、そうなると四半期×3で12都道府県分で計算上は1年で47都道府県の4分の1がキャンペーンを行っていることになる。
「しょっちゅうやってるぜ」って感情は、まさしく足利フラワーパーク時代の塚本女史の言葉『なんでもあるは何もないのといっしょよ』に通じており、都民ほど東京タワーに上らないとか、小規模花火の連日開催だと逆に行く気がおきないなど失策は各所で行われ続けている。「限定」商法と真逆で、宣伝文句を読んでも特別感がないんだから飛びつくのはよほどのお調子者。
いつも動かないような客に対して宣伝力はあるかもしれないが、過去に何だったか忘れたが旅行のアンケート結果を見たとき、旅する人としない人の傾向が明らかだったから動く人たちの向きを変える手段を講じたほうが得策であろう。
企業の策略を知れば知るほど、テレビなんかが きっかけ にはなっても決定打にはしないと考えるようになる。外国人観光客みたいに情報がなくてクチコミに頼るってわけじゃないから行きたいところに行くのは当たり前だよ。テレビなら今日の夜にも放送予定になってるがランキングはどうでもいいが多数を紹介してくれたほうが良い。宣伝に釣られて行く人がいても別にいいが、私なら後悔しないためにも時期など条件は見定めようとする。
| emisaki | 2019-02-16 Sat 09:08 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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