だって俺ら友達の界隈なら20～21歳の頃には、その筋のバイトすらしてない単なる学生にも関わらず QuarkXpress を完全に使いこなしてたからね。自前でカラー印刷はままならなかったが雑誌の完コピのパロディー版くらい作ってた（時間あったんだな）。手書きでなくて良いなら、採用されるか別として「なんじゃコレ」レベルは作ったであろう。当時はそういう履歴書は受け付けない。
　このあたり極論として、目立とう精神の行き着いた先なのかもしれないが、見た目のみならず内容も「履歴書」ではなく「学級新聞」に見えただけで問題ありだろ。
（QuarkXpress: かつて出版界で最大に使われてたDTPソフト、その後 InDesign に市場を奪われた）

　実力を示すのではなく動物が敵に出会ったとき自分を強く見せかけるよう自慢話にしか見えないわけ。個人的には早めに「しゃべり」のほうで駄目を振るい落として欲しいものだ。昔は完全な学歴社会で、今は人手不足な上に過去より楽に実力で評価してくれる時代だから学ではなく学歴でちょっとずっこけた俺には天国にしか見えないぜ。なのにこの有様かと落胆。


　“履歴書” が “エントリーシート” なるカタカナを使った段階で変わったのを示していたのかも。結局は、芸能事務所の紹介にありがちな写真ではなく “いまふうの就職用写真” に加え、“いまふうの履歴書” を書いた人が合格にされてたかな。 おじさんくさくなってしまうが、やっぱり同じ年齢でも時代で精神年齢が違いすぎる。いまどきは稚拙なくせに悪知恵だけは働いてて男女問わずネットでの過去も隠し猫１億２千万匹被って向かってくるからな。バカ発見器（バカッター）とはよく言ったものだと思う。この番組はパリコレ学にしてもテレビに晒されてるだけあり短時間ではないから通常の就職試験より化けの皮は剥がしやすい。

　それは女子アナ狙いが大勢いる観光大使を多く見てきたからこそわかるが、私から上の年代が思い描く学校名より相当チャラい。ある大学から出てくる生徒がホストとギャバ嬢にしか見えないと、その場にいた複数人が同じよう思ったことがある。名の通った大学の学生から逮捕者が出る事件がちょくちょくあるだけのことはあるよう全体の質が落ちてることに気づかない。そんなことで観光大使を選ぶにしても、確率として大学生より既に就職してる人のほうが社会に出るため教育されていたり学習してたりして正体が見えてて良いと思ってるし、私のお眼鏡にかなったお方はそう思わせるだけの事を読み取ったからで女神に見えてましたよ　（そこ、恋は盲目とか言うなよ；）


　こうした点で言えば、いったん別の職に就いてから再挑戦しようとしている方々のほうが期待が持てるのかもしれない。私の主観だが、実は性能が高い人のほうが東京キー局狙いの女子アナという事実上の放送局専属タレントになりたがらないと感じている。だから地方局を選択した人は賞賛するよ。真麻が言ってたように原稿作りから下手すればカメラ操作までやらなくてはならないので、のちのちの性能が違う。

　アナウンサーやアイドルって有力者の二世がやたらと多く問題を起こしてきたり、性能の低さが露呈したりして関係性のため入社させることだけが目的で表舞台に出さなくてもOKという風潮も見えるから女子アナではなく女性アナウンサーを選ぶ実力派を目指すなら地方局のほうがいい。ただし地方局は「契約社員」が多く３年を上限に雇い止めが見られるのも状況証拠としてある。それで放送局を１～３年ごとに渡り歩くのがいるが、それも非常に狭い門で、昔に比べて節操がなく受け入れてるセントフォースですらそれなりの人じゃないと入れないし、登り詰めないと「30歳定年」は現実でしょう。

　しゃべりの先天的能力の低さに寛容で視聴者として迷惑なのが日本テレビだ。“訴訟入社”は何年経っても口先でボソボソとしゃべるからムカムカしてくるのでチャンネルを変えてしまうが、それと同じ不明瞭なしゃべり方をするのが土曜朝の天気予報の姉ちゃん（女子アナではない）だから視聴者を度外視して別の思惑で選んでる。そんな選考を無くして欲しく、先天的に無理な人はただアイドルのような職に就きたいだけで「仕事にプライドがなく職を馬鹿にしている」わけですから、親の権力を使ったり応募もしないで欲しいというのが視聴者としての願いである。個人的には、女性アナウンサーだけど、たまたま美人だったが好きになるが、前者が第一なのだから美しいしゃべりが伴わないなら用はないね。

プライドの持ち方が狂っちゃったんだが、それは同時に選考する側が狂わせたとも言える。

≪ 続きを隠す