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観光地価格と世間知らずな客
 交通網に加えてコインロッカーの場所と値段など調べてきたが、公共交通の利用専門なので駐車場の調査が甘かった。他人に乗せてもらうことがあり「駐車料は私が出すよ」と言ったあとに料金の高さを感じてはいた。もちろん東京なら普通なのだが、旅の流れで地方の相場を知ってたから熱海で民営だと夏場に1時間800円、1000円なんてところがあるのが異常に見えた。

 市営駐車場のほうが安いのだが管理している熱海市振興公社が解体されるとの発表から気になっていた件。全国的に振興公社って名前を聞けば天下りなる言葉が同時に出てきて「産業振興が目的」なんて名ばかりであるので解体は当然なのに日本中にウジャウジャある。しかし利用客としてだけの事を考えれば問題は市営じゃなく民営のほうで高額請求に怒りの投稿に出くわしてしまった…。

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熱海の海岸線の民営駐車場は7~8月と花火大会開催日はボッタクリ状態にご注意!

 最終調査が花火を見に行ったついでの2019年3月31日のため、市営駐車場の委託運営が振興公社からタイムズ24へ変わる前日で確認できなかったが料金体系は公表され全体的に見れば大きな違いはなく、客として裏技のように存在していた一カ所だけ安かった来の宮駐車場が他の料金と同一となったため裏技利用が消滅した。

 その代わりに機械化されたから営業07:00~19:00から24時間になったが、こっちには関係がなく60分100円が30分100円+税になったほうが痛い。それでも30分100円は安めなので何の問題もなかった。来の宮駐車場は坂道の上だから19時終了でも花火観覧で使うのは考えられず、梅園へ短時間だけ行くときや新広楼(四川料理屋、現在は移転)へ入るときの短時間利用くらい。梅園は紅葉や梅まつり期間に有料駐車場が出現するが、シーズンオフが不明。夏はホタルとかあるけど全く関係のない日に入口の真ん前に駐めてしまったとして誰もいないんだけど、それで駐車禁止にされたらシャレにならないので期間外は無料なのか駐車場消滅なのか一言欲しい。来の宮駐車場からは結構な坂道だから。


市営の料金は問題ないので調査は海岸沿いの民営駐車場とした。


 自分に関係のない調査をしたのは、ネット上で何時の話だって世間知らずが高額料金を騒いでいたから。既に何年も前に「24時間○○○○円」なんて打ち出して問題になっていた件で、提示金額は24時間ごとじゃなく、最初の24時間までで過ぎたら通常料金で課金されるって罠。小さい文字では書いてあるが入庫時点で見えるはずがない。

 例えば10分100円、24時間2,000円って大きく書いてあったとして4,000円で済むと思い込み48時間駐車したら2日目からは通常課金なので、2000 + 100 x 6 x 24 = 16,400円 となってしまう。都心で起きた数年前の揉め事から「繰り返し適用」の有無が表示されたが小さい表示のままだ。関係のない私が知っていたのに自家用車を利用する人が知らないなんてね。

支払うにしても千円札と百円硬貨のみ、あとは事業者専用カードでクレジットカードも使えない。

 どうせ地権者は地元の人ではなかろうが、料金体系は管理会社だけじゃなく地権者の意向が働くと思われるものの、料金を高くしたほうが率で吸い上げられるためか都心で取り沙汰された事と同じ管理会社の違いで料金体系に善し悪しがあり、ネット上で評判を探っても某M系コインパーキングの「悪評」が高い。


  問題は上限設定を大きく掲げることで誤認識を誘発させてきたこと。


 上記に示した問題を更に誤認識されることでは上限料金が入庫後6時間~24時間と多種あることや、入庫から経過時間ではなく時刻で切るところがあることで実に解りにくくしている。

 24:00で切るのは都内でも見かけるが、昼間からずっと駐車してれば意味があるものの、一晩寝かせるって時に上限設定は何の価値もなく夜間は時間料金が安くなってるのが救いなだけ。


 酷すぎる料金設定は熱海のイメージを著しく悪くしているだけだ。V字復活した熱海を利用して部外者の商売人が熱海を舞台に暴利や変な商売を開始したってのは他にも見られる迷惑事。


 ある駐車場ではおよそ7千円も取られたなんてコメントが付いていたが、それを馬鹿な客と終わらせるのは簡単であり深く考えるべき。3月の調査結果で見えていたくらいだから、現時点で夏期に設定された観光地価格なんてのは大都市中心部じゃない客の気持ちを関西弁で表現すると「なめとんのか、ボケ」であろう。六本木ヒルズの駐車場より高いんだからな。

 こっちとしては山間部ばかりの熱海の土地代が高いって調べてあるから知ってるわけだが、埼玉で1日500円や栃木となれば駅近くで1日200円を見たことがあり、普段から月極でも何千円かのところから来る人達には東京より高い仰天の料金だから怒るのは当然。



 かつて私が花火の日に熱海城で怒りを覚えたのを思い出したが、それらに出くわしたのは熱海の観光客が底に向かっている最中で、「安くして集客を狙う」のではなく、街の流れとして「客足が遠のいてるから来た客からはふんだくる」ってよう感じた。

 昨今問題の既得権益を守ってる組織と同じ方法。そこから何度も使うことになる『伊豆餓死、駿河乞食、遠州泥棒』の例えが崩れ去り、いざとなりゃ、どこも遠州(遠江国)か。

 その間違った策を地元の業者が体感することもなく役所の「ADさんいらっしゃい」事業のメディア戦略によって客足が戻ってしまったので、結局は何の教訓も得えないで「観光地価格」を続けてしまったためプチブームに隠されたまま悪評の火は燻ったままなのである。何も駐車場だけの問題ではないってことを熱海は気づいてない。内外の人間が事業を拡大することしか考えてないのが証拠である。飽きられたらどうなるかを考えてなさそう。


 現在の第二次「タピオカ」ブームに釣られた客が馬鹿だと思うのも、とんでもなく安い材料をオシャレに見せかけてボッタクリ価格を付けてるのを買ってるからだが、それなら買わないという判断が実に楽であるが、駐車場であると「駐めなければいい」って安直には考えられない。

 登山で山の中腹、頂上と山小屋で同じ商品の値段が高くなるのは輸送など理由があるが、休日価格にしても平時の5倍の料金は足元を見たボッタクリではないのでしょうか?

 東海汽船の船旅だって夏場は料金が上がるが何倍になるわけではなく、せいぜい1~2割高である。ところが、ここで注意する駐車料金は何倍にもなる。期日別料金を採用しているところは夏期は基本3倍で海岸沿いでは最高5倍。通常60分200円が夏期と花火大会の日は60分800円や60分1000円になるところがあり、夜間は60分100円の落差から誤植を疑ったくらい。

 私が知ってる六本木ヒルズより高いのは同じ六本木のファーストビルで都心の桜を撮影で回ったときの通り道にあり、過去の写真を見ると30分300円とだけ読めるが、そっちは桜の木がほとんどないので数年は通ってなく時間貸し駐車場で調べてみたら今は30分400円で1日4,500円だった。知ってる中で一番高いところは10分300円だが、時間単位が短くなってるところは回転率で儲けてるようで上限が設定されてから一晩寝かせて地獄を見るようなことはなくなってる。

それは東京のど真ん中での話、熱海の海岸線の夏期における民営の駐車料金がいかに高いか!

 駐車料金をいくらに設定しようが自由なのだが、評判が悪くならないためにも上限料金の正しい認識と事業者による料金の違いについて広く知らしめるべきである。




【参考資料】 市営駐車場の料金体系

・30分ごと100円+税
・連続8時間越え~16時間まで1,600円+税
・16時間越えた場合は1時間ごと100円+税

駐車場がない宿に泊まっても上限超えの罠はなく1時間100円+税になるだけ。

 電車賃よりガソリン代のほうが安いって考えられる方面から駐車場がないゲストハウスなんかに宿泊するにしても市営駐車場ならば駐車場代で目の玉飛び出ることもない。

過去に管理していた熱海市振興公社の解体により2019年4月1日からタイムズサービスに管理移管。


【参考資料】 広島の商業中心の参考価格

大手町中央駐車場 (爆心跡地にある大型立体駐車場)
 08:00-22:00 30分 平日220円、土日祝250円
 22:00-08:00 60分 100円
 当日上限1800円、土日祝は上限なし。

周辺、08:00-24:00 20分100円~20分200円、夜間60分100円が相場。




 熱海へ行く場合は、台数が多い市営駐車場へ潜り込むのが吉。海岸線には見当たらないんだが、ちょっと内陸に駐めて歩けばタイムズ24(タイムズサービス)の時間貸し駐車場は市営と同等料金だ。

 民営駐車場は夏となれば国道沿いだけが特別料金として跳ね上がる。数十から数百メートル内陸なだけで良心的料金になる。試しに Googleストリートビューでも2018年7月を探ってみたところ、某Mと某Sは1台もとまっておらず、某Aにちょっとだけで、市営駐車場はたくさんとまってた。おお、みんなアホではなかったぞ。

 たとえば花火大会の開催日に素人さんは直前にやってくるので市営は満車となっており、駐めなくてはならないからボッタクリ駐車場も成り立つのだろうな。宿が離れた場所にあったとしても夏場や花火の日は自家用車で来ちゃだめだよな。もしくは数百メートルくらい歩く。

 私が物件を探していた頃は単なる月極駐車場だったのだが、利用者が減ったらしく半分がタイムズの時間貸し駐車場に変わってたのが清水町だ。コーポ三紀ってマンションに空きがあったから探ったわけだが、1~2年しか経ってないけど24時間上限が500円から600円になってた。時間料金は60分200円なので立地条件が悪いからこそ花火の日の穴場だろう。

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| emisaki | 2019-08-05 Mon 20:48 | 熱海::考察・批評 |