2018-03-12 Mon
都賀駅と福井駅の間に位置する。眼鏡の鯖江は有名だけど隣は知らなかった。隣駅だが武生駅も鯖江駅も特急電車の停車駅となっている。鯖江は鯖江市、地図で武生駅の前を見ると越前市役所。桜のソメイヨシノも接ぎ木でしか増やせないクローンだって言うのに日本にどれだけあるのかと調べようにも決定打が無い。国内総数は重要ではないが、吉野山3万本で、1万本級は全国に何カ所もあり、一説によると日本全体で1000万本とか言われてた。
葉っぱのときは区別が付かなくなる人も多いだろうが、花が咲けば目立つわけで都心部から郊外への電車の車窓からどこでも見えると言っても過言ではないくらい咲いている。地域的に有名だと思われていても旅人の目を引くには並大抵のことでは難しい。ひょんなことから福井県...
観光サイトで紹介されている順に調査してみる。テレビ番組タモリ倶楽部で取り上げられた「残念なパンフレット」のように残念なウェブサイトのほうが爆発的に存在している。毎度のことならが、いったい、いつになったら真っ当な観光案内ができるのかと思うわけだ。
最寄りのバス停が書いてあっても行けるとも限らないし、行けたとしても戻れないという片道切符が紹介されていることもある。そういう注意書きを無視できるほど運行されてない。観光宣伝に来ながら某地域の人が言ったことを思い出すよ「車社会だから…」。そうした概念を持ったことが壁を作ってることに気づかない。
【吉野瀬川桜並木】 福井県越前市上太田町30-14-11
越前観光サイトで桜のページを見ると先頭に吉野瀬川沿いのが出てきてドローン映像まで貼り付けてあった。良さそうに思えるのはドローンでしか不可能な画角で見たときであって、Googleストリートビューで道路上から確認すると桜で隠された両脇は住宅地だ。田舎を期待してしまったが東京近郊でありがちな風景だった。先頭に置いて推してくるところではない。
北の基点はカーマホームセンターの北西、南は野上橋 福井県丹南土木事務所付近 1キロ区間。
武生駅より西へ徒歩2キロ。
※近隣に別の見所あり
【味真野(あじまの)の一本桜】 福井県越前市池泉町9-1
次は味真野小学校。地図では「味真野の一本桜」と紹介されている。学校って言えば部外者立入禁止が基本で、親の授業参観か運動会、一般的には卒業したら選挙でしか入ったことがない。そのあたりの情報がすっぽ抜けてる。私がよく苦情を出してる情報の断片化である。
味真野小学校、調べましたよ。道徳的な行動で桜の見学は許されてる。ただし生徒を撮影するなと、まあ当たり前ですね。
これまた典型的だが私が知りたい路線図とやらは提供されてない。バス停の名前が連なっているだけだから、そんなもんは時刻が書いてない時刻表である。よって地図と照らし合わせるという時間の無駄を強いられるのである。
普通、路線図と言ったら地図上での運行ルートを示す。
味真野小学校は武生駅から東へ約7キロ。近隣まで路線バスがあるが山を越えて隣町の池田町まで行くバスで平日7、土日祝は4だが、バスの方向性を間違うと悲劇を生み「越前武生→魚見→清水谷→越前武生」の話で、逆廻りは本数が少ない。早朝や夕方以降と観光に無意味な時間帯を除くと休日は1本しかない。
福鉄バス池田線 武生駅発、池田町行き「味真野」下車 (土日祝日、学校休校日は減便)
市民バス味真野・北新庄ルート「味真野小学校北」(水金運行)
福鉄バス池田線 武生駅 07:41/08:31/13:41/15:41 → 08:02/08:52/14:02/16:02 味真野
福鉄バス池田線 味真野 09:25/18:29 → 09:48/18:52 武生駅
との時刻表より、効率的で曜日に左右されないのは、
・福鉄バス池田線 武生駅 08:31→08:52 味真野→味真野小学校→味真野 09:25→09:48 武生駅
水曜と金曜限定となり午後なら、
・市民バス JR武生駅 13:36→14:13 味真野小学校北 14:37→15:14 JR武生駅
これしかない。 地方の人がゾッとする健脚しか許さない策は次に示す。
※近隣に別の見所あり
【花筐(かきょう)公園】 福井県越前市粟田部町17-20
1000本と紹介されているのだが情報が乏しく、どっちかと言うと紅葉スポットである。どっかの梅園を思い浮かべてしまうが、どっちつかずで複数を詰め込もうとするからインパクトに欠けてしまうのである。どうして1000本かと疑問が湧くのだ。
公共交通の難点からも他の町の調査が必要である。
福鉄バス池田線 武生駅発、池田町行き「花筐公園口」「栗田部」下車
市民バス月尾ルート「本町」「花筐公園口」「仲佐山」(鉄道の駅は通らず乗り継ぎが必要。火木土運行)
福鉄バス南越線 シピィ(商業施設名)~北中山公民館のバスが同一路線のため「花筐公園口」にて乗降可能。
味真野小学校へのバスが悲劇的だとしたが、真北へ向かうと約3キロで他のバス路線に出る。だったら3.5キロが花筐公園なのである。道路上では古民家、倉の建築物を見ながら歩ける。
花筐公園の更に北側まで行けば鯖江市となるが鯖江駅から見て民営のバスは海のほう(西側)であり、花筐公園の方向である東側は市営バスのみで運行も悲劇的だから時刻表を眺めないと計画できない。
吉野瀬川沿いを除くと、ここにあげたところへ行くのが厳しいことは確かだ。
| emisaki | 2018-03-12 Mon 22:55 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
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