2018-03-30 Fri
警告は重要であるが大手テレビ局がオカルト雑誌並みに煽る報道があったのでネタ元を調べてみた。東京都港湾局が2018年3月30日付けで「想定し得る最大規模の高潮による浸水想定」を掲載している。国土地理院の標高がわかる地図を見ての通り関東平野で危険なのは東京だけじゃない。だからって10m浸水し続けるわけもないし、浸水(堤防決壊)したら水が引くまで1週間どころなはずがない。私が伝承されてるのはキティ台風、カスリーン台風であり、戦争疎開した終戦後の悲劇として一面水浸しの写真も小さい頃に見せられた。二階建てでは5mで生命の危機だし、1m浸水ですら高齢者など生命の危機。冬に向かうなら居住も難しい。
予測規模の無意味さとして高いところから落ちたら危険で例えるなら10mも100mも同じなのである。湾岸ばかり語る都庁の田舎者にも困ったもんだがカスリーン台風の問題はどこだったか知ってれば東京を守るなら埼玉県や茨城県へお金を出す必要がある。東京湾に巨大堤防は作れないし、河川沿いにスーパー堤防も事実上作れないのに次なる弱点すら手薄。地下神殿は毎年の対策で巨大台風には話にならん。それら、ずっと東京ゼロメートル地帯に住んでて、どうしようもない住民側からすれば何を今更なのだが、近代移民者に知らせる目的なんだろうか。湾岸部は東京以外でも危険だらけ。
愛知県だが毎週のように新幹線車内から作ってるところを見てた南大高駅、その駅前の商業施設と並んだ住宅地は調整池みたいなのを埋め立てた土地だ。毎年のよう水浸しの名古屋も昔の土地柄としてヤバイところが多く存在する。
| emisaki | 2018-03-30 Fri 22:42 | 生活::暮らしと社会問題 |
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