2018-05-30 Wed
残念ながら「ゴルフ用レーザー距離計」である。そのくせ使う人たちと需要に合わせてか値段が高い。新製品のCOOLSHOT PRO STABILIZEDの現在の売価は4万4千円から5万5千円くらいとなっている。そのくらいの値段だとミリ単位まで計測できるが計測器が大きいのしかない。写真撮影用に使えない理由は精度が0.5ヤード単位と低いこと、ゴルフ用だから米国人も嫌い始めたヤードが基本(メートルにもできる)。精度がよかったとしてもカメラに伝達する手段がない。カメラのオートフォーカスが進化したと言っても映像に頼っているだけでレーザー距離に比べたら話にならないわけ。現に真っ白い紙を斜めにしてAFで捉えようとしてもピントを合わせることはできない。そのように撮影するものによって狂うからレーザー距離計の話を持ち出している。
外部機器に頼る必要があるのは最近のカメラに内蔵している「水平儀」の精度の悪さにも見てとれる。あれは1度くらい誤差があると感じてる。使うってことはライブビュー状態なのだが、合わせたつもりが曲がってたなんてことがちょくちょくある。1度以下でも曲がって気持ち悪いのがよくわかるから画像処理ソフトのお世話になる。過去に持ち出した建築用のオイルと重りの重力式の角度計を所有してるが、水平を取るだけでいいならカメラ内蔵より気泡式のほうが精度が高い。ただしカメラ内部のイメージセンサーと外側の水平を取るのに使うアクセサリーシューの製造がどこまで水平か疑問が残る。
| emisaki | 2018-05-30 Wed 20:57 | 映像音声::周辺機器 |
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △