2018-06-20 Wed
新聞のコラムに載ってるのだが太陽観測の事実が“説”にされてしまってる。“説”と言うならば地球温暖化ある/なし双方の主張のほう。私は人類の活動による気温上昇を否定しているわけではないが、太陽活動が最重要であって人類は危機的な地球温暖化の影響を与えてないと考えている。地球規模の高度成長期から人間がやらかしたと思われるところへ太陽活動が活発になる時期と同調してしまって温暖化が増しただけなのに、全ての温暖化を人間の仕業にしようとし、CO2排出権なる巨額の、ゆすり、たかりのような事が起きるからトランプがフェイクニュースと怒るのとは別の理由で同意できる(あの爺は米国だけの経済的理由で怒ってるアホだから)。繰り返すが一定の人間の仕業は事実であって否定しようもなく、同時に人間が関与しない宇宙規模の変化まで人間のせいにしてはいけない...
桜の時期に書いたが太陽活動の短期周期が約11年と言われてる観測的事実を更に裏付ける各地の桜の開花時期を遡って調べた結果と太陽活動が一致しているから。約11年周期で開花時期が前後していたのである。
太陽クンは人間が決めた時間軸に合わせたり、地球の夏・冬に合わないから年単位で狂いは生じるものの、大きくは狂ってない。桜の開花時期としては、たかだか何十年間のデータだが、気象観測はもっと長く記録してるでしょ。そこにちゃんと刻まれてるはずだ。これが示す別の意味として、太陽活動の微小な増減は地球の傾き(夏・冬)に比べてたいしたことなく入射光の違いのほうが絶大。地球上の気温差が物語ってる。
ほかにも異常気象だとかサイクルが狂うのは、太陽活動に影響されるとしても地球内で起きる気象変化と完全に同調しているわけではなく、気流、海流の変化などなど地球の気象条件を変える要素もあるから太陽活動のサイクルと狂うときがあるのも当然で、今年に狂ったからって未来もずっと狂うとは言えない。
天気予報で50年ぶりだの100年ぶりだの言うことは過去にあったことだから異常気象と言うのは強引である。人間の短い寿命の範囲で異常気象だと感じてるにすぎない。今年は宇宙規模からすれば一瞬(超短期的)に少し狂っただけ。
気象庁に掲載のエルニーニョ/ラニーニャ現象にしても過去のデータは太陽活動みたいに完全な周期や一致点が見当たらない。なのに地球のたかだか数十年の気象記録しか信じて疑わない気象予報士もいる(ミヤネ屋に出てる奴とか)。短期的では人間の都合で異常気象にされてしまうが、数十、数百年ではなく、万年単位のほうが見えてくる事が多い。今日や明日の事に忙しい気象予報士はそういうのを知らん。過去の気象状況を知るために大学の研究が屋久杉を使って調べたが地域性が出ないように世界規模で調べれば正確になる。年輪の範囲なら外的放射線にも左右されず細かい年数も出せない放射性炭素年代測定より正確だ。
なぜ夏は暑くて冬は寒いのか?それほど太陽の入射光に左右される。だから火山噴火が多発したらCO2が増えて温暖化じゃなく、粉塵によって太陽光が防がれて寒冷化するのが当たり前の考え方。では、花々の開花時期は早まってるものの梅雨はどこが早まりましたか?ようするに複合要因でしょ。
太陽活動の短期的部分で11年周期は“説”でもオカルト話でもなく専門家の太陽観測と地球に刻まれた過去の記録から延々と繰り返されてきた定説であり、それを基にして語ってるにすぎない。
全球凍結って時代もあれば、ジュラ紀の地球の平均気温は現在より10度以上も高かったと言われてる。地層など過去の研究や宇宙観測結果を基にして語ってることに何か文句あるなら発表してる学者に言ってほしいものだ。平和ぼけもしたくないし、危機を煽る意味もわからない。
| emisaki | 2018-06-20 Wed 12:58 | 生活::暮らしと社会問題 |
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