2018-06-21 Thu
既にソニーのカメラ用レンズでZEISSの高級タイプに有機ELディスプレイが搭載されている。ZEISSはズームレンズを作らないので意味があるのは設定絞り値による被写界深度くらいである。電源が入らなかったら無意味だが、ミラーレスカメラ用なので電源入らなくては見えないから問題ない。単焦点なら従来のアナログ式で十分なので搭載すべきはズームレンズへである...ズームレンズであると焦点距離によって距離計が表示と狂っている。だから無限で止まらず回せる。これで苦労しているのが、花火撮影で真っ暗の中、ズームを動かすとピントも回さねばならない。下手すると無限に設定したのがズーム操作だけで、どこにもピントが合わない状態となる。だから電子表示ならズーム位置によって変動するところ正確な距離計を表示させることが可能になる。
そんなことで安物レンズの表示がなーんにもない物はAF専用で使い物にならない。
レンズを見ないで止まる位置まで回せば無限のほうが使いやすいことこの上ない。メカニズムとしてそれができないのが今の技術なのだ。絞りのほうも、同じように騒いだのがソニー製のビデオカメラ用みたいな作りのレンズ(SELP28135G, SELP18110G)であり、絞りリングはクリックまたはロックなしに最小絞りからオートに突入してしまう(店員と共に、ええ~!?何じゃコレ状態でした)。
マニュアルとサーボ切り替えがあるじゃんと思ったら、そいつは電動ズームだった。これではレンズなんて見ないで操作する動画撮影においてシャレにならない。通常ビデオカメラ用レンズならズームは切り替えなく、絞りにMとA(サーボ)の切り替えが別のスイッチである。
昔の写真用レンズだってオートは絞り開放位置の先じゃなく最小絞り(最も絞る)の先だぜ。CanonのNewFDもオートはボタンを押してAマークに合わせ、ニコンは最小絞り位置にするが、動画の場合は撮影中に変更の可能性もあるため別のスイッチでなくてはならない。だからとんでもない設計ミスで業務用ビデオカメラもレンズはキヤノンなど他社製だからなんて言い訳は許さない。
| emisaki | 2018-06-21 Thu 12:50 | 映像音声::静止画(写真機器) |
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