2018-06-23 Sat
2560 x 1440 や 2560 x 1600ドットの液晶モニターが安くなってきたが、一長一短。ビデオ編集中にフルHD状態で素材を写しながら設定画面の場所を確保できる点では良いのだが、視聴を考えると垂直解像度の狂いは大問題となる。画面内に1920 x 1080を表示する無駄を行えれば良いが、画面に合わせると垂直解像度変換が入り画質が著しく悪くなる。パソコンで液晶モニターのドット数とパソコン側の表示に違いが生じると画面が鈍るのがわかりやすい。海外製だと取扱説明書を読んでも画面内に狭めて1920 x 1080を表示「ドット バイ ドット」表示モードが可能かわからないものが多い。選択可能か、強制的に合わせられてしまうかが確認事項。
パソコン用として売られてると画面解像度が狂って鈍って見えるのは体感として知っていても人間のことは知られてない。脳ってことになると思うが、人間の目は水平解像度に鈍感で垂直解像度に敏感。これがわかってるからテレビ方式は垂直解像度を圧縮しない。
ハイビジョン放送になってテレビ通販が偉そうハイビジョンだと売っていたのに、手のひら返しのごとく途中から今までの製品はダメで「フルHD」だとか言い始めたように解像度のミスマッチは困る。
4Kモニターはまだ高いので 1920 x 1200 ってのが好みなんだが、だったら安い4Kモニターを買いますってくらい高い。今となっては見放された解像度かもしれない。
一長一短としたが、更にパソコン用モニターはインターレース表示できないためテレビ代わりに使うにはパソコンから表示するか、ノンインターレース(プログレッシブ)にしてHDMI出力できる機器が必要になる。国策でハイビジョンにしたが、データ放送を必須にしない、インターレースおよびMPEG-2なる時代遅れなど負の遺産を継承したため、早くも4Kを国策として現行を叩き潰して欲しいくらいだが、時代を読めない総務省など今の方式を決めた連中が責任を取るはずがない。有識者が独禁法違反だと言ってるB-CAS(アホ、ボケ、カスのカスと言おう)のよう寄生虫の天下り産業を作るに違いない。家電業界は小出しにして売りつけたいだけだから4K/8Kもきっと国民を苦しめるだろう。
私の人生の範囲で学生あがりが大枚はたいて10万円でBS(アナログ放送)チューナーを買い、30万円でMUSEデコーダー(アナログハイビジョン)、それからBSデジタルになっても10万円以上で買って、それはHDMI出力も付けてくれないのにアナログ入出力廃止ってご都合主義にも程がある。10年使える代物なんてどこにあるんだ!?
インターレース、ノンインターレース変換器は10万円以上とか高いから、別途テレビか、変換機能内蔵のTVチューナー(HDD/BDレコーダー)を買ったほうがはるかに安い。大手メーカー品の大部分がプログレッシブ出力対応になってる。モニター側もHDCP対応がほとんどになって映せる。パソコン用のモニターの注意点は30pの対応くらいだろうか。リニア編集機が切替器と変換器として使えると思って調べたら安くて10万円もするくせにHD 1080i/p入出力対応でも内部処理はSD 480p(内部もHD処理だと30万円以上)。用途外使用は無意味でした。
モニターの値段が少し高くても入力端子が多いほうを選ぶ。別にHDMI切替器を買うより安いからだが、盲点は切り替えがメニューの深い位置にあって面倒な製品の存在(気が利かないのは外国人の得意技)。そういうことや配線延ばして手元で切り替えなどあるなら外部の切替器のほうが楽になる。テレビならリモコンだが、パソコン用だとリモコン自体がない。リモコン付きのHDMI切替器を探してみたが4系統くらいで3~4万円台と高いね。
| emisaki | 2018-06-23 Sat 09:19 | 映像音声::周辺機器 |
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