2018-08-01 Wed
あくまで噂の段階としても製品社会およびカタログまで出来てるから、それも捏造なんて可能性は著しく低い。海外情報として軒下デジカメに掲載されてた「TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD」は Di とあるようフルサイズで安価に登場すると思われるが、なにぶん距離計がない。キヤノンやニコンでも最下層のレンズには距離計が付いてないから試しに買うこともできないのも手動操作できても無限がどこだかわからないから。距離計の有無は EOS 7D が故障前に APS-Cサイズ用 EF-S 10-22mm の安価な広角ズームレンズが発売されたのに買わなかった理由でもある。
一杯に回して無限なのは単焦点レンズだからで、小型化を優先したズームレンズは焦点距離によって距離(ピント/フォーカス)が変動する。私が過去に使ってたTAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical [IF] は 17mmと50mmでピントリングの回転が数ミリ違ってた 。それは動画の場合は録画中にズーミングするとピンボケを意味する。静止画なら関係ないかと言うとそうでもなく、下手に無限より先までフォーカスリングを回してしまうと、どこにもピントが合わない恐るべき状態となる。どこまで絞ろうともピントが合わないから無限より手前で絶対に止めたいのだが距離計が付いてないと指標が何もない。真っ暗な花火でオートフォーカスは有り得ない。残念ながら候補に入らず。
TAMRONならSP 15-30mm F/2.8 Di VC USDがあるが、この前まで売価が8万円弱だったのに今は11万円台と跳ね上がった。2014年製のため純正と異なりサードパーティー製品は時代に合わせることから在庫放出が終了して高値に推移したってことか。どっちにしろ隙間市場製品なのだが低層にシフトしたのかも。個人的に15~17mmなる超広角なら画角の差に気になることがないため割り切って使えるなら安いかもしれない。気になるのはディストーション・画面のゆがみのほうだけど重要視してくれない。そこはズームとAFを捨てるしかないのかも。光学性能はもとより故障率と部品の耐久性も違うからレンズはケチっちゃいけないが予算がある。安物買いの銭失いだけは避けたい。
<追記 2018年8月6日:
17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037) 発表 ニコン用2018年9月4日発売
希望小売価格 85,000円 (税抜)
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| emisaki | 2018-08-01 Wed 22:58 | 映像音声::静止画(写真機器) |
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