2018-02-02 Fri
2018年2月17~18日に みとちゃんお誕生会 が偕楽園見晴広場で開催される。ゲストも多数で、たかたのゆめちゃんが17日、ふっかちゃんが18日。土日は水戸偕楽園の臨時駅が開くため行きやすくなる。最近、出動できない事情や平日のほうが動きやすかったりもするが、急に状況が変わるから調査は欠かせない。過去に水戸方面へ行ったとき「ときわ路パス」があっても面倒くさいと普通にスーパーひたちとかで行ってたが、交通費をケチれないかと思って調べてみた...
東京駅あたりから行くときの各種パターン 検討資料
・電車 東京→水戸 2270円 / 特急料金1550円(車内購入1810円)
・電車 東京→取手 720円
・電車 取手→水戸 1320円
・電車 取手~水戸 ときわ路パス 2150円 (茨城県内と栃木県東部 乗り降り自由)
・電車 東京~土浦 休日おでかけパス 2670円 (東京近郊 乗り降り自由)
・電車 土浦→水戸 970円(IC972円)
・バス 東京駅八重洲南口→[高速バス]→大工町(偕楽園最寄りバス停) 2080円
A: 通常運賃 2270×2=4540円(往復特急使用時 7640円)
B: ときわ路パス 720×2+2150=3590円 ※切符購入条件付き
C: 休日おでかけパス 2670+970×2=4610円(往復特急使用時 7710円)
D: 高速バス 2080×2=4160円(往復チケット3900円)
「休日おでかけパス」はエリア内において東京を越えて土浦方面まで行くならば得だが、都心部から使う場合には土浦から水戸までの料金がまだかかるため、通常運賃のほうが安いので赤字。都内で対象途中下車しても差は埋まらない。八王子だとか小田原が出発地なら話は変わってくる。
「ときわ路パス」は水戸だけでもお得になるが、その先の常陸太田/下野宮までもあり、また下館、真岡などJR以外の関東鉄道 常総線 竜ヶ崎線、鹿島臨海鉄道線、ひたちなか海浜鉄道線、真岡鐵道線の普通電車にも乗車可能。茨城県でもつくばエクスプレスだけが含まれない。
だが問題は複数あり、同じJR東日本のくせに切符の購入がフリーエリア内に限られることで東京から最も近いのが取手。取手駅で下車して「ときわ路パス」を購入する必要がある。そして特急は停車せず次に止まるのが土浦のため、特急に乗り継いだほうが早いとしても土浦からとなる。
次に発売期間が続くわけじゃないことがある。今回の利用可能は2018年2月3日~2018年5月6日の土休日。春と秋だけなので観光シーズンに合わせてと言えるかも怪しい。ずっと前にこの割引切符を持ち出したのは国営ひたち海浜公園のネモフィラの時期で開花がズレなければギリギリ使える。夏には使えないから安くあげるには青春18きっぷになって特急に乗れない。
「ときわ路パス」なら特急の運賃分に適用できるため取手駅で買ってしまえば、帰りは特急に乗ってこられる。乗車券としては先に東京~取手の往復を買っておくか乗り越し精算をすればいいから。
当日限り有効のため、もっと奥地まで行って宿泊するなら意味がなくなる。戻ってくるからこそお得なのだ。2日間有効で3000円なら宿泊者にも有用であっただろう。取手から水戸まで通常1320円だから常陸太田くらいじゃ損してしまい水戸から更に常陸大子、大津港くらいまで行かないと「ときわ路パス」を買って得にならない。
日帰りの往復に特急利用とすると、「ときわ路パス」の購入で6,140円、通常が7,640円(都内でも乗車駅によっては6980円)だ。金額だけだと安いって感じるが、「ときわ路パス」の場合は取手下車と往路の特急は土浦→水戸となり時間的ロスが大きい。1500円(840円)も違うが、取手途中下車に土浦まで普通電車で得をしたと考えられるかどうか。
考えるほどお得じゃないので放置してもよさそうさ。
面倒がどうのって言うなら東京駅から高速バスを使っても遅いってこともない。便数は少ないがイベント時間に間に合うとギリギリが2本ある。
・東京駅八重洲南口 07:40→09:25 大工町
・東京駅八重洲南口 08:10→09:55 大工町
所要時間としては定時運行ならば特急電車より10~20分多いだけ。
・大都市近郊区間内の運賃特例と分割購入
たとえば特急の出発駅である上野から水戸まで117.5km、ジョルダンの乗り換え案内が表示する運賃から、どうやら水戸は地方交通線になるようで111~128km 2,270円。110kmまでの1段前だと1,940円だから都内なら330円も払う前に距離を稼げるため北千住まで行けば水戸1940円と表示された。
幹線料金なら101~120km 1,940円だと思うのだが謎だ。東京から千葉方面へ1駅ずつ料金を調べてたら錦糸町、亀戸、平井も2,270円のままで、新小岩まで行くと西船橋から武蔵野線経由で距離が119.5km 1,940円と出たから謎なわけ。上野から水戸が幹線料金なら1,940円じゃなくてはならず、2kmも長くて地方交通線なら2,270円なのに1,940円となってる理由がわからない。都市部料金から地方へ、またがってる複合計算なのかもしれないが、理由がわからないのはモヤモヤする。
その距離運賃で疑問が出るのが「偕楽園」臨時駅。水戸まで1kmは越えるから偕楽園が設定されてるなら上記の都内での1駅の差が変わってくる。臨時だから水戸駅扱いなら上記と違いなし。そもそも偕楽園駅は下り線の片方向しかなく帰りは水戸駅になる。
疑問は鉄道ヲタクじゃなくても気になる。
100km越えても途中下車ができなくなった替わりに大都市近郊区間内の特例で上野を回って距離が長くなっても運賃は最短距離で計算されるため上野から特急を使える。
「ときわ路パス」の範囲は全て大都市近郊区間だから企画切符のほうで乗り降り自由にしてくれるのは良いが、2日間版も用意してくれると嬉しいわけ。
→ JR東日本 > 駅・鉄道/旅行・観光 > きっぷ案内 > きっぷあれこれ > 運賃計算の特例
| emisaki | 2018-02-02 Fri 23:30 | 催し::情報・計画・考察 |
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