2018-02-03 Sat
水戸方面じゃ新幹線がないが伊豆方面で大都市近郊区間で100km越えて途中下車ができなくなって、新幹線を使うことで大都市近郊区間を回避する方法と、素直に途中下車駅までの切符を買っても損しないか得することがある。在来線の場合、途中下車するか不明の場合はSUICA(ICカード)払いが使える範囲ならICカード乗車なのだが、伊豆方面だと熱海にJR東日本とJR東海の境目がありICカードが使えなくなる。どうせ乗り換え待ち時間が発生するなら熱海駅で下車したほうがお得になることもある...
東京→熱海 1940円/東京→来宮 1940円と同額だから新幹線で熱海も乗車券は来宮まで買ってれば熱海で途中下車ができ、自動改札を通しても切符が出てくる。
これは概念の話で乗車駅によって距離が長くなると料金が変わるから東京、新宿で通じる話が吉祥寺からになれば熱海への運賃が最初から2270円で伊東でも同じ料金だから通用しない話になる。
東京駅からだと絶妙に概念を伝えられる距離にあり、検討資料として列記すると
東京→伊東や三島 2,270円 (IC 2268円/函南、三島方面へICカード使用不可)
東京→熱海 1,940円 (IC 1944円) 宇佐美、函南も同額
東京→湯河原 1,660円 (IC 1663円)
湯河原→熱海 190円 (IC 185円)
湯河原→伊東 410円 (IC 同額)
湯河原→三島 410円 (ICカード使用不可)
熱海→伊東 320円 (IC 324円)
熱海→函南 200円 (ICカード使用不可)
熱海→三島 320円 (ICカード使用不可)
函南→三島 200円 (TOICA ICカードエリア)
というデータから東京駅から伊東や三島へ行くのに、ひとまず湯河原や熱海まで切符を買っても損しない。むしろ分割すると安くなる場合もある。湯河原で下車して伊東や三島へ行くと200円も安くなる。熱海下車だと額は10円だが、一般的に途中下車すると割高になるから損しないだけ素晴らしい。
東海道新幹線はJR東海で大都市近郊区間ではないため、その特例は通用せず、乗車駅によっては新幹線を使うと運賃が高くなるが、並走した使い方をしてれば上記の運賃の話は新幹線の停車駅で通用する。
この節約になる方法は正当であるため、あとは途中下車や乗り継ぎが損か面倒かって自分の問題だけ。下車しない分割買いは不当でなくとも道徳問題が出るが下車すれば道徳的問題は一切ない。だが、安くする目的のために何もない駅で降りてもしょうがない。見所がある駅で降りることができて損しないってところがイイわけだ。熱海駅だと伊東も三島も直通便が少ないから、だいたい乗り換えとなるため下車しても面倒にならない。
私が新幹線を使って熱海梅園に行く場合、乗車券を来宮駅まで買うのは、到着時間によって熱海駅からバスか来宮駅から徒歩かの選択が広がるからである。伊東線のタイミングがよくて熱海駅までしか買ってないと乗り越し精算で損する(昔、東京から同運賃だから神対応されたときもあるけど必ずじゃない)。そんなふうに桜の花の場合は伊豆多賀まで買ってた。繰り返すが東京駅のすぐ近くまでの駅からの話。出発駅によって距離(料金)が変わるため方法もしくは通用しないかが決まる。
そんなことで、前投稿の件ならば東京駅から10分くらいに運賃の境界が見えた水戸も、ほかに立ち寄り場所を探せば損せずに行くことができるかもしれない。取手なんてところで下車しなければフリー切符「ときわ路パス」にありつけないなら、普通に切符を買って行くのにも都内で立ち寄るか、水戸の手前で何か探すのもよさそうだ。
| emisaki | 2018-02-03 Sat 09:32 | 交通::情報・考察・計画 |
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