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いい加減な事を科学ヅラして語る気象予報士ご一行様
2018年9月27日放送 フジテレビ「人気お天気キャスター大集合!異常気象の真実~ニッポンが危ない~」

 もはやマスコミの常套手段とも言えるのが「断片の事実は真相にあらず」なのに断片で語ることである。科学で語るものにとって恥ずべき行為であった。代表例として、以前調査してあって知ってたことがあった点を突くと、温暖化で富士山の永久凍土が溶け出すのと同時にメタン(CH4)が噴出するので温暖化が加速されるかもって話。おいおい、そこで噴出が想定されるメタンの量が地球全体で循環しているメタン量の何%なのかご存じなのかい? それ相応な量であるならば正しいが、ろうそくの火を灯したら温暖化するくらいのレベルで言われても危機を煽るためとしか思えない。番組全体として学研ムーか、はたまた田中隊長(世界の何だコレ!?ミステリー)はいつ出てくるのかと思ったよ。

地球環境を考える上でとしても「嘘」はいけない!

 意外と古い話で日本テレビ「電波少年」を放送してた時代にメタンの問題で松村が牛の息を吸いに行くとかいう内容だったかな。その企画が示してるように、地球上において火山など地質から出るメタンよりも家畜から出るメタンのほうが何倍も多いのである。なおかつ地質的っても全地球上のうちの富士山だけがいかほどなのか明白であろう。また、CO2とCH4の循環、吸収(分解)などのサイクルも違っている。それがわかってる人の発言ではなかった。CO2よりCH4のほうが温室効果ガスとして強いからって思い込みからの話に聞こえた。だから肝心の量について触れられてない。

 そういう奴がいるから大噴火するとCO2が大量に出て温暖化するとかバカなことを言うのが出てくる。現実は大噴火すると噴出物が長期的に大気中に滞留して入射光が減り寒冷化する(過去の地質学発表より明白。通称、核の冬だ)。やはり気象予報士は短期的なのと上っ面しか見てないのではないか。地表の観点からは高温のマントルじゃなく太陽の熱が起因していること考えてる節が見えない。通称 化石燃料においてCH4も大量に放出されるが、エコぶったバイオマス燃料においても地質的な発生と同等である量が作られている。それらの巨悪を前にして微々たる富士山の永久凍土からを語ったところで意味はない。

 信じるか信じないかあなた次第では、来年くらいまでは劇的猛暑が襲うだろうが、数年後には落ち着き、または2030年頃には暑くなるはず。みんなすぐ忘れるらしいが2006~7年もすごく暑かった。ヒートアイランド現象が考えにくい海風のある台場で初めてカメラの「熱暴走」に見舞われた年である。前に示したが桜の開花時期の変化も見事に約11年周期だったのだ(太陽の黒点の増減から見える短期的周期で近年は11年より延びている)。もっと長い期間での気温変化にも規則性が見られるのだが、気象予報士は地質学にて近代史じゃなく、数百年~何千万年前、加えて太陽活動を勉強してるのか?

 過去の恐竜がいた時代にCO2濃度が近年の10倍くらいあり気温が上昇しても植物が大繁殖していたとの地質研究からも、私は干ばつの危機よりも寒冷化における飢饉を怖がっている。本件は説の正しさを争うものではなく、来たるべき日に備える点からも、いい加減な情報は困る。

P.S.  軽い話でテレビは「約(やく)」を聞き間違えられると困るから「およそ」と言う。にも関わらず台風のことで「さいせっきん」という言葉を今年から連発するようになった。台風の動きとして「最接近」「再接近」の両方が考えられるわけで、この言葉の使用は不適格です。総選挙と同じで確実な意味を伴わない意図的な流行言葉でしかなく恥ずべきこと。

 繰り返すが、あたかも「上陸」したら危険と思わせる表現は気象庁からして間抜けすぎるので使うべきではない。害虫じゃねーんだから広い勢力範囲からして「上陸」への拘りは異常。先日、気象予報士が5回も上陸したことがあるとかバカなことを言ってたが、島国日本で台風の中心が海なら海上にされてしまうのだからコースによっては5回以上だってある。気象予報士の試験は難しいのだが、世間一般的に体感してるよう別角度で狂ってる人が増えすぎは大きな社会問題です。



<追記 2018年12月2日:
地球は「小氷河期」に向かっている? 海の異変から見える兆候
 各方面で言われてきたことで科学的見地からのこと。氷河期は温暖化が引き金になったとは聞いたことがある。「2100年の天気予報」なんて馬鹿なものを作ってるカネがあったら寒冷化での食糧飢饉に対処すべき。日本にはやっかいな火山が多いが、それが有力に働く日が来るのかもしれない。
 地球温暖化のプロパガンダばっかりだが、南極に降る雪は増えてたってデータが出てきたり、海洋上で氷が解けてるは同じ脅威でも意味が違うかもしれないわけだ。

 遺跡として残るカッパドキアなど巨大な地下都市は本当に迫害から逃れるためにあんなものが必要だったのか?迫害から逃れるなら、どうせ見つかれば同じなので地上でも地下でも変わらないはず。殺されるかもしれないのに巨大地下都市を造ってる余裕があったと強引に考えるより何らかの地球規模の気象変化に備えて作り長年と暮らしたと考えたほうが筋が通る。食物が育てられないほどなら死滅してるはずだから別の要因で地下である必要があったのだろうが、天変地異説を推せる証拠も見当たらない。>


| emisaki | 2018-09-28 Fri 12:54 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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